台風、どうなるんでしょう? どうかもうひどいことになりませんように。
しばらく本も読めなかったし、映画も観られなかった。
深まる秋、といえば読書ですよね。
風邪の日々はひたすら逃避がしたいと、キング新作上下巻本「11/22/63」を読んだ。
キングがいまなおキングなことに恐れ入った以外は・・・うーん逃避はできました。
あと書きによると、「シャイニング」の続編が出たそうで(日本ではまだ)ビックリ。
で、すぐ次には純文学(日本)を読んだりそのあと翻訳短編読んだりしてなんかむちゃくちゃ。
「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」(アンドリュー・カウフマン 田内志文訳 東京創元社)がおもしろかった。イラストに「影絵」がついているのですが、この絵が効いてる。きれいな本です。タイトルどおり奇妙な話ですが、わたしはその奇妙さそのものが凄いものより、奇妙なことに遭遇している人々の描き方がおもしろいもののほうが好きで、これはそっちだと思う。