2015年11月14日(土)→15日(日)
午後から雨になるでしょうプロデュース#6
朗読「クライマガコと雨ふりさざんか」
新宿眼科画廊 スペース地下 http://www.gankagarou.com/sche.html にて
詳細は「クライマガコと雨ふりさざんか」のボタンからご覧ください。
またはこちらから。
本公演はギャラリーにての「朗読」のため、席数を少なく設けておりまして、
14日(土)15時、18時 15日(日)11時、13時半、16時 すべての回が満席となりました。
これからのご予約はキャンセル待ちとなります。たいへん恐れ入りますが、お電話にてお問い合わせください。J-Stage Navi 03-5912-0840(平日11時から18時迄)
チケットご予約頂いたみなさま、ありがとうございました。
開場時間は開演の20分前です。
指定席ではありませんので、ぜひお早めのご来場をお待ちしております。
なお、上演時間は約70分を予定しております。
写真は今回の出演者たち、晩秋編その3。
左から大政凜(IVYアイビィーカンパニー)、大政明日香、浅川美也(劇団可燃物)、浅倉万莉藻(劇団可燃物)。
前回書いたように今回は二本立て!
1本が公演タイトルと同じ「クライマガコと雨ふりさざんか」というタイトル作品です。
――ぼくのうちの隣には、クライマガコが棲んでいる――というフライヤーの一文で、いろいろ想像してくださっている方もいるかなと思います。
実は昨夏の公演の打ち上げのとき。
打ち上げも二次会の、「宴もたけなわ」って頃というかぐだぐだになった頃ですね、わたしは隣にいた浅川美也氏に、「ねえー、どう思う? なんとなく頭ん中に文が浮かんでるんだよね。『ぼくのうちの隣には、クライマガコが棲んでいる』って」と言ってみると、そのとき既に完全に目がすわった浅川氏が「書け!!」と吠えたのでした......
実際それを書き出すまでには、季節が一巡り以上もしましたが。
ずいぶんいろんなことがありました。
その間、その短い一文からわたしはなんにも考え出してませんでした、でも、やっぱり、ずっと、心のどこか片隅に「棲んでいた」お話なのだ、という気がします。
「書け!!」と吠えた責任をとってもらおうか、と思ったわけではないですが。
「ぼく」は、浅川美也さんと大政凜くんの二人で、いわば「二人一役」で読んでもらいます。
ダブルキャストではありません。一緒に朗読します。
「え、それどうやるの?」と思った方も、「なるほど!」と思った方も、どうぞご期待ください。
もし浅川美也でなかったら、おばさん(失礼)とほんものの中学生を一緒の役でなんか、考えもしなかったでしょう。浅川美也だからこそ、です!
朗読ですから、演者を見ずに、目を閉じて聴いて頂いてもいいのですが(その方がいいという方もいらっしゃいます)、この二人は二人ともとってもいい表情をします。
それから時々、はっとするほど同じ表情を浮かべていたりします。時々、そっと眺めてみるのをおすすめします。
二人が創り出す少年は、かわいくて生意気で純粋でずるくて、けっこうタフ、だと思います。