天然酵母をおこす気持ちの余裕がないのですが、買うよりはホームベーカリーで作りたくって。イーストでちゃっちゃと。コーヒーとシナモン、レーズンを入れたパン。これおいしかった。
さて。どんどんダメ人間が卒業していったので、吉永ダメ人間学校も(誰も入学した覚えがないでしょうが)残る生徒はあれー、一人になっちゃったのでは? 万年留年中のユタくん!
校長としてはキミと共に安酒をすすって卒業生みんなのシアワセを願いたい。じゃあ、ユタくん、乾杯!
と思ったら、ユタくんが「引っ越し」をするという。え!
19年も一人暮らしして仙人みたいになってんのに引っ越し!?
そ、それは......すわ、ついにキミも卒業か?
と思ったらどうやらそういうことでもないらしいけど、でもそういうことだと思おうと思えばなんとか思ったりできなくもない、そこには個人差があるが、ということだった。実に微妙である。
だがしかし。いまや、わたしは密かにそのユタくんをユタ大先輩と敬っているのである。
なぜならひと月前くらいに引っ越しのため、ユタくんが日々、猛然と、かつ、泣きながら、いろんなものを捨てはじめたからである!
ああっ、そうだ! わたしもそれを、やらなきゃいかんのだ!
もお校長辞めます! ユタ大先輩に続け! とばかりに日々、わたしも細々と仕事の合間にマメにマメーにゴミ捨て、はじめました。いやぁーこれは......確かに泣きますね......
なんと早くもスッキリしてしまったユタ大先輩(もはやわたしにとっては偉人!!)に比べて、こちらは前に進んでるのか? サッパリわからんのです。
ワンピースとか、誰か着ないかなーとまとめてみてはいるんだけど、ねー......カジュアルなものばっかだし、こんなん誰もいらないかー......あーあ。「衣装に使えるかも?」とか思うからたまってくんだよね。これからは絶対に「衣装に使えるかも?」と思うのは止める!
というわけで、ここでちょっとみなさまに失礼して、この場を借りての業務連絡を。
「実家屋」メンバーへ。(読んでるかなぁ)
延び延びになってる「新年会」(!)は来月末頃に開催予定、蚤の市付き。予定。
ワンピースや食器などオール0円! なんか欲しいものみつかるかも知れないから、紙袋でも持って来て。また連絡しまーす!
先日、幽霊と呑んだよ。
いや霊感なんかない。こんなことってあるんだなぁと驚いたよ。
おめでたいこと続きで結婚式に行って来たのだ。
とってもいいお式でした。会場もお料理も花嫁さんもドレスもなにもかもがすてきだった。
新郎くんが、チャペルに入場したとたん、ぷぷっとみんなに笑われていたけど。
「出オチ......?」 別におかしな格好をしていたわけでなく、ちゃんと正装していたのですが、あれだけなにかするたび、笑われる新郎くんというのは初めて見ました。愛すべきヤツなのです。
ダメ人間卒業、おめでとう!(卒業......したのか......? と不安がよぎったが気のせいだ!)
そんな新郎くんが、大変お世話になった方が亡くなっておられるのだが、披露宴の席次表にお名前があり(あれっ!)、名札があり、席が用意されていた(おおっ!)。
わたしの隣の席に。
うんなるほど。まず新郎くんへ。きみがそんなに律儀なヤツだとは知らなかった。
次に新郎くんへ。こういうことはさ、前フリしてくれよ、なんにも聞いてないよ、これどーしたらいいのさあたし? とみつめてみるが......あー新郎席で一気飲みしてる......と。
わかりました。承りましたよとにかく。
この場ではアレなんで、お祝いを優先させて頂きまして、で、それだけでもアレなんで、披露宴が終わった後に名札を頂いて帰り、某所でバーに寄り名札をテーブルに再び設置して、やっとその人と乾杯しました。
その人には、わたしはお世話になっていないというか、お世話になり損ねた。
なり損ねたことが悔しく、最近になってわたしは何度も、その人がいたらいま、一緒に呑みたい、いま話したいことがいっぱいあるのになー、と思ってた。
新郎くんはそのことは知らない。最近は新郎くんは大忙しだし、わたしもこの通り毛玉(春になっても)だったから、ずっと会ってなかったのだ。なのになんでか?
