午後から雨になるでしょうプロデュース#9 朗読公演
「クライマガコ、宵をゆけば 」
2019年12月13日(金)~15日(日)APOCシアター
ゴゴアメ好評企画、朗読による短編集。
今回は切り絵の展示と共にお届けいたします。
真冬の宵、ほろ苦くせつなくあたたかく……
作・演出■吉永亜矢
出演■
大政明日香
浅倉万莉藻
真美子
村井美波子
木村淳(演劇レーベルBö-tanz)
切り絵■松隈量
音楽■齋藤丈二
音響■川上清美
照明■志村雅幸
舞台美術■摂津工房
フライヤーデザイン■林拓郎
舞台写真■本田光
制作■J-Stage Navi
協力■川原宏幸
□タイムテーブル
12月13日(金)20時開演
14日(土)14時開演 18時開演
15日(日)13時開演 16時開演
※1階カフェにて切り絵展
カフェ開場と受付は開演時間の1時間前、2階劇場の開場は30分前です
お早めにお越し頂き、ぜひ切り絵展をおたのしみくださいませ
□お問い合わせ J-Stage Navi Tel.03-5912-0840(平日11:00~18:00)
□チケット(日時指定・全席自由)前売り2800円 当日3000円
11月6日(水)チケット発売開始予定
※チケット発売の詳細は10月中旬にこちらのHPでまたお知らせいたします
□午後から雨になるでしょうHP Twitterにて公演情報をお知らせしていきます 応援なにとぞよろしくお願いいたします
https://gogo-ame.jp/ Twitter @gogoame55
十五夜はたいていお天気が良くなくて(季節柄)、やはり曇ってましたが、雲間からけっこうきれいに見える時間があってしばらくみつめておりました。
ちょうど「クライマガコの恋と十三夜」という、ゴゴアメ朗読公演の旧作の短編を読み返していたところだったので。自分の書いたものを読み返すってほとんどしないのですが、新作準備中につき。
その短編の中に書いたのですが、十五夜を見たら十三夜も見ないと「片見月」と昔は言ったとか。
で、十三夜のほうは満月ではないのですが、晴れてよく見えることが多いのです。
今年の十三夜はいつかな……と検索したら10月11日でした。
あれ、なにかいつもより早い……なんだかとても焦る。もちろんお月様のせいではないのですが。
さて次回ゴゴアメ朗読公演は12月、12月! みなさまほんとうにいろいろお忙しいと思いますので、まずはとにかく日程をお知らせしておきます。
2019年12月13日(金)~15日(日)APOCシアター
ゴゴアメ朗読公演は前回は、本田光さんの「写真」と共にお届けしましたが、今回はまた、ビックリされるかも。(ぜひしてほしい!)
「切り絵」の展示と共にお届けいたします。
松隈量さんによる「切り絵」です。
量さんの切り絵はとても繊細で美しく、どこか不思議で、見ているだけで物語が生まれてきそうな作品です……
ヨシナガ大丈夫かとまた焦りつつ……
今年のゴゴアメは大人のクリスマス、ゴゴアメらしくちょっとへんてこな、ほろ苦くでも暖かく、すてきな公演をお届けしたいと思っております。
詳細はまた順次、お伝えしていきます。
どうか日程をスケジュール帳にメモしていただけますよう! お願い!
ブログご無沙汰してしまいました。
なんとか、やっております。
ご心配おかけしてしまっている方々にはほんとうにごめんなさい。
写真はどこも遊びにいけなかったわたしの夏の思い出。アジサイ。きれいでしょ。
笑っていいけど、自分をなぐさめるために最近、花を買うようになった。窓のプランターはお世話できなくてかわいそうなのでやらなくなって久しく、せめてと。
母のいる施設にいまは、週2回のペースで通っています。
昨年12月からいまに至るまで実に大・小さまざまなことがあり、思い描いたようにはなかなかいかず、でした。
それでも、施設の職員さんたちみなさんのおかげで、少しずつ、穏やかな時間を過ごすことができるようにもなりました。
わたしの毎日はあいかわらずで、週2回通うとあとは仕事するのに精一杯で(自分の能力の問題ですが)。どうもこう、右に左によたよた走り(もはや走れてもいない気が)疲れてバタン……と繰り返しだけで日々が、一年じゅうが、過ぎていく気がします。
でも今年もどうしても、ゴゴアメ公演をやりたいと、ちょっとずつ、ちょっとずつですが、準備しております。
一歩進んで二歩さがる……ような状態で、焦り、苛立つことも多いのですが。
しかし考えてみたら、ものづくりとは一歩進んで二歩さがることの繰り返しによってなるもので、ものづくりする方なら誰でもきっとやっていることです。そこをたのしまないとね。ま、苦しいけれども。
今年は、12月公演となりました。
ゴゴアメ朗読公演、クライマガコシリーズの新作です。
12月……とてもみなさんお忙しいときだと思うのですが、どうか、お時間いただけますように。
詳細はおって順次、お伝えしていきます。
2019年。あけましておめでとうございます。
写真は昨年10月ゴゴアメ朗読公演より。
