午後から雨になるでしょうプロデュース#4
「カナタの石」
2013年9月18日(水)→22日(日) APOCシアター
チケット発売中! 公演詳細、ご予約は上の「カナタの石」ボタンから。またはこちらからでも。
なお客席数の少ない公演のため、なるべくお早めのご予約をお願いいたします。
今回の出演者は6名。ご紹介のため、出演者みなさんにアンケート形式で質問にお答えいただきました。(写真撮影・本田光)
この台本は、男たち3人にそれぞれ絡む相手役が1人いて、ちょっと連作短編集のような趣もあります。でも短編では決してなく、ひとつの作品なのですが。
どの男に、どの役者が、どんな関係で・・・は、観てのおたのしみ! ということで、いまは謎の3人の役のうち、最初のご紹介は、外山弥生(とやまやよい)さんです。
長文回答いきます! だそうです、たっぷりおたのしみください。
★プロフィール――簡単な自己紹介をお願いします
こんにちは。外山弥生です。前回のゴゴアメ(絵+朗読)には音楽で、今回は俳優で参加します。
落語もやってます。文章書いたりデザインしたりもします。マドンナの「お前には無理だって言われたことは全部やってみたかった」が座右の銘です。よく稽古場で喋りすぎます。呑み会でも喋りすぎます。帰ろうとしている人を引きとめて喋ります。自分が帰ろうとしてるときもつい喋り続けて電車を逃します。笑い声がでかいです。お芝居を観に行くと笑い声で存在がばれます。泣き声はそんなに大きくないですが、我ながらどうかと思うほどよく泣きます。あ、泣くのはお芝居や映画や小説や漫画で、です。現実世界では概ね上機嫌でしばしば喋りすぎながら過ごしています。得意なことは料理と子猫を育てることと一人ジブリで、苦手なことは片付けと植物を育てることと電車の乗り換えです。かばんがいつもぱんぱんです。今回のお芝居の中で自分と一番似ていると思うキャラクターは、主人公のスズキくんです。
★好きなお酒と好きなツマミ、またはお気に入りの飲み屋を教えてください
新潟の親戚のおじさんちで、おじさんと飲む瓶ビール。おじさんちの家の前に小さな畑が作ってあって、飲むときにきゅうりとかトマトとかもいできて食べます。最高です。
東京のお店だと新宿のBERKが好きです。なくならなくて本当によかった!
それと、落語をですね、焼酎亭景虎っていう名前でやってるんですけど、お客様に差し入れでいただいた景虎の梅酒が大変おいしくてハマっています。
★あなたが演じられるのはどんな役ですか
ここ3日考えたんですけど、どんな役かネタバレせずに説明するのが不可能......。
とても新しいのに普遍的なヒロインだなあと思います。
いや、ヒロインじゃなくてほんとは......
★今回の公演への意気込みを一言
最初に台本を読んだとき泣いてしまったんですけど、この台詞で感動したとかこのできごとが悲しかったとかじゃなくて、何か、エネルギーに圧倒される感じでうわーとなって、プラスの感情なのかマイナスの感情なのかも分からない感じで涙が出たんですね。
お客様にも同じ体験をしてもらえるよう頑張ります。
泣いてほしいとかじゃなくて、エネルギーうわーって体験を。
それで笑っちゃう人もいていいし、おなかが減っちゃう人もいていいんです。とにかく、この台本の持つエネルギーを、座組みんなで立体化してお客様にお届けしたいです。
★なんでしょうね、大きな事件が起きるという話でもないし・・・けど、役者6人全員のエネルギーをこめてもらえたらと思っています!
ではさいごにこのブログをお読みになっている方へメッセージを
劇場1階カフェのメニューは、カレーとジンジャーハーブティーがおすすめです。
――おなかがすいたら、カフェでごはん! ですね。ケーキもおいしいし、ビールも・・・
前回、「カナタの石」は本を書いてからキャストを決めていったと書きましたが、やよいちゃんは一番最初に決まったキャストです。企画が一歩ずつ進んでいくところにいてくれました。
作品と、それを作る現場を愛する力を持っている方で、わたしもとてもその力に支えられています。みなさま、外山弥生のパワーに触れにいらしてください。