長四角のお皿、ひとめぼれの衝動買い。
秋の食卓に似合いそうで。
月曜祝日に一泊で長野へ行って来た。お盆に行けなかったので、お墓参り。
帰りの新幹線が新車両だった。新車両すごい。内装の色味や照明が落ち着いていて、なんか飛行機みたいで、飛行機よりゆったり座れる!
同じ金額ならぜひとも新車両に乗りたいなこれは。
ちょっとした理由があって、アンデルセン童話集を読んでいる。
岩波少年文庫から1・2・3巻(大畑末吉訳)で出ているのを買ってみた。
子供のころ、アンデルセン全集がすごく好きで何度も読んだのだけれど、どうしてそんなに好きだったか、覚えてなくて。
いま読んでもどうだろう、と思ったのだけど、やや、こんなに面白いのか、とびっくりしてしまった。すっかりはまっている。
アンデルセンとはみなさんご存知のように、子供が読むものとしては悲劇的な結末や暗い話も多いのですが、いま読んでみると、時代のせいか、翻訳の時代もあるかな、のんびりしているというのもあって、それだけでなく、独特の暖かみがある。
ユーモアもある。わたしがいちばん可笑しかったのが(みなさんがどうかはわからないけども)、「ナイチンゲール」というお話に出てくる「侍従」。
皇帝のおそばに仕える侍従の一人が、とっても身分が高くてですね、自分より身分の低い者たちがおそるおそる話しかけたり、なにかものを尋ねるとですよ、この人はただ「ぺー!」と答えるだけなのでした。だって。
ぺー!
そんなこと書いて次の行には「もちろん、これには、なんのいみもないのです」なんて書いてあって、噴き出してしまった。
アンデルセン、ふざけてるなあ。
どれか読みたかったら、「人魚姫」が入っているのは2巻(「ナイチンゲール」も)、おすすめです。