七夕ですね、雨だけど。七夕って、なかなか晴れない。
流行り、というよりもう定番入りした感じの塩麹。
こうなったら、とわたしも初めて買ってみました。
塩分が気になってたのだけど、だいたいのことがやっとわかってきたし。
ほんとは自分で作れるとすてきだよね。
でもわたしは面倒なので、市販のものを。どれがいいかたくさん出ていて、サッパリわからないので、なるべく余計な成分の入ってないのをスーパーで、選んでみた。これは日持ちがしないのだけど、お試しだからいいかと。
塩麹料理はまた次回。
新潮6月号に載っていた小説、戌井昭人「ひっ」がとてもおもしろかった。
ダメな人間を描くのは芸と言いたくなるほど(ダメ人間描き芸)、既に多くの作品があるし、それらを越えるものはかなりきびしい芸の道、のように思うが、「ひっ」はすばらしい。
なにも考えていない男が、なにも考えないままふらふらし続ける、というのを小説で読んでおもしろいか、というとすごいハードル高いと思うが、ずっと読んでいたくなるほどおもしろかった。
もっとこのひとの小説を読みたくなった、読みます。
と、ここに書こうと思っていたら、この作品が芥川賞候補になってしまった。
山下澄人も芥川賞候補になってしまった!
演劇の作り手が次々、小説を書くのには参っちゃうが(わたしが参ることじゃない)、あたらしい小説が読めるのはしあわせである。
でも芥川賞はなーんかうっとうし!