お疲れさまです! 寝ても疲れがぜんぜん、とれません。ヨボヨボの吉永です!
午後から雨になるでしょうプロデュース
「クライマガコ、宵をゆけば」@APOCシアター
本田光さんに撮って頂いた、楽日の写真。キャスト全員と、切り絵の松隈量さんにも入って頂きました。
上の左から浅倉万莉藻、切り絵の松隈量、木村淳、
下の左から真美子、大政明日香、村井美波子。
改めまして、ご来場頂いたみなさま、応援、ご協力頂きました方々ほんとうにありがとうございました。
アンケートもたくさん書いてくださり、メンバーみんなでゆっくり読ませて頂きました。
いつも、朗読はお客さま一人ずつの頭のなか、こころのなかで完成する、と言っておりますが、アンケートを読ませて頂いてたくさんの物語が生まれたことを思い、朗読とはほんとうに面白いなぁと……
そしていつもながら、書かれた言葉がみなさんそれぞれとてもすてきで、興味深く。
それぞれの人生がかいま見えるような。何度も、読み返していきたいと思っています。
またSNSで感想をお書きになって頂きました方々にも感謝を。この公演の宣伝にはホント悩むのですが、どうも難しくて。感想一言書いて頂くことがとっても励みになります。ありがとうございます。
それからわたしやキャストに個人的にメールやお手紙をくださった方々、宝物です、ありがとうございます。
今回は、当日チラシに書きましたが、『ないもの、なくなったもの、なくなりつつあるもの……』についてのお話で、ちょっと寂しくなってしまった方々もいらっしゃったようですが(ごめんなさい)、逆に『残るもの』『いまあるもの』に思いを馳せてくださった方々もいらっしゃいました。日常が愛おしく思えたり、ちょっと元気になったり、家族のために急に料理をしたという言葉がうれしく。
そして『ないものを想像する』ということが、朗読とも切り絵とも直接的に結びついていたため、今回はけっこうストレートに受け止めて頂けたのかなとも感じました。
想像することはたのしい、自分の中のなにかあたらしいものが動き出した感じがする、と言ってくださる方もいらっしゃいました。
お話自体は明るいものではなかったと思いますが、「たのしかった」と笑顔で仰る方々がいつもより多く、それがなによりうれしかったです。
ほんとうにたくさん悩みましたが、悩んだかいはありました。
またも正直に言って、12月という時期もあって客席は満席とはいかなかったのですが、しあわせな公演だったと思います。
照明、衣装、舞台美術、音楽、そしてキャスト5人の声とチームワークを誉めて頂けたこともしあわせです。
『よ』と『ば』は忘れないようにします、と言ってくださった方々、ありがとうございます。
来年どこかで抜き打ちテストしますよ。「最初は……?」「最後は……?」
前回も書きましたが本田光さんにゲネで写真を撮って頂きまして、今回はまとめて、宵をゆけば写真展を掲載しようと思っております。少し先になってしまいますが、また覗きにいらしてくださいますよう。
それまでまた時々、公演についてあれこれ、お喋りしにきます。
よろしければお時間あるときに、おつきあいください。
松隈量さんはインスタで、今回の切り絵の展示作品を少しずつ発表していかれるようです。もう一度観たいという方々、お越しになれなかった方々、ぜひこちらをおたのしみください。
https://www.instagram.com/ryo_matsukuma/
この公演が量さんのこれから新しい作品をつくるパワーに少しでもなっていることを祈りつつ。