公演終了後のブログをこの写真と一緒にもうひとつ書こうとしていたのだけど書けなかったのでした。いまごろですがもう一枚。
(撮影は本田光さん。舞台上のプロジェクター写真も光さんです)
11月くらいから母のことでいろいろありまして、いつ何があったかちゃんと順番に思い出せるのかわたし……というくらいほんとうに嵐のような日々でした。
毎日いろいろあるのはもはやこの数年の日常となっていたわけですが(いつまでも慣れない)、昨年末にかけてはひとつの転換だったかと。
といってもわたしは右に左に駆け回っているばかりでなんとも情けないものでした。
わたしときたら何ひとつ決断できず、何ひとつ解決できないな! と呆れました。
でもなんとか、母を囲んで家族一緒にお正月を迎えられたこと、それだけでいまは充分です。
そうできたことは直接、間接、実に多くの方々のおかげです。
感謝をどうお伝えしていいかわからないです。心で言います。
みなさま、ありがとうございます。
母のこと、たまにはここに書きたいという気持ちがあるのですが、母本人の知らぬところでわたしが勝手にあれこれ書いちゃうっていうのはどうか。と思うのと、実際、落ち着いてブログ書くような時間がなかなか持てず。(時間あるときは疲れきっていたり)
でもここに書くことでわたしと同様、親の介護世代の方々の少しでも励みになったら……という思いもあります。
しかし励みになるようなことわたしに書けるのかね? ともまた思ったり。
介護については、わたしよりもっとたいへんな思いをしている方々もたくさんいるのに、と。
まあそんなふうにいまも思いは散り散りです。
でもこの数ヶ月の間、辛いことのオンパレードのなか、介護の現場でたくさんの方々に励ましの言葉をかけて頂き、わたしも言葉をかけられるようでいたいなと、つよく思うようにはなりました。少しずつでも書けるといいのですが……(具体的に書かないと伝わらないし、具体的に書くとなるとやはり差し障りがあるかなと)
これからどうなっていくのか、まぁ正直、明るい気持ちにはなれないのですが、いまはとにかく少しでも自分が元気になりたい。母のことでこれからやらなきゃいけないことは山ほどあるし、またいつ緊急があるかわからないし(ないことを祈るが)、もうちょっとでいいから元気になっておかないと恐ろしいです。
そうしてわたしはわたしの人生ももっと取り戻していかないといけない。
とも思っております。
どのくらい動けるのか。
わかりませんが、精一杯やってみます。
そんなわたしですが、これからもわたしとゴゴアメをどうかお見捨てなきよう。
ああ、それから意外とTwitterをぽつぽつやっていたりします。
Twitterはやってない方も、午後から雨になるでしょうツイッターで検索すると見られますので、時々覗いてくださるとうれしいです。
あまり有意義なことはつぶやけませんが、自分のたのしみとしようと思っております。
ちょいちょい、ゴゴアメに関わってくださているみんなの活動もツイッターにてお知らせしていきますのでどうかよろしく。
Twitterやっていらっしゃる方は、フォローのお願いでございます。
なんせ細々とで笑っちゃいますが。そこは笑いながらよろしくどうぞ!
劇場で齋藤丈二さんのギターの音が響きだすと、始まる、という気持ちになる。
今回は公演終了後にも、頭のなかで丈二さんのつくってくれたエンディングの曲が流れている。
全部がいい曲でした、CDにして家でずっと聴きたいくらい、と打ち上げでわたしが言うと丈二さんは「あっはっはっは!」と大笑いした。なんで笑うのなんで。ほんとうなのに。
写真は引き続き、
午後から雨になるでしょうプロデュース 朗読公演
「クライマガコのための遁走曲(フーガ)」
本田光さんに撮って頂いた舞台写真からもう一枚。
短編「あめのま」より。出演は浅倉万莉藻。
少年が箱のなかに部屋をつくるという童話のような短編です。
これがいちばん好きでしたと言ってくださった方々、ありがとうございます。
まりちゃんの深い声で、ぞくぞくするすてきな作品に仕上がったと思います。
子供の話だからか、なぜか<過去>自分が経験したことのように感じた、という方や、朗読を聴いている<現在>自分の経験となって、ラストの短編「ときじくのかぐのこのみ」で、自分の大切な懐かしいものに出会え、涙が出た、という方もいました。
そのように感じていただき、とてもしあわせな作品でした。
ラストの短編の方は浅倉万莉藻+日替わりゲストの朗読で、三者三様にきれいな女優たちが、打ち上げで三者三様な言い方で同じこと、「もお! たいへんだった!」「たのしかったけど」と笑っていてうれしかった。
重たい荷物を軽々持っていただいたこと、村井美波子、金沢沙耶、真美子に感謝。
そういえばアンケートに、
「本と本がけっこんして赤ちゃんが生まれるところがおもしろかったです」
と子供のお客様が書いてくれていて、これが、(ゲストの)台詞の一部でありそういうシーンがあるわけではないのですが、きっと聴いていて、「見えた」のだろうな、と思い、いつもながら若い脳の想像力には感心します。
どんな絵なのだろうな。すてきなのでしょうね。