ばたばたと出かけ、新幹線に乗り、ふう、となる。
東京駅で買った野菜とポークのお弁当。
ここにはあまり書けないのだが、去年、義父が入院してから、切ない日々が続いている。
行ってもなにもできることがなくて、ふがいないのだけれど。
それでも、できるだけ行こうと。
いろんなことを思う。たくさんの思いで、混乱してしまうほど。
友達や、身内の中でも、それぞれいろいろあって、いろいろの中身は違っても、同じ気持ちがあって、「うん」「そっか」と頷きあえるのが、救いかなあ。
そう多くを話さなくても、頷きが深くなっていく、それが歳をとること、か。
長野はほんとうに、まだまだ寒い。
でも吐いた息はもう白くなかったよ。