写真、関係ないけど一目ぼれして買った小銭入れ。かわいい。
だいぶ日にちが経ってしまったけど2月にやった「ゴゴアメ俳句会」のことを書いておこう。
え、俳句? そうなのだ。
そもそものはじまりは、明日香座長のお父様がゴゴアメの朗読公演を観にいらしたときアンケートに俳句を書いてくださったことがあって。それがとてもすてきな俳句だったのだ。
いつか、俳句を教えてもらう会をやりたい!
と明日香に言っていたのだが、明日香もわたしもこのところ、いろいろ互いに疲れに疲れている中、こんな時こそおたのしみ会をやろう、と明日香が立ち上がってくれた。うちの座長ってすごい。
で、明日香座長がレンタル会議室を予約してくれて、ゴゴアメ出演者メンバーなどに声をかけてくれたところ、参加者がけっこう、集まった。
さすがゴゴアメに集ってくださるひとは個性はそれぞれ違えどみなさん酔狂。「なんで俳句?」「なんのために?」とは誰も言わない!(いや言ったかも知れないが) そんなみんなと久しぶりに集まれるだけでもわたしはうれしく、お菓子でも食べながら束の間ゆるりとたのしみましょう......と思っていたら! 実際はかなりハードかつスリリング、予想を超えて面白く刺激的だった。
まず当日迄に明日香お父様「マッチ先生」より「一人三句つくってくること」という宿題が出て、本気でびびった。
わたしはわたしが言いだしっぺの癖に、自分が俳句をつくれる気がしなくて。
なんでかな、とにかくそういうセンスがわたしにはない、と思ったし、ないから惹かれるのかなぁとか思ったりした。しかし実際つくろうとしたらこれがまあほんとにできない。まず、五七五にならないんだよ! というか五にも七にもならないんだよ! 話になんねーよ! いままでの人生で気がつかなかったけど、生まれつき俳句ができないよう呪いがかかってたんだ、と思ったくらい。(わたし以外にも呪いがかかっているひとがいるはず、試しにあなたもやってみて!)
でも、頭のふだん使わない部分を使うような感じで、いいストレッチにはなった。気がする。
まあそんないい加減で意味不明な奴が言いだしっぺの会に、マッチ先生はとても真摯に、けれどもやさしくわかりやすく話をしてくださった。全部のお話が目からウロコ、だった。
マッチ先生は俳句は詠む(つくる)人から、それを読む人のものになるのだ、と仰っていた。
ああ、ゴゴアメの朗読と同じなのか、と思った。書いたわたしから、朗読する役者のものになり、それから聴くひとのものになる。
ゴゴアメで俳句会、やっぱりやってよかった。
いずれも個性派揃いの参加メンバーはもうさすが、みんなの俳句は全部、すてきだった。
おそるべし、と改めて思った。
これはわたしだけが落第か、と思っていたのだが、最後にマッチ先生から特別賞を頂いた。
なんと! わたしの句を短冊に書いてくださり、頂いてしまった。
いい字でみると俳句がよく見える! ああ! 家宝にします!
どんな句だったかはここに書かないよ! 恥ずかしい!
またこの「ゴゴアメ俳句会」は第二回をやりたい。
こんどはあなたもぜひ、参加しませんか。ちょいとハードだけど。