ゴーヤも塩麹で漬けると苦味が柔らかくなるというのでやってみた。
かつお節と合えて。ほんと、まろやかに。酒の肴にも良いです。
沼田まほかるの短編集が文庫で出ているのをみつけさっそく買って、読んだ。
続けて純文学を読んでると、エンターテイメントを読もうとしたら頭に入ってこなかったりして、「あれあれ?」となる。でもたぶん沼田まほかるなら、と思ったら、やっぱりすっと入っていけた。
小説ってエンタメとジュンブンに分けられてこともなんかフシギな感じもするが、最近はその中間的なものもあり、沼田まほかるは純文寄りのエンタメ、ってことになっている。むずかしくなく、おもしろく、オチもあって表現も味わえるという読者にはたいへんお得な読み物だよね。
「痺れる」(光文社文庫)全作品がすばらしく驚異的。
ところで解説を池上冬樹が書いていて(うれしい)、ある短編について「優しい手触り」と書いているのにちょっとびっくりした。
わたしにはその作品が、女の人生の茫漠とした虚しさが広がって、立ち尽くしてしまうような読後感で、やんなるくらい(作品としてはもちろんいい意味で)だったから、「優しい」かあ、そうか思いがけない言葉だな、と思ったのだ。男性と女性ではやはり違うものなのかしらね。
ん、あたりまえなことばっかり書いちゃったかな。
まだまだ暑いね、夏風邪の方もあちらこちらにいらっしゃる。夏風邪はきついよねえ!
のりきりましょう! みなさん!