午後から雨になるでしょう

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『アンダンテ』web写真展

 

さて、ゴゴアメ公演恒例のweb写真展を開催いたします。右のメニューボタンの「ゴゴアメ#10写真展」をクリック、またはこちらからご覧ください。

 

今回は会場に展示した本田光さんの作品も掲載いたしましたので、当日ゆっくりご覧になれなかった方、また来られなかった方もぜひ!

絵のようなすてきな写真です。フライヤーの写真と連作のような感じで、フィルムの穴が映っています。ただしフライヤーの写真は以前ここで書いたようにスプロケットロケットというおもちゃカメラで撮ったものですが、こちらの三作品はより狙いを出すために、別のカメラでフィルム穴が写りこむように(つまりわざわざ)工夫して撮っているそうです。

そして実は「アンダンテ」で上演した短編三作品にそれぞれイメージを寄せて頂いています。

左『クライマガコと夏の霜』、真ん中『スリッパ! スリッパ!』、右は新作『サンデー、サンデー』(上演順とは異なります)

といっても、朗読を聴きながら想像していくたのしみを邪魔しないように、そのもの、ではないようにと考えてくださったものです。光さんの中の連想、記憶、というところでしょうか。

 

今回は照明も音楽もなしでシンプルに朗読のみを聴いて頂こうと考えましたが、実際、お客様がどう感じられるかとどきどきでした。

あっと言う間の一時間でした、というお声をたくさん頂いて、ほっとしました。役者たちのおかげです。

会場ミレートスさんにある素晴らしくいいピアノを、演奏というのではなく、明日香に朗読の一部のように、語りのように、と弾いてもらいましたが、これもどきどきで、ピアノよかったと感想頂いてすごーくうれしかったです。

あの和音や、短いメロディは明日香が作ったものです。

それが最後にドビュッシーの「月の光」になるのはわたしのアイディアです。作中の、記憶のなかの小学校の廊下に合うような曲で、なおかつ、あとから出てくる月光に重なる曲を、と思って。

わたしはピアノ弾けないのでこの曲に決めてから知ったのですが、「月の光」の楽譜には「アンダンテ トレ エクスプレシフ」(ゆっくりと感情豊かに)とあるのですね。

呼ばれたみたいに、こんなふうに重なっていくことがあるのは、ものづくりのたのしいところで、そんなたのしみも実に久しぶり、でした。

 

朗読三作品についてはもう少しだけ、このブログで触れてみたいと思っております。

また覗きに来てねー!


吉永亜矢(2022年11月15日) カテゴリー: