午後から雨になるでしょう

来週、開幕です!

 

午後から雨になるでしょうプロデュース 朗読公演

「クライマガコ、宵をゆけば」

2019年12月13日(金)~15日(日)APOCシアター http://apoc-theater.net/

 

タイムテーブル、チケット予約について詳細はこちら

 

ご予約頂きましたみなさま、ありがとうございます!

初日13日金曜20時からの回が、残席わずかとなりました。ご希望の方はお早めにご予約お願いいたします。

ほかの回はまだまだ、お席ございます。

どうかお友達、パートナー、ご家族、たまたまそこで出会った人、お誘いあわせの上いらしてくださいませ。

つかの間、日常を離れて、ワクワクフワフワ、頭のなかの旅へ、一緒に出かけませんか……?

 

さてこのブログで前回、「クリスマス」のこと書きましたが。

12月公演を決めたとき、すてきなイメージを抱きつつ一方ではリアルに、その頃、自分、どうなってるのかな……と思い暗澹たる気分にならざるを得ませんでした。

母は施設で一年目を無事に迎えられるのか。

無事だとしてもそれは去年と同じではないわけです。どんな状態で、そしてそこまでにわたしもどれだけ、なにを、乗り越えていかなければならないのだろうか。気が遠くなりそうでした。

でも考えても仕方がない、キリがないわけです。

 

それに、わたしだけじゃない、とも思いました。

事情はそれぞれ違っても、誰にとってもいろんなことを乗り越えて、そして一年が終わりつつある時期、なのだと思います。この作品を一緒につくる仲間たちにとっても。

そして劇場の客席に座ってくださる一人ひとりの方にも、わたしと同じかわたし以上に抱えているものがあるはずです。

あまりキラキラしてなくても、なにかそっと差し出せるものを贈りたいなと思いました。

くたびれた人だけにわかるなにかとか。泣いたあとの人だけにちょっと便利ななにかとか。

絶望しかけた人だけに笑えるなにかとか。ふらっときたけどうっかり墜ちちゃう落とし穴とか。

そういう、なにかのなにかです!

 

ここまで走ったり転んだりしてきました。もう少しです。もう少し走って転んできます。

劇場にてみなさまにお会いできること、心よりお待ちしております!

 


吉永亜矢(2019年12月04日) カテゴリー:
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