午後から雨になるでしょう

2013年8月のブログ記事一覧

演出・大澤遊 インタビュー 2

 

午後から雨になるでしょうプロデュース#4

「カナタの石」

2013年9月18日(水)→22日(日) APOCシアター

チケット発売中! 公演詳細、ご予約は上の「カナタの石」ボタンから。またはこちらからでも。

なお客席数の少ない公演のため、なるべくお早めのご予約をお願いいたします。

 


吉永から大澤遊さんへのインタビュー続きです。

――小劇場の演出家は作・演出兼ねている場合が多いので、遊さんは数少ない「演出家」の一人だと思います。(ただし構成台本は書かれていますが)演出に専念されている理由はありますか? 今回はわたしという作家との共同作業という面もありますが、どんなことを感じられているでしょう?

 

みなさんすごいですよね。才能があるのだと思う。僕は単純に本は書けないので。

でも僕はそれで良かったと思っています。自分で書かなくても素晴らしい作品はたくさんあるし、書いてくれる人がいる。それとやはり僕は書く事と演出する事は別にした方が良いと思っていて。これを話し出すと長くなる可能性があるので、今度お酒でも飲みながら(笑)

亜矢さん演出もする方だからヒヤヒヤですよ。ほぼ毎日稽古場にいて見てくれている。僕が言わなきゃいけないことも役者に言ってくれている。助かっています。稽古場に作家さんがいると、わからないことはすぐに確認できたり、直したい所があると、すぐに相談できるから嬉しい。

逆にどうですか? 初めてご自分の作品を他の人に演出を頼んでみて。

 

――やーわたし自身は日々、反省ばかりで・・・。

遊さんは役者たちと一緒に考えていく姿勢を真摯に貫かれているので、その邪魔をしないということだけは絶対だと、大事にしています。できたら、必要なときにいて、必要じゃないときは消えている、そんな都合のいい「雑用係」になりたいんですが。

役者さんたちみなさんそれぞれ、遊さんの演出をたのしみながら悩んでいると見えますが、わたしも一緒に汗かいてます。ココロの汗を!

キャスティングにはかなり時間がかかったので、稽古場でみなさんが揃って「やっとここまで来たかー」と感激してしまいました。

遊さんから見てどんなメンバーでしょう。

 

良い意味でバラバラな人たちですね。いまだにこの先どうなっていくのか予測が出来ない。

なんかみんなどこか抜けていて、稽古の日でも勝手に稽古がないと思っている人がいたり......自由です(笑) 演じる時にもそんな自由さが出てくると良いですね。

稽古が始まり二週間近く経ったいまでも、全員が稽古場に揃った事が無いというのは面白い。このまま本番まで全員揃う事がなかったりして(笑)

 

――本読みで一度揃ったきりですね。シーンごとの稽古にしているからでもありますが。

そう個性も演劇経験も全員ちがって。けど不思議とどこかが似ているような気もしてます。

そして、スタッフは遊さんが組んできた方々にお願いしました。どんなスタッフさんたちですか? またスタッフワークで心がけられていることがありましたら教えてください。

 

スタッフの皆さんは信用できるメンバーなので、大きな心配はしていません。助けられてばかりです。いつも思うんですが、音楽をこの作品のために作ってもらえるというのはとても幸せです。もちろん、あーだこーだ言いながら調整しながら作っていくのですが。

いつものスタッフさんたちがいてくれるというだけで、僕はすごく安心できるし、嬉しい限りです。

 

――最後にこのブログをお読みの方々へメッセージを。

 

初めましてですね。何度かゴゴアメのブログに名前だけ登場していましたが、その本人です(笑) 僕です、あれ。

まだまだどんな作品になるかわかりませんが、稽古場ではいつもワクワクしています。この気持ちをうまく作品にも活かして、観に来て下さる皆様に伝えられたらなぁと思います。

いままでのゴゴアメの公演とはひと味もふた味も違う作品になるのではと思います。ならなければ僕が演出として呼ばれた意味がない。頑張りまーす!  ひとりでではなく、関わって下さる全ての人たちと。

 

――ゴゴアメは毎回、違うことをやってきちゃってるのですが、いつもこのメンバーでなければできないことをやりたいと思っています。

既にこの現場もそうなってきているし、とってもいい空気です。

わたしは遊さんだからこそ、演出をお願いしましたし、お引き受けいただいたこと、心から感謝しています。芝居作りは苦しいことが多いですが、もの作りの苦しみはたのしみのうち。

稽古場にて、みんなの『たのしいこと』がたくさん、たくさん増えていきますように。

 


大澤遊さんでした。みなさまどうぞ「カナタの石」にご期待ください!

