午後から雨になるでしょう

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ゲスト出演者紹介 祁答院雄貴

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午後から雨になるでしょう#5

絵+朗読 「クライマガコの恋と十三夜」 公演詳細こちら

2014年7月17日(木)→28日(月) 明大前キッドアイラックアートホール 5階ギャラリーにて

本日と明日、23日(水)24日(木)は細野健による絵の展示のみです。(13時から19時まで)

じっくり絵をご覧になっていただけます。お時間ある方、ぜひふらりとお寄りください。

*公演後半は25日(金)からになります!

チケットはほぼ完売しておりますが、27日(日)17時の回のみまだあります。ご予約お待ちしております。 J-Stage Navi 03-5912-0840(平日11時から18時)

 

さて、きょうはゲスト出演者紹介の続きを!

加藤更果さんに続いてのご紹介は、お待たせしました!

25日(金)19時半の回、26日(土)14時の回、18時の回に出演していただく祁答院雄貴(けどういんゆうき)くんです! なんと今週月曜に舞台出演が終わったばかり。お疲れさまです!

 
舞台稽古とのスケジュールをぬいながらの稽古でしたが、引き受けてくださりありがとう! その分、ほかのメンバーより早くから稽古をはじめ、一人で黙々と積み上げてきてくれました。

努力家・負けず嫌いとは聞いておりましたが、実にすごい。

「あなたでしかできなかった」と思っています!

雄貴くんをわたしに紹介してくださった、日頃からお世話になっているところのJ-Stage Navi 島田さんにも感謝を!

そんな尊敬できる雄貴くん、ですが、個人的なわたしの印象としては「おもしろい方だなー」とも思っておりまして。なにかツボなのかも! なんというのか、見ているといつも微笑まずにはいられないのです。疲れもどこかへ飛んでいきます。わたしはずいぶん、助けていただいているのですね。

 

本公演ではタイトル作品「クライマガコの恋と十三夜」ほか4つの短編を朗読。うち、ひとつはゲスト朗読(一人読み)になります。(ほかの作品にもゲスト参加あります!)

後半は3人のゲストが、それぞれ違う作品を朗読します。そのため上演時間も日によって、異なることに。だいたい1時間35分、それより少し長い日も短い日もあるさ、とお考えください!

朗読にちなみまして、本(なぜかわたしからのおすすめ本)と一緒の写真で、ご紹介しております。以下、吉永からのアンケートにご回答いただきました。

 

★プロフィール――簡単な自己紹介をお願いします

 

祁答院 雄貴(けどういん ゆうき)と申します。本名です。

ご先祖様に恥じぬ様に精進します。

 

また、ブログやTwitterをやっているので宜しければ、そちらも見てくださると嬉しいです。

アメーバ公式ブログ
http://profile.ameba.jp/kedowin/

Twitter:@kedowin505
http://twtr.jp/user/kedowin505


★今回の公演であなたはどんな作品を朗読しますか いまお持ちのイメージで

 

モノクロの世界に僕は存在していて、多くの人が行き交う交差点(渋谷のスクランブル交差点とか)のど真ん中で一人ぽつーんとしていたかと思えば、突然空から緑や青とかたくさんの色の絵の具が降ってきて色鮮やかに。

と言いたいのだけれども、モノクロのまま。

でも、最初のモノクロとは似ても似つかない景色に変わっている。

最後は、

誰もいない大草原に裸足で立っていて、地面を力強く踏みしめて歩いていく。

そんなイメージです。

 

この文章で上手く伝わるかわからないですが、とてもとても素敵なモノガタリなのです。

 

★写真は吉永からおすすめの本 雄貴くんには 樋口一葉の短編小説「十三夜」(岩波文庫) 本公演のタイトルにもある「十三夜」 内容はまったく関係ないですが 同じ月夜です これ・・・なにかが起こるわけでなく 淡々とした作品だけど 樋口一葉の文体って 躍動感あるんですよ 読まれてどうでしたか?

 

 
お恥ずかしながら、樋口一葉さんの事は存じあげていたのですが、きちんと読んだことがありませんでした。今回読ませて頂いた感想を一言で言うならば衝撃的な作品でした。そして、読んで思った事は

もっと素敵な男になろう。と思いました。やはり、日々精進です。

 
あら既にそんなに素敵なのに どこまで素敵になるのですか さいごにこのブログをお読みになっている方へメッセージを

お客様へのメッセージなどでは、いつも同じ事を申し上げているのですが、舞台は生身の人間がその日、その瞬間を舞台上、お客様の目の前を駆け抜けます

同じ時は二度と無く、僕は舞台の持っているその一回性の儚さが好きです

二度と無い時を、同じ劇場という空間で皆様と過ごせる奇跡を大切にモノガタリの中を生きていきたいと思います。

 

――雄貴くんに読んでもらう作品は、この公演の中でも特に、読み手と聴き手が一緒にイメージをつくっていけるものじゃないかなと思っています。

そして朗読とは芝居と違ってじっと動かず座って本を読む、という形ですが、全速力で駆け抜けていく雄貴くんの姿が見えてくるはずです。

疾走する雄貴くんと一緒に、時間と空間を駆け抜けましょう!

 

 


吉永亜矢 (2014年7月23日 09:35)  カテゴリ:
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