わたしの願いは叶い、いまこうして、その人と一緒に呑めている。
......あのねー会いたかったんですよ、ホント、死んでる場合じゃないすよ。
と大半絡み倒したからいい迷惑だったと思う。でもそんなふうに一度つきあってもらいたかったのだ、どうぞお許し下さい。
フシギな夜だった。
先月のその長野日帰りの次の日、劇団可燃物の公演へ、千秋楽に駆け込み。
ヘロヘロで行って、作・演出家であるアサカワオトウトミヤとハグ。
「アニキ―、サーセンッ、ゴブサタシチマッテ......大丈夫スカ? 落ち着き次第スグに、スグに行きますんで!」と自分の公演中なのにアニキ愛に溢れるオトウトミヤだった。(行きますってどこへ行くのかと言うと酒を飲みにつきあいます。オレと飲まなければアニキが死んでしまうの意)
その日久しぶりのいろんなみんなと舞台の向こうと客席でも、走馬灯のように会った。走馬灯だった。わたし死ぬんかと本気で思いかけたよ!
パパになったばかりで忙しい長原翔くんとも会えた。帰り道歩きながらの短い間だけど喋った。息子くんは、新月の日に生まれたから「朔くん」と名付けたそうだ。すてきな名前だ。いつか使わせてもらう!
「はっさくの朔ですよ」と翔が言ってた言葉がなぜか残って、その後、スーパーではっさくを買った。はっさくを食べるのって、子供の頃以来な気がする。
すっぱいかなーと思ったけど、食べてみたらこれがさわやかな味。
最近はものすごく甘くて果肉が柔らかいオレンジがいろいろ出ているから、わたしもそっちが好きだと思ってたんだけど。はっさく、新鮮。
以来、すっかり大好きに。はっさくは実がしっかりしていて、切っても潰れないのでサラダに入れるのにもいい。写真はわさび菜と、真鯛でサラダ仕立てにしたもの。香りもいいから、朝、ヨーグルトに入れて食べたりもしてる。
稽古中べそかいてた翔、彼女ができたと自慢しまくってた翔、飲み屋で急に、ご報告がありますと正座した翔、なんか短い間にお前の、人生劇場たっぷり見たよ。おめでとう翔。
はっさく、お前も食べてくれ。
先月は法事で長野にも行ったのだ。日帰りにしたため、朝5時に家を出ることになり、これはもー寝ない方がいいでしょ! って、寝ないで仕事したよぉ。まだ寒かったし、寝ないで正解。寝起きだったらわたしには耐えられない寒さだった。
東京駅に着いたら、まだお店もほとんど開いてなくて、開いてるお弁当屋さんはものすごいイキオイで人々が詰めかけてた。おーこんなにもみんなが朝ごはんを求めて! って驚いた。イキオイあり過ぎなんだけど、それでもなんか人間がかわいらしくも感じた。(妖怪目線だねこりゃもう)日々家でこもってるから、こんなに大勢がこの時間に動いてることそのものが面白いのだった。
ポットに熱いハーブティー入れて持ってったので、新幹線に乗り込み、やっと一息ついて飲んだ。沁みたなー。
北陸新幹線も開通しましたが、長野は今月から善光寺の7年に一度の御開帳というのがあるからいまは混んでるだろうなあ。(写真は善光寺ではないよ)
前回の御開帳は私も行ったのだった。あれから7年か......くらっとする。
これから長野にお出かけの予定のみなさん、駅ビルも新しくきれいになってますよ。地酒が飲めるおしゃれなコーナーなんかもあるよ。
ビックリしました、自分で。一ヵ月もご無沙汰してしまっていたのですねー。わー!
とにもかくにも、生きてます報告をしようと来ました! イキテマス!
もう誰も見てないかもーと思いながら、このページをいまご覧になってくださっているあなたに!うわーん・・・ありがとうございます。心からの感謝を。
ちょいちょい様子を覗き「まだかー」「イキテんのか?」とご心配をかけた方がいましたらほんとうにほんとうにごめんなさい。
かなりやつれましたが(痩せた! 痩せ禁止なのに!)病気はしてません。区の健康診断もいってきました。歳とった、やつれてる、なんか汚い、以外は問題ありません! (はっ、問題だ)
どこをさまよってたんじゃーっていう話ですが、まださまよい続けておりまして・・・
でもこれから少しずつ、またブログ書いていこうと思ってます。
少ししか人にも会えてないから、せめてここで! また会いましょう!
桜は母の家の近所で。