オリーブオイルににんにくを弱火でゆっくり炒めてから取り出し、鰹をさっと焼いて。
にんにく・オリーブオイル・レモン・塩胡椒またはドレッシングでサラダ仕立て。これがいちばん好きな食べ方かな。
あっさりしたこの季節の鰹は、大好きで、いろいろにしてしょっちゅういただく。
やれやれ、朝、健康診断行ってきた。毎年、年度末ギリギリになる。
3月はばたばたするから次は絶対、早く行こうと思うのに・・・ばかだばかだー!
今週は月曜はみのりんの出演していた朗読劇の公演を観に行ってお酒を飲み、翌日は友のガス抜き要員(救急出動!)として飲み、久しぶりに連チャンしてしまってふらふらであった。
連チャンはもう無理と言いながらもよく飲んだ。
で、あとは焦りながらパソコンにしがみついてた。のろまなのだから、焦んなきゃいいのに・・・ね!
さてきょうはあったかくなるといってたけど、ほんとう?
風がつめたかったよー。
毎日ばたばたしてばかりいて、厭になって、先日、公園を覗いてきた。
久しぶりにたくさん歩いた。
満開の梅に「わあ」「わあ」と他愛なく口を開く。
そこらじゅうがいい香りだった。
曇り空の下の梅の花も、いいものだな、と。
今年は桜も遅くなるね。
きのうは父の十三回忌で。
ちょうどお墓の上に桜があるのだけど、この桜はなぜかいつも、ちょっと早めに咲くのに、今年はまだまだ固そうな蕾だった。
お寺でお経をあげてもらって、少し泣いた。時の流れに。
遠く形のないものが、近くにそっとしばらくいてくれるような気配に。
そのあとは、たくさん呑みました、とさ。
春野菜シリーズ。パスタにするのもいいよね。
まだ寒いこの季節は、クリームソースが食べたくなる。やさしい味が春野菜に合うし。
最後にちょっと島唐辛子(粉)をふってみたら、これがまた美味しかった。
円城塔「これはペンです」(新潮社)を読む。
わたしに円城塔がわかるのか? と思ってさ。
わけわかんないものって、みなさんもおご存知のとおり、わたしは好きだけど、インテリにしかわからないものとなると話は別で。降参するしかないのだ。
「わかるわからないじゃないよ、小説なんだから」というのなら良いが(わたしは良い)、そういうものとはちょっと違う気がしていて。
「これはペンです」と「良い夜を持っている」の二作品が収められている(連作ではないが、共通点がある)が、この「良い夜」がわたし、良くて、少し驚いた。
わかったのか、と言われたら、やっぱり、わかっちゃいないのだ。
どういうことかなあ、と考えてみて、ここに書こうと書き出すと、それなりにもっともらしそうに書き、けど、なにか違うな、いや、ぜんぜん違うな、と思えてきた。なので、伝わりにくいままに、書くことにした。
文章と文章の間をひたすらさ迷っていれば心地良い、とは言えず、ぼこぼこと引っかかってしまう。たどたどしいのは、けれど、作品ではなくわたしなのだ。
それでも「良い夜を持っている」の、自分の頭の中の街をさ迷う「父」を追いかけて、文章の間をさ迷うしかなかった。描かれない夜が見えて、消え、最後はなぜか切なく。
うーん伝わりにくーい。
ばたばたと出かけ、新幹線に乗り、ふう、となる。
東京駅で買った野菜とポークのお弁当。
ここにはあまり書けないのだが、去年、義父が入院してから、切ない日々が続いている。
行ってもなにもできることがなくて、ふがいないのだけれど。
それでも、できるだけ行こうと。
いろんなことを思う。たくさんの思いで、混乱してしまうほど。
友達や、身内の中でも、それぞれいろいろあって、いろいろの中身は違っても、同じ気持ちがあって、「うん」「そっか」と頷きあえるのが、救いかなあ。
そう多くを話さなくても、頷きが深くなっていく、それが歳をとること、か。
長野はほんとうに、まだまだ寒い。
でも吐いた息はもう白くなかったよ。
確定申告終わり、ジッと手を見る。
さあみなさんご一緒に。はい、ジッ。
万が一、稼ぎまくって笑いが止まらないという方がいましたら、わたしの手でも見てください、はいっ、ジッ。
・・・体感は忙しいのに、忙しいのは体感だけなのよね。まったく要領が悪い、というか悪いのは要領だけじゃないのだけど・・・ええわかってるのよ、でも医者から止められてるから、わからないフリをしてるの。
春野菜おつまみシリーズ。アスパラとさやえんどうと、牛ひき肉の炒めもの。これはNHKの「きょうの料理」でやっていて、へーひき肉とねー、というのが意外でつくってみたもの。
アスパラは先に炒めて取り出すのがこつ。ひき肉・ねぎ・しょうがを炒め、後から唐辛子(辛味控えめにするため)。砂糖・酒・しょうゆを入れてまた少し炒めてから、アスパラを戻し、胡椒をふって、最後に絹さやを入れ炒めあわせる。ごはんにもいいね!
