先月のその長野日帰りの次の日、劇団可燃物の公演へ、千秋楽に駆け込み。
ヘロヘロで行って、作・演出家であるアサカワオトウトミヤとハグ。
「アニキ―、サーセンッ、ゴブサタシチマッテ......大丈夫スカ? 落ち着き次第スグに、スグに行きますんで!」と自分の公演中なのにアニキ愛に溢れるオトウトミヤだった。(行きますってどこへ行くのかと言うと酒を飲みにつきあいます。オレと飲まなければアニキが死んでしまうの意)
その日久しぶりのいろんなみんなと舞台の向こうと客席でも、走馬灯のように会った。走馬灯だった。わたし死ぬんかと本気で思いかけたよ!
パパになったばかりで忙しい長原翔くんとも会えた。帰り道歩きながらの短い間だけど喋った。息子くんは、新月の日に生まれたから「朔くん」と名付けたそうだ。すてきな名前だ。いつか使わせてもらう!
「はっさくの朔ですよ」と翔が言ってた言葉がなぜか残って、その後、スーパーではっさくを買った。はっさくを食べるのって、子供の頃以来な気がする。
すっぱいかなーと思ったけど、食べてみたらこれがさわやかな味。
最近はものすごく甘くて果肉が柔らかいオレンジがいろいろ出ているから、わたしもそっちが好きだと思ってたんだけど。はっさく、新鮮。
以来、すっかり大好きに。はっさくは実がしっかりしていて、切っても潰れないのでサラダに入れるのにもいい。写真はわさび菜と、真鯛でサラダ仕立てにしたもの。香りもいいから、朝、ヨーグルトに入れて食べたりもしてる。
稽古中べそかいてた翔、彼女ができたと自慢しまくってた翔、飲み屋で急に、ご報告がありますと正座した翔、なんか短い間にお前の、人生劇場たっぷり見たよ。おめでとう翔。
はっさく、お前も食べてくれ。