午後から雨になるでしょう

「ゴゴアメ・メンバー」のブログ記事一覧

リニューアルしました!

 

WEBデザイン林さんにお願いして、このHPをリニューアルいたしました!

年末のトラブルを助けて頂いてから、引き続き、前から懸案だったリニューアルをお願いした次第です。

ぐっとシンプルに、見やすくなったかと思います。それに可愛く仕上げてくださいました。

二年間公演ができないままのゴゴアメですが、作業やりとりを通して林さんには励まして頂いたな、と。

ほんとうにありがとうございます!

今年はこのページを通じてなにか、ささやかなことでも、お知らせができますように!

 

しかしコロナ感染拡大中……酷いことになってますね。

軽症や無症状の方が多いとなると、そんなに怯えなくても良いとは思いますが、その分、感染が広がっていくのを止めようがないですよね。

先日、わたしの母がいる介護施設からもショートステイの方で陽性者が一名出ましたという連絡があり。母のことも心配もですが、お世話になっている職員みなさまのことを思うと……。

 

なにか心配ごとがあると、いくらふだんどおりに生活していても、心のどこかがずっと曇ってる感じです。

わたしとは違う状況でも、いまは、そういう人がたくさんいるだろうな、と思います。

ぴかぴかに晴れなくてもしょうがない。

たまには傘さして、たまには雨に濡れながらでも、歩きましょう。歩いていきましょう。

 


吉永亜矢(2022年02月07日) カテゴリー:

夏の終わりに

 

8月最後の日曜、30日にゴゴアメ夏のオンラインワークショップ、全4回の最終回を無事に終えました。参加者みなさまに心から、感謝。

台本を各回、続きもの形式で送っていったので、つまり締め切りもあり、どうなることかと毎回、焦りました。

前回ブログに「そんな大作じゃない。授業中にノート回して友達に読んでもらうようなもの」とか書いたけど、わかってないね、自分。そういうのがたいへんなんだよ、キミにそんな芸当ができるかね? 自分!

いや、終わってみたら、超・大作でしたよ。わけわからん、自分。

 

まず、長くて長かった。最終的な台本枚数がゴゴアメ朗読の一公演分くらいあった……参加者メンバーみんなこれには笑ってました。

お話はアンデルセンの「人魚姫」をモチーフにしたオリジナルで、以前ゴゴアメワークショップで書いた作品がありまして(台本のデータを見たら2014年でした。そんなに前だとは思わなかった……そのときも続き物方式だった)。

それを、あるひとつの思いつきがあって「あたらしく」書いてみようと思ったものです。なので、まったくどういう話になるかわからないというものでもないけれど、それでも、どうなるのか……前のよりつまらなくなるのは絶対に嫌だし、と、悪戦苦闘しました。

同時にオンラインでのワークショップでなにができるか……

「お試し」ではあるけど、参加者みんながすこしでもたのしめるように……とまたそこでも悩み。

ゴゴアメは劇団ではないので、公演がなければ特に集まることもなく、レギュラーメンバーとなりつつある仲間たちにはそれぞれの仕事や活動があってみんな忙しく。それでも集まってもらって、これをやる意味があるのか……と。

でもとにかくやってみて、わたしは毎回、苦しくもたのしかったし、次回への課題みたいなものも見えてきたし、やってよかったと思いました。

いろんなことを感じたり、考えたりしたのですが、一番は、仲間がいるっていいな、と思いました。一緒にトライしてくれる。わたし一人じゃなにもできないので。ありがたいことです。

それからゴゴアメ夏のワークショップとして定例化しつつあるのだけど、今回も、明日香がキャンディキッズ(明日香が教えているキッズダンスチーム)から二人を誘ってくれて。十代の女の子、ちっひー、すずなが参加してくれたことにも、力をもらいました。

画面のなかではあるけどすぐ目の前の二人が面白いって思う台本を書こうとすることって(大人参加者にもですが)、恐ろしくも、たのしい経験でした。

本はすこし寝かせて、推敲を重ねて完成させておきたいと思っています。

いつか……公開できますように!

 

しかし、ほんと、無事にできてよかった。と思うのには個人的な理由もあって。

最終回の台本はもうちょっと早くみんなに送ろうと思ってがんばってたんだけど、ちょうどラストにさしかかった頃、夜中に、母がお世話になっている介護施設から電話があり……

もう、口から心臓が飛び出すかと思った。(介護施設の利用者家族にはわかると思いますが! ほんとこれね!)

転倒でした。トイレに行ったあと、尻餅ついてしまったみたい。

頭も打たなかったし、ちょうど土曜の深夜だったというのもあり、様子見になったのですが、月曜には総合病院を受診してレントゲンをとってもらおうとなり。と、決めるまでは何回も施設の看護師さんと電話でやりとりして。厄介な感染症問題もあるし……

で、これもご存知の方はご存知でしょうが、病院に行くときは家族が連れて行くのですよ。だからわたしが行ったのですが……

あのね……もう……ほんと……不安だった……よ……

本人、痛くて座れないっていうので……リクライニングの車椅子を倒して寝た状態で。病院までは介護タクシーさんに連れて行っていただいたのですが、病院のなかではわたしが押して行くしかなく……結局、ベッドに移乗させるよりそのままのほうがいいとなって、院内をその状態でうろうろしました。すごい目立ちましたよ……

もうヘロヘロでしたが翌日も受診になったので、二日連続で大仕事でした。

この長きにわたって面会できないことに本人もわたしも困ってきたのに、二日連続、たっぷり半日ずつ、一緒に過ごしました!!

それを怪我の功名、と言う余裕は、ちょっとないですね。

 

レントゲンの結果は「圧迫骨折」でした。(大腿骨は無事!)

その日はちょうど、母の誕生日で。

診察後、廊下で車椅子に横になった母に、ボードに書いては顔の上に掲げて説明し、最後に「お誕生日、おめでとう!」って書いたら、さすがに笑ってた。

(ところでそのとき、これ、わたしがいま書いている『人魚姫』と妙にリンクしてるんですけど……どうしてこうなった?! と思いました。本を読んだ人にしかわからないことだけど……)

 

1日目は母がグッタリしていておとなしく、気の毒でわたしも泣きそうだったけど、2日目は「ずっと同じ姿勢だから首が痛い」(うん? 首は動くよね……? 首は自分で動かして、母? しかし伝わらず)とか、ああしろこうしろ、1秒ごとに文句。

もうね……

そんでなにか飲んだり食べたりしたがるから、まあ一緒に飲んだり食べたりもう半年間もできてないからねえ……

院内コンビニのサンドイッチとストロー付きのカフェオレ買ってきて。待合室の片隅で食べたよ。

あたし、どこにも遊びに行かないようにしてきて、まさか総合病院の待合室で、マスクはずしてなにか食べるとは……と思ったよ。
ま、こういう時のために遊んでないのだからいいのか? 知らんよもうあたしゃ。

 

なんというか、ワイルドな人生です、いま。すさまじく。

 


吉永亜矢(2020年09月03日) カテゴリー:

こんどは暑すぎ

 

ふだんからまったく運動しないんだけど、わたしのいいところは、けっこう歩くのよ。

それが母の介護施設に通うのと、仕事の打ち合わせと、どっちも行かなくなると、ものすごく歩かなくなって(先月スマホの歩数計見ると一日の平均歩数が去年の半分以下だった)すこし不安になってきたので散歩することにした。

自分の住んでるところでも、基本は駅とうちの間しか往復しないから、ぐるぐる歩いていくと、知らない街にいるみたいで、意外とおもしろい。

しかし、こう暑くなると……夕方にしてもかなりへばる。朝に切り替えてみることにしたけど……

ほんとうに異常な暑さ。みなさん、どうか大事にしてくださいね。

 

でもやっぱり夏空を眺めるのは気分がいいものです。

気持ちが滅入ってばかりいるから、余計にね。

この間、ゴゴアメのオンラインワークショップをやったあと、散歩に出たら虹が見えた。

これまで見たことないくらい、色がはっきりしていて、きれいだった。

ああこれ稽古場だったら「虹だよー」と言って、みんなでゾロゾロ「ほんとだ。虹だ虹だ」(語彙!)とか言ってるんだよなあ、とか思いながら歩いた。

 

前回書いたように、オンラインでは(ゴゴアメとしては)できないことが多いと思っていて、作品を完成させることは目指さず(ワークショップだしね)それでも作品をつくることのたのしさをすこしは味わったり思い出したり、できたらいいな、と考えていくなかで……

まず台本は書こう、と。そして毎回のワークショップで台本をすこしずつあげていく、「連載方式」にすることにした。

一番の理由は、役者のみんなに、いつものように「あたらしい台本が届いた」という経験だけはしてほしい、と思ったこと。

きっちり稽古を積んでいくものではないのなら、「初読み合わせ」のたのしさくらい、あったらいいとも思った。

あとは自分にそのくらいは課したかった。

でも、よく考えたら(よく考えなくてもそうなのに!)誰も頼んじゃいないのに、本書いて、送って、ってよくやるよ、と我ながら思う。

ひょっとして、いい迷惑……だったのかな……(まりに聞いてみるか……否、よそう!)

 

そして、いつもそう簡単には書けないけど(もちろん)、どういうのか、ものすごく、書けないのよ。

毎日、嫌なニュースがあって落ち着かないとか、母からのメールで心配事が多い、とか、理由はあるけど、それにしても、いちいち悩みながら書いている。

そんな大作を書いているわけではない。自分としては「これは学校で授業中にノートに書いて、友達に回して読んでもらってクスクスしてもらうようなもの」と思っているのだが、それにこれほど大汗かくことになるとは。恐ろしい。

まあこうブログを読んでいるあなたには、自分で罠つくって、自分ではまってる、という話で実にばかばかしいと思いますが……ふんとにね。なにさ。(逆ギレ)

まだ続きあるんでね、また書きます。

 

写真は「てるる」。かわいいよね!

てるるの活動もイベントはすべてつぶれてしまっているだろうし、どうしてるかな……逆に配信で忙しいかな、と思いつつ、なにか応援したくて、グッズを大人買いしました。

おまけしてもらったり、逆に励まされたりしたんだけど。ありがとう、てるる&てんちゃん。

これからも応援していますよ。

 


吉永亜矢(2020年08月14日) カテゴリー:

あじさい

 

ニュース見たら腹立って、何もかも嫌になりますが、怒ってばかりも疲れますね。

と光さんがメールをくれた。ゴゴアメの写真をいつも撮ってくれている本田光さんである。

ふと思い出してメールをくれ、とてもうれしかった。

わたしは腹を立てる気力さえなくなり、何をしていても悲しくなるばかり……になっていたから。

メールで少しお喋りをした。

家で映画を観ているという話から、「イエスタデイ」をおすすめしてもらったので、さっそく観てみた。

なにかたのしいのが観たかったところだ。

「ビートルズのない世界線」になぜか来てしまった(ぼくだけがビートルズを知っている!)という、まぁほんとそれだけではあるんだけど、ビートルズの名曲の数々とファンタスティックな映像が心地良く、すてきな映画だった。ほんとうは映画館でポップコーンを食べながら観るのにふさわしい映画だ(オッフ……!)

そう、いまこの状況で観ると、笑いながらもなんだか、胸に迫るものがあった。

 

いまや現実が、不条理な世界線に来てしまった……みたいだものね。(と、光さんにメールした)

時々、想像してしまう。目が覚めたら元の世界に戻っていて、この長い悪夢のことを、夫を相手にたどたどしく話すのだ。

「よく覚えてないんだけど……未知のウィルスが猛威をふるっている世界線で」「疫病! 怖!」

「感染防止のために人が距離をとるしかなくて……」「きつそうだね……」

「首相は一世帯に2枚布マスクを配って……」「なんで2枚!?」

ホントわけわからないことばっかりだった、と笑いながら、でもたぶん泣きながら話し、最後に「ほんとうに、怖かった」って言うだろうな。

……オッ……フ……

 

胃に来る日々です。少しの仕事と、手間が増えてなんだか時間とられる家事以外の何もできず苦しい。しかし、日々、がんばってなるべく「何もしない」ということをしているわけでもあります。これ……性に合わないよ……何かするよりしないというのはこれほどキツいことだったかと思わされてる。自分にいまできることといえば署名やささやかな寄付くらいで……

医療、介護、それから休業せざるを得ず危機に陥っているさまざまな業種を支援するための寄付、クラウドファンディングが立ち上がってきていますが、ひとつだけ、ここに書かせてください。

 

ゴゴアメ公演を何回も行ってきた、APOCシアターさんが参加しているクラウドファンディング、「小劇場エイド基金」です。

支援はまだまだ足りないところだと思います。

ゴゴアメ公演にいらしてくださったみなさま、もしも、ああ、すてきな会場だよね! と思い出してくださったらどうかこちらをご覧になってくださいますよう、お願いいたします。

 

https://motion-gallery.net/projects/shogekijo-aid

 

↓そのAPOCシアターさんでの公演の、そして本田光さん撮影の写真展です。

 

★ゴゴアメ2019年12月の朗読公演の写真展、「常設中」です。上のボタン、またはこちらから

 

 


吉永亜矢(2020年05月21日) カテゴリー:

ゴゴアメHP写真展

 

本日はみなさまにお知らせです。

昨年12月のゴゴアメ朗読公演「クライマガコ、宵をゆけば」の舞台写真を「写真展」として、このHPに載せました。

公演終了後からわたしが忙しさにかまけておりまして、もはや急ぐこともないし3月中にゆる~っと思いながら……4月になってしまいました。えへ。

たいへん遅くなりましたが、みなさまお時間あるときに、お茶でも淹れてゆるっと、眺めてくださるとうれしいです。

劇場1階カフェにて展示しました松隈量さんのすてきな切り絵の写真もあります! 公演中はゆっくり観られなかったという方々、またお越しになれなかった方々もぜひ。

 

あらためまして写真掲載を許可してくださった松隈量さん、またいつも公演のたびに撮影してくださる本田光さん、更新してくださったデザイナー林拓郎さんに感謝を。

 

このブログ記事の上にあります「ゴゴアメ#9写真展」のボタンから、またはこちらをクリックでご覧ください。https://gogo-ame.jp/?page_id=333

 


吉永亜矢(2020年04月01日) カテゴリー:
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