 

 


吉永亜矢 (2013年8月31日 10:41)  カテゴリ:
演出・大澤遊インタビュー 1

午後から雨になるでしょうプロデュース#4

「カナタの石」

2013年9月18日(水)→22日(日) APOCシアター

チケット発売中! 公演詳細、ご予約は上の「カナタの石」ボタンから。またはこちらからでも。

なお客席数の少ない公演のため、なるべくお早めのご予約をお願いいたします。

 

さて出演者ご紹介の前に、今回、演出にお迎えした大澤遊さんを改めてご紹介したいと思いまして、吉永からメールでインタビューをお願いしました。

2回に分けて掲載いたします。

一回目は吉永との「出会い編」というところから。

 

大澤遊 プロフィール

1980 年生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒。

演出助手として多くの舞台作品に携わる。

演出家としては自身の主宰する演劇ユニット「空っぽ人間<EMPTY PERSONS 」で活動を続けており、アクセル・ハッケの絵本シリーズ(演出と構成も)や谷川俊太郎戯曲などを手掛けてきた。ほか、外部演出作品も精力的に活動中。

舞台空間の作り方への斬新なアイディアと透明感のある演出は小劇場で異彩を放つ。

また、日本酒好き。

 


――忙しいところすみません、メールインタビュー、よろしくお願いします。

はじめの質問。きょうはなにか、たのしいことありましたか・・・?

 

ふふ。まだ午前中ですしね、今日はこれから楽しい事が待っていると信じています。

あ、毎日稽古場へ自転車で通うのはとっても楽しい事です。

通り慣れない道を通るから発見がたくさんあって。

 

――吉永が2008年の空っぽ人間公演「僕の王様」を拝見して、その企画と演出にとても惹かれ、会ってお話させていただいたのが遊さんとの出会いになります。あのときは見ず知らずのわたしからの連絡、それも仕事の依頼でもなく「ただ会って話したい」というすごく怪しい話に、気持ちよく会ってくださり、ほんとうにありがとうございました。そのときお聞きしましたがあらためて......。

絵本を舞台化するという案はどんなふうに思いつかれたのですか?

 

よく会いましたよね(笑)喫茶店のテーブルの上におおきな本が置いてあった。それが目印。

その時そんな話もしてましたか(笑)

どんなふうに...... 「僕の王様」より前は絵本を題材にしたことは一度もなかったんですが、あの時は本当に偶然「ちいさなちいさな王様」という本に出会って、そこに描かれている世界がとても好きで、自分が演劇をやっているからか、これを舞台にしてみたいなぁと。それがはじまりです。それから絵本とか童話の世界の面白さに気付き、続けています。

子供の頃には気付かなかった面白さが大人になって改めて読んでみると本の中にいっぱい書かれている。まぁ僕が大人かというと、それはどうかと思いますが(笑)

こんな話でした?


――ええ、そんな話でした。目印はゾーヴァの絵の「王様」とは別の本、「少年のころ」でしたね。その出会いからこの数年、遊さんの演出する作品や、演出助手で参加されている作品を観に行ったり、一緒にお酒をのんで話したりしてきました。芝居のことやお酒のことや、たくさんの会話の中から今回の企画が生まれました。この本にはわたしたちが好きなことや、一緒にのんだお酒も詰まっているとわたしは思っています。(結果かなり酒くさい本に)

初稿は去年の秋に読んでいただきましたが、その最初の印象っていかがでしたか?

 

こんな話をするとネタバレになっちゃうのかな。上がってきた初稿の中に、僕らが出会う前にメールで話していたポール・オースターの作品のような世界が描かれていて「おっ」と思った事を覚えています。

でそれは今使っている上演台本にももちろんそのシーンは残っていて。シーンだけでなく、なんとなくの全体の雰囲気もオースター作品をにおわせている。これが僕には戦いですね。だってオースターの描く世界好きなんですもん。なんとかしたいじゃないですか。

僕には「酒くさい」作品という印象はありませんけど(笑)

今は初稿がどんなだったかはっきりとは覚えていないのが事実です。すみません。

その時の印象よりも「今でしょっ」。


――はい、今です!

