疲れているので、豚汁を甘めに(いつもは唐辛子を入れるけど入れずに)つくった。
豚肉を塩麹でちょっと(30分くらい)つけたので、なかなかいい味。ほっとする。
隣は黒米入りごはんのおかゆ(朝の残り)。
長野ではごはんを食べる気になれず、食べてもなんだか食べた気がしなかったけど、おなかは急に空いたりする。
東京駅でゲットした焼き菓子を鞄にしのばせておいたのが、役にたった。
それから、たまたま髪を切っていて、よかったとも思った。
すぐ乾くし。まとめる手間もいらないし。
どうでもいいようなことで、ちょっと助かるなということってあるね。
そのちょっとが、非常事態にいるとき、ありがたいくらいに思えるものですね、ということ自体、きわめてどうでもいいことだけれど。
あちらでは毎日、朝が早くて、葬儀のあとに「お寺参り」というのがありとどめの早朝(寒いのよこれが)で、さすがに朝ごはん食べてる時間なくって、こういうときもあるかもと、買い物のついでに買っておいたパンを食べた。
あんぱんを夫と半分こ。
二人して、お位牌の前でかじった。
それがね、ものすごーくおいしくて。なんだろうこの食べものは?! と思った。
あんぱんってすごい。アンパンマン、だねえ、やっぱり。
あの朝のあんぱんの味、一生、忘れない気がする。