午後から雨になるでしょうプロデュース 朗読公演
「クライマガコ、宵をゆけば」
2019年12月13日(金)~15日(日) APOCシアター http://apoc-theater.net/
タイムテーブル、チケット予約についてはこちらをご覧ください。
ご予約頂きましたみなさま、ありがとうございます!
いよいよ明日から12月ですねー! 忘年会やイベントやお仕事……みなさまお忙しいと思いますがなにとぞ。まだまだご予約、お待ちしております……!
街はすっかりクリスマスですね。
ツリーを見上げながら稽古に通う日々です。これがわたし……イルミネーションやツリーを見るたび、こう、せかされるような、胸が締めつけられるような感じがするんですよ、たぶん、去年から。
去年のいまごろ母の具合が悪く、施設入所に至るまで激しい日々だったせいだと思います。
きっとわたしの『クリスマス感性』(なにそれ)が変わってしまったのだなぁ、と。
でも、きれいだな、とは思うのですけどね。だから、大丈夫です(なにが)。
ゴゴアメ朗読公演は、毎回、公演時期の季節感を大事にしてやってきたつもりで。
でもいままで「冬」というのはやってなかったのです。
朗読にはけっこうやりにくい時期だと思っていて。乾燥するし、芝居と違って、一人の役者さんが長いこと喉を使いますから……
それで今年、キャスト、スタッフのスケジュール調整で12月公演にするしかないかとなったとき、ひと悩みしましたが(お客様にとっても忙しい時期だし)、でも、このクリスマス前の時期の、街のきれいな季節感をとりいれられるのはいいな、一度、やりたかったんだよなあと思いまして。
と、わたしが話すとスタッフの方々にちょいちょい、
「クリスマスって意識しますか?」
「クリスマス……話に入れます?」
と聞かれました。意外ですかね、ゴゴアメのクリスマス。
「大人のクリスマスですね、きっと」と言ってくださった方に背中を押され、クリスマス直接関係ないけど、真冬の澄んだ空気や遠い空や、街を彩るカラフルな色を、声にのせて。お届けしたいなと思っております。
大政明日香、浅倉万莉藻、真美子、村井美波子、木村淳、5人の出演者、それぞれとてもすてきな声です。
それぞれ、色がある。その色が混ざり合って溶け合ったら、どんな色になるか……
ぜひ、聴きにいらしてくださいませ。
出演者一同、劇場にてみなさまにお会いできること、心よりたのしみにしております。