午後から雨になるでしょう

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しとしと

 


パーマ、くるくるは、なかなか評判がいいです。女性陣に!

よかった、しばらく、くるくるです。

 

きょうは雨......しとしと。

 

おととい打ち合わせの後、スタッフで食事、軽く呑んで、きのうも別の仕事でささやかに打ち上げ。二日続いて、お酒はどっちもそう呑まなかったのに、きょうはぼーっとしてしまってる。

きのうは久しぶりにお会いした三人のライター先輩方たちと共に番組の取材を受けて、そうゆうのがまったくダメなわたしにはたいそう緊張、凹む場でもあったのだけど(わたし以外のみなさんさすがで、答え方がうまい!)、同じメンツで机を囲んだら(そこは会議室でなく喫茶店だったけど)、なんか懐かしくて。もー、ねー。いつも助けられていて、とても尊敬していて、でもボケたりツッコミ合って可笑しくって。

 

関係ない話。デパートに行き喪服を買った。法事のことを考えていて、十三回忌ともなれば、家族だけだし、喪服じゃなくてもちろん良いのだが、お寺でお経をあげてもらうのだから、黒っぽい服で、ちゃんと見える格好で、というとこれが難しくって。そういうのまったく持ってない。

(というかすべてにおいて「ちゃんと」というのがない人生・・・)

困ったな、と思いつつ、そういえば喪服。と思考がずれていき。

急場で買ったことしかなくて、着られたらなんでもいいや、すてきなのは要らない、あまり気に入りたくないし、いまなにも考えたくないって泣き腫らした顔で試着して、「・・・・・・」

これはだめだろう! と思いつつ、これでいいです・・・、と買ったのしかない。

身長が高いと結構厄介なのだ。長めの丈を選んでも膝が微妙に出ちゃったり、ジャケットの袖丈は必ず短いし(冬場はそのちょっとがかなり寒い)、腕は上がらないし、見た目を気にする以前にキュウクツで、ともかくこれを脱ぎたい、ってことで頭がいっぱいになる。

しかし、なにもない時に、ゆっくり喪服を探そう、なんていう気持ちには、これまでどうしてもなれなかった。

喪服って見るだけで悲しいのだ。

それでも一度、見るだけでも見ないと、と。

「父ちゃん、きっかけをありがとう」と考えることにして、はじめて、トールサイズが置いてあるフォーマルコーナー(意外とないのだ)へ行った。

いやあ、試着してみてビックリ。身体に合うってだけでこんなにラクだとは。いままでがばかみたい。

うれしくはない買い物。でも、自分ひとりで実は困ってたってことって、小さなことでも、解決すると、ふへー、助かった、とちょっとほっとするものだな。

 

 


吉永亜矢 (2012年3月 2日 13:19)  カテゴリ:
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