絹さやもまた好きで。味噌汁に入れるのももちろん良いけど、さっと炒めるのも美味しいものだよね。
雨降って寒そう。さっ、仕事して、掃除もざっとしとかないと。
あしたは長野。
この数日は家で地味に仕事、週末は「真冬の寒さ」と言っていたね、うちにいるからいいか、というとよくはない、さむいよ!
地味で地味でたまらないので、酒のつまみの話でも。
あさりの酒蒸し、トマトと卵炒め。
酒の友、でもどちらもごはんにもいいよね。
そしてどっちも簡単だけど、こういうシンプルな料理ほど、おいしくつくりたいもの。あれこれやり方を試してみるけど、これでカンペキというのがなかなかできない。
ずっと前に居酒屋で、とってもおいしいあさりの酒蒸しを食べて、どうやったらこんなにおいしくできるの? と聞いたら、店長が腕を叩いて笑っていた。「あさりへの愛情」だって。またまたぁ。
でもカンペキじゃない腕に寄るものでも、口に入れたらやっぱりこれこれ、ってにんまりできる、うれしいものでもあるよね。
たまに覗く小さな花屋さんで買った。お父さんとお母さんでやっている、町の花屋さん、という感じの店で、華やかなアレンジメントなどはないのだけれど、実は質が良い花を、非常に安く(都心のお洒落な花屋さんに比べると半額くらいも安いのじゃないかな)売っている。
「とってもいい桃ですから、咲きますよ」とお店の方が言っていたとおり、ぽわぽわと花が次々に開いていく。うわ、生きてるーという感じ。(生きてます)
これは数日前の写真で、いまは満開。
原稿の直しにことのほか時間かかり、いま送った。さあ埃だらけの床だけからなんとかするか。桃がかわいそうだ。
友達の、いくこさんから、とてもかわいいポストカードが届いた。
お店でみつけて、ふとわたしを思い出してくれたと。
うれしいーー。
絵も色もなんとも良くて、何度も眺めてる。
好きになるものは自分より、友のほうがみつけてくれたりする、このうれしさよ。
あー春が待ち遠しーですね。
もうロングダウンは重くて着たくない、なのに寒くてやっぱり着てしまう。
きょうも東京はぼわんと曇り空です。
さて3月に入り、こちらの番組もいよいよ......。
来週12日月曜深夜放送予定の11話から最終話13話まで、連続3話、吉永脚本担当回です。過去の思いを未来へ繋いで......の巻き。
もちろん、今週もぜひお見逃しなく。
パーマ、くるくるは、なかなか評判がいいです。女性陣に!
よかった、しばらく、くるくるです。
きょうは雨......しとしと。
おととい打ち合わせの後、スタッフで食事、軽く呑んで、きのうも別の仕事でささやかに打ち上げ。二日続いて、お酒はどっちもそう呑まなかったのに、きょうはぼーっとしてしまってる。
きのうは久しぶりにお会いした三人のライター先輩方たちと共に番組の取材を受けて、そうゆうのがまったくダメなわたしにはたいそう緊張、凹む場でもあったのだけど(わたし以外のみなさんさすがで、答え方がうまい!)、同じメンツで机を囲んだら(そこは会議室でなく喫茶店だったけど)、なんか懐かしくて。もー、ねー。いつも助けられていて、とても尊敬していて、でもボケたりツッコミ合って可笑しくって。
関係ない話。デパートに行き喪服を買った。法事のことを考えていて、十三回忌ともなれば、家族だけだし、喪服じゃなくてもちