いまごろ雑煮の写真で笑われるかと思うけど、母直伝でつくったのでのせておく。
母の生まれ香川ではこの白味噌雑煮に餡餅を入れたりするらしい。わたしは白味噌雑煮は食べ慣れて好きだが、餡餅で食べたことはない。想像だけだと、ちょっときもちわるい。
一年前くらいは母はまだ料理をしていたけど、手がうまく使えなくなってきて料理は難しくなってしまった。料理上手だったのに残念だし、料理ができるとストレス解消にもなるんだけど。
で、たまに母にわたしが教えてもらいながら一緒につくればいいじゃん、と、提案したはいいけど、母の教え方が下手過ぎで困る!
どのくらい教え方が下手かって「バケモノの子」の『駄目師匠』くらいひどい。
そもそも目分量や自分の感覚が多過ぎて基本的に再現不可能。
あとどういうんだろう、だしパックを使うのだが違う種類を幾つか入れたりする、白味噌のときはそんなにだしを強くしない方がいいと思うんだけどなあ。
そういうわけでいつも、あとからわたしはわたしバージョンをつくる。
ミステリー通のMさん(と呼ぶことにしよう)に「ジェリーフィッシュ」面白かったですまた教えてください、と言ったらそうですかでは、とすぐにもう1冊おすすめいただいた。
こちらは昨年の横溝正史ミステリ大賞受賞作。
「虹を待つ彼女」(逸木裕・角川書店)
『晴』という死んだ女性の謎を追ううち『雨』という人物の影がちらついてくる。
『晴』と『雨』はどういう関係だったのか・・・とゴゴアメとしては読まずにいられないじゃないか!
主人公が嫌な奴っていうのがうまい。途中でいろいろわかってしまうのがちょっと残念だけどすてきな物語を読みたいという人はぜひ!
Mさんにまた電話しなければ。