午後から雨になるでしょうプロデュース 朗読公演
(公演詳細は上のタイトルをクリックしてご覧ください)
2018年10月19日(金)~21日(日)APOCシアター
チケットご予約してくださった方々、ありがとうございます!
これからの方々、お待ちしております!
そして、はじめましての方、はじめまして。
ご無沙汰しておりますの方、ご無沙汰しております。
「午後から雨になるでしょう」というへんてこな名前の、プロデュース公演です。
今年の夏は酷い暑さでしたね。そして台風。集中豪雨。
どこかで災害が起きるたびに、辛い気持ちになります。
もう、「午後から雨になるでしょう」なんて呑気なこと言ってられないよなという気にもなってしまいます。
しかし本来は、呑気な名前の「午後から雨になるでしょう」です。
長いので略して「ゴゴアメ」と呼んでやってください。
ゴゴアメの朗読公演は、今回で、5回目の公演となります。
(回数を数えたり年数を覚えたりすることをしないわたし。いま、数えてみました)
最初は……2013年でした。最初はこの公演がどんなふうなものになるのか、ほんとうに本番になるまでわからなかった。
でもなにか、スタッフもキャストも夢中になって形を探っていたなぁ、と思います。
蓋が開いて、お客様たちの感想をお聴きして、はじめてこういうものができたのか、と、わたしはビックリしていたような気がします。その驚きがわたしを、どこか、この朗読公演というもののの「虜」にしたような気がします。
朗読公演というのはほんとうに不思議なもので、聴いている方のこころのなかで完成する、とわたしはいうけど、実際、どんなことが起きているのか……わたしにもいまでもなんとも説明しようがないものです。
どうか、体験しにいらしてください。
どういうものかは説明できなくても、とてもすてきなものです、とは言えます。
でも同時にこうも思います。
いまは、さまざまな技術を駆使した贅沢なエンターテイメントがたくさんあります。
それなのに、小劇場の芝居はアナログで、
さらにわたしたちの朗読公演はあまりにもアナログ過ぎて、
そんなものを観に来てくれるひとはこの先、減っていっても増えることはないのでは、と。
それでも、「そういうもの」があってもいい。
そういうものがないと、誰も困るひとはいないかもしれないけど、つまらない、とわたしは思うのです。
へんな名前のへんな公演へお越し頂くみなさまに、ひとときをゆっくりたのしんで頂きたくて、そのためにはなんとも猛然と、必死になってやっきになって、歯ぎしりしながらやっているわたしたちです。
滑稽かもしれませんが、それがわたしたちです。
みなさまにお会いできること、一同、こころよりお待ちしております。