先週は「カナタの石」打ち合わせ・出演者顔合わせなどありつつ、金曜迄の仕事の締切をひーひーで終わらせ、土日は法事で長野へ。
せっかくじわじわと這うようにマシになっていた首と腰に、次々とダメージが。ここで元に戻るなんてとんでもない、なんとか死守するべくヒッシ!
やってることは地味に新幹線で首枕してたり、よちよちストレッチしたりと、見た目はそうとう格好悪いけど、戦いですよ戦い。
たまたま長野は年にいちどのびんづる祭りで、夜はすごい人出。
踊る行列を見ながら少し歩く、なぜか迷子になった気がする。
ここはどこだったっけ・・・
そして朝は早くからお寺で長いながいお経のあとに、なぜか、フルートとピアノの演奏がはじまって。
ちょっと席をはずして、表の廊下で立って聞かせてもらっちゃった。(出た、自由!)
いやはや畳で座っているのはかなりきつかったけれども、外は風が吹いて涼しく、目の前には大きな古い木があって、眺めながら、蝉の声との合奏を聴いていると、まるで映画の中の情景に入っちゃったみたいな、ふいなる、不思議な時間でした。
そうしていると、この世にいないひとと、しばらく近い気持ちになれたし。
でも儀式が苦手って、いい加減ほんとうに恥かしい年齢なのですが。
黒ストッキングの破れたつま先を眺めて情けなく、姪っ子に「ほら」と見せて、きゃはきゃはとたのしそうに笑われてみる。
今週はすごく暑くなるみたいで。
わたしと同じよわよわのみなさま、しのいでいきましょう!