次回はその「今」、進行中の作品についてのお話を。

 

 


吉永亜矢 (2013年8月30日 11:59)  カテゴリ:
3人の男たち

2013.3-2.JPG

 

午後から雨になるでしょうプロデュース#4

「カナタの石」

2013年9月18日(水)→22日(日)APOCシアター

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たのしいことなんかないとか言ってたら、やよいちゃんに「原稿書き上がったときは?」と聞かれたんだけど、そうさなあ・・・(遠い目) 原稿上がったときってなにか、もやっとしてるというか、これでよかったのか・・・なにかまだないか・・・とか思ったり、ものすごく疲れてたり、ものすごく疲れてるのにすぐやらなきゃいけないなにかがあったり、むしろとってもたのしくない!

で、ぐーもーのむかーって、一口のんだらたのしくなるけど。

結局、酒か!

 

みなさまおたのしみの出演者のご紹介はまだ準備中なのですが、きょうもまた少しだけ。

前回と同じ日、今年春、ある居酒屋さんにての写真をもう一枚。

「カナタの石」のダメ男3人を演じてくれる3人と、やよいちゃん。

前回書いた長原翔くん(ふだんは眼鏡かけてる)と、持永雄恵くん、藤岡豊くん。

「雄恵」は「ユウホ」と読みます。いい名前だよねえ。

ユウホくんは一言でいうとすごくおもしろい人です。演出の大澤遊くんのプロデュース公演「空っぽ人間」に出演していて、そのときは『冷蔵庫』役でした。え、冷蔵庫?! そうなんです、うふふ。

今回のダメ男たち3人は「のんだくれ」の飲み仲間で、遊くんから「酒の匂いのするひとがいいと思って」とユウホくんを紹介してもらいました。酒豪です。

あの、お酒好きなひとっていうのは飲み方ですぐわかりますね。

それに比べてお酒好きっていうより、ただのぐだぐだなヨッパライというのもいまして。

ゴゴアメでは本も書き、出演もしてきた、ユタこと藤岡豊くんです。このブログには久々の登場、全国の藤岡豊ファンのみなさま、お待たせしました!

ご覧のとおり相変わらずでございます・・・・・・。

今回、酒豪の集まった稽古場なのに、みんな忙しくて実はそんなにのみに行ってないのよ。で、毎度まいど稽古が終るとユタが「行きませんか? 行かない。誰も? 行かない」と寂しく帰っていく様子がおかしい。

誰もつきあってくれないから、帰ってから無駄にランニングしてるそうで。「おー、走れはしれ」って遊くんに言われてるし。

で、ひとりで走りながら、「みんなと飲みにいくこと」を想像するとたのしくなって、そんなときは笑顔になって走ってるそうです。

 

もしや、お近くに藤岡豊が暮らしているという場合もございます。

みなさま、ぜひ夜道にお気をつけください。

 

 


吉永亜矢 (2013年8月27日 11:22)  カテゴリ:
スズキくん

2013.3.JPG

 

午後から雨になるでしょうプロデュース#4

「カナタの石」

2013年9月18日(水)→22日(日)APOCシアター

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出たね。お早めが。

稽古がはじまったら毎日が早いはやい! 仕事もあってひーひーしてました。

稽古場ではじめる前によく演出・遊くんが「なにかたのしいことありましたか?」とみんなに質問して、会話のキャッチボールをはじめるわけなのですが、わたしは「あるわけないじゃん、ひーひー言いながら来たわよ」とか言って後から叱られました。

会話を壁打ちしがちですからねわたし。以後気をつけます!(キリッ!)

 

さて写真は、いまの写真ではなく、今年春の、ある居酒屋さんにて。

今回の出演者のやよいちゃん(5月公演に音楽で出演してくれたやよいちゃんです)と翔くん。このときが初対面なのだけど、そんなふうに見えないでしょ?

お二人についてや、出演者みなさんについては、またいろいろとご紹介していきます。

きょうはちょっとだけ・・・

 

今回の企画にあたって、演出の遊くんと同じ年代の男たちの話はどうだろう、というのがさいしょにあって、30代のダメ男3人をメインにした台本になりました。

そして3人の中でも主役となるのが「スズキ」。チラシの裏にもある「スズキくん」です。

そのスズキ役を写真の長原翔くんに演じてもらうことになったのですが、実は、彼はまだ20代。若い! ジツに若い!

けど会ってお話してみて、翔くんにぜひ、とお願いしました。

年齢の問題はともかくとして、たいへんな役なんですが、翔くんには思いきりぶつかっていってもらいたい。どんな「スズキくん」になっていってくれるか、たのしみです。

全国のスズキくん、スズキさん、スズキちゃん、スズキッチ、応援よろしくです!

関係ないけど、わたし、魚のスズキ大好き。

つめたいワインとスズキのムニエル・・・(夢想)

 

 


吉永亜矢 (2013年8月24日 13:39)  カテゴリ:
公演まで一ヵ月

 

公演一か月前となりました。

午後から雨になるでしょうプロデュース#4

「カナタの石」

2013年9月18日(水)→22日(日) APOCシアター

チケット既にご予約いただいたみなさま、ありがとうございます!!

劇場にて、チラシと同じデザインの「しおり」、感謝をこめてお渡しします。

先着予約50名様までプレゼントのしおりですが、まだまだあります!

ご予約、心よりお待ちしております。

公演詳細、チケット予約は上の「カナタの石」ボタンから。またはこちらからでも。

 

 

暑いと買い物にも行けずヒキコモリっぱなしの母の代行買い物も、夏の恒例となりつつあるけど、今年はもう代行のわたしがヨロヨロになる暑さです。

で、なんとかがんばって行ったこないだ、母の買い物リストに、

「ハーゲンダッツ バニラ 5個」

とあって思わずつっこんでしまった。5個は多いだろう・・・5個は。

で、わたしにより、3個にさせられる。

「ひとつはあなたにと思ったのよ」とか言い訳するのがまた可笑しい。

今週まだまだ気温高いそうですね、みなさん、つめたいもののとり過ぎにはご注意を。

 

 


吉永亜矢 (2013年8月19日 12:06)  カテゴリ:
豚バラ炙り

butabara aburi.JPG

 

首・腰対策に、演出の遊くんから「バランスボールどうですかね」とすすめられてから、我が家のリビングに、ゴロゴロ転がっているのが既にあたり前の景色です。

パソコンの前で痺れはじめると、「ぐおー!」とか叫びながら、バランスボールに乗りにいって、あとはしばし無言で跳ねてます。

たいへん、ばかな様子です。

もうちょいスポーティな方だと様になるんでしょうけどね、なんせわたしですからねえ。

なおパソコン作業もバランスボールに乗ってやると良いらしいですが、さすがに、これでなにか文章を書くのは・・・集中できません。

 

ずっと体調悪かったから、最近、お酒のうつりこんだ写真がないよね。

これ「酒と肴」のコーナーなのに、「老化と対策」になってるよね。と思い、ちょっと久々に。

豚バラ炙り。焼酎と。なんかキレイに作れなかったんで、見た目悪いけど、すごーく美味しかった。香菜山盛りがポイント。(高山なおみレシピで香菜とネギに、柚子胡椒・ゴマ油少々を混ぜ合わせている)まあこれも夏バテ「対策」でした。

読書の話も書いてないので、ちょっとだけ、「夏休みのおすすめ」書いておきます。

本も、ほとんど読めてないのだけど。

「寝る前本」におすすめなのが、「なんらかの事情」岸本佐知子(筑摩書房)、ファン待望、翻訳家の6年ぶりエッセイ。もう読みましたか? いいですよ!

もう一冊、寝る前本。「脳のなかの幽霊」V・S・ラマチャンドラン(角川文庫)。一般向けの科学書、ユーモアもあってたのしいです。脳については興味が尽きない(解説、養老先生)・・・で、こっちは眠れなくなるかも。

 

 


吉永亜矢 (2013年8月17日 09:58)  カテゴリ:
マンゴープリン

mangopurin.JPG

 

 

プリンシリーズ、じゃないけど。

先日行った中華レストランのマンゴープリン。マンゴーの粒が入っていて贅沢な味でした。

久しぶりだったなあ、レストランで食事するなんて!

わたしより忙しいひとはたっくさんいるのに、ボロボロ度は高いなわたし!

 

さて、なんとか仕事の締切を上げ、台本の直しをやって、キャストのみなさんに送ったところです。

コピーとるのに汗だく。文房具屋の冷房がきいてないのとコピー機が発する熱で・・・まだコピーいかなきゃならないのが、恐怖。

初稿は一年前に書いたけど、その後、演出家と話し合って二稿、また話し合い三稿をつくりました。やっとここまできたよ・・・

前回ここに、「カナタの石」という長い旅、とか書いたけど、その旅で出会った、キャストのみなさんとはこれから一緒に最後の旅です。

最後の旅とはあっという間なのだけど、これはこれで長い。

稽古期間というのは違う時間が流れる。時間ない、時間ない、と常に慌てているんだけど、中身が濃くて、一週間は一昔前みたいに、いつも思う。

特にこの時期は、こんなに暑いのに、公演が終るといつの間にか秋風が吹いてたりして、ちょっとタイムスリップしたみたいになる、劇的な季節だったりする。

 

しかし、ふつうでなく暑いから稽古が少し心配。

みんな体調崩しませんように・・・

 

っていまつっこまれたよね、まずわたしか。毎度公演をやるたびに、劇場で会う方々に「痩せた!」「痩せた!」と「痩せ過ぎダメ出し」をされているので、今回こそはそう言われないように、なるべく健やかにみなさまにお会いできるようにしたい、それが個人的目標です。

がんばります。プリンを食べて。いやそんなにプリンに拘ってないから。

 

今夜は一息ついて、演出家と乾杯したい気分だけども、演出家は忙しくおまけに本日、引っ越しなのだ! 引っ越しおめでとう遠隔乾杯をひっそりするかな。

 

 


吉永亜矢 (2013年8月15日 10:11)  カテゴリ:
白プリン

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長野から帰ってまたふーふー仕事してました。

いよいよ来週から稽古始まるし。公演準備の用事が押してきちゃってて焦る。

けど焦りも疲れもドクターストップなので、焦らない。

『人生休みやすみ、騙しだまし』って書いて額に飾ってあります。嘘ですが。

 

台本(初稿)を書いたのが去年の秋。ほとんど一年前から、わたしはなんだか、「カナタの石」という長い旅をしてきているような。なんてカッコイイ言い方しちゃった。

 

いやはや、酷い天気ですねえ。猛暑に豪雨に。

あんなすごい雷ははじめて見たよ。長かったしね。

どうかもう少し穏やかな天気になってほしいものです。「午後から雨になるでしょう」なんてノンキなことが言えなくなりますからね。ほんとにもお・・・

 

写真はずーっと前の。中目黒にあるお店のものが別の場所に出店していて、買ってみたら美味しかった。種類いろいろあって、白プリンは卵白でつくってあって甘さ控えめ。また食べたいな。

 

 


吉永亜矢 (2013年8月13日 12:52)  カテゴリ:
お盆

 

 

先週は「カナタの石」打ち合わせ・出演者顔合わせなどありつつ、金曜迄の仕事の締切をひーひーで終わらせ、土日は法事で長野へ。

せっかくじわじわと這うようにマシになっていた首と腰に、次々とダメージが。ここで元に戻るなんてとんでもない、なんとか死守するべくヒッシ!

やってることは地味に新幹線で首枕してたり、よちよちストレッチしたりと、見た目はそうとう格好悪いけど、戦いですよ戦い。

 

 

たまたま長野は年にいちどのびんづる祭りで、夜はすごい人出。

踊る行列を見ながら少し歩く、なぜか迷子になった気がする。

ここはどこだったっけ・・・

 

そして朝は早くからお寺で長いながいお経のあとに、なぜか、フルートとピアノの演奏がはじまって。

ちょっと席をはずして、表の廊下で立って聞かせてもらっちゃった。(出た、自由!)

いやはや畳で座っているのはかなりきつかったけれども、外は風が吹いて涼しく、目の前には大きな古い木があって、眺めながら、蝉の声との合奏を聴いていると、まるで映画の中の情景に入っちゃったみたいな、ふいなる、不思議な時間でした。

そうしていると、この世にいないひとと、しばらく近い気持ちになれたし。

 

でも儀式が苦手って、いい加減ほんとうに恥かしい年齢なのですが。

黒ストッキングの破れたつま先を眺めて情けなく、姪っ子に「ほら」と見せて、きゃはきゃはとたのしそうに笑われてみる。

 

 

今週はすごく暑くなるみたいで。

わたしと同じよわよわのみなさま、しのいでいきましょう!

 

 


吉永亜矢 (2013年8月 6日 12:56)  カテゴリ:

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