きょうは爽やかな天気ですね。うちで仕事しているだけでも、なんとなしに落ち着きます。ちょっとサボりにここへきました。
24日日曜、なんとまぁ二ヶ月ぶりに、母との面会が叶いました。
母がお世話になっている施設(いわゆる「有料老人ホーム」です)では制限付きの面会を設けてくださることになり、三十分間だけ、面談室で(ほかもちろんもろもろの対策とった上)。一家族二名までということで弟と二人で行って来ました。
母は……母なりにがんばりにがんばっていたのですが、今月入ってからくらいにぷすぷすいいはじめ(それも当然ですが)。
めまいやパニック発作を引き起こして看護師さんから電話を頂いたり、本人からのメールも訴えが続き、どん暗いメールも……
わたしはどうすることもできず。家にいた頃の、一番きつかったときのことを思い出してしまったり。
やっと少し穏やかに過ごせるようになってきていたのに……こんな形で崩れてしまうのかと思うと……なにかもう耐えがたく。
そんな状況だったので面会のお知らせはほんとうにありがたかった。
でも会っても散歩もさせてあげられないし……部屋の片づけすらできず(衣がえの時期でこの間は服を送ったりしてはいて)……といろいろ思ってしまうのだが、母の方は「会える」というだけで気持ちが少し上向いたようで、思ったよりは元気で、笑顔で会えました。
改めて、職員さんみなさまに感謝です……そして母にも感謝。
しかしもちろんまたいつでも会えるというわけにはいかないので……
今後のことを思うと苦悩は続きます。が、無事に会えたことをいまは喜びたい。
まだまだ施設・病院で、家族と面会できない方々も多いと思う。みんな早く会えますように。でも介護士さんたちや看護師さんたちのことを思うと、うーん、難しいですねほんとうに。
わたしは、電車に乗ったのも二ヶ月ぶりでした。
(もともと家で仕事しているけど、打ち合わせもオンラインなので)
わたしの家から母のいる方へ向かう電車は行きも帰りもたいがい空いているので、怖くはなかったけど、久しぶり過ぎて、「揺れる……」「景色が横に流れて行くのだな……」とかいちいち思ってしまった。
窓を見てると眩しくて目をつむり、自分がいまうれしいのか悲しいのか切ないのか不安なのかよくわからず、「でも、いい乗り物だよ、電車」とただ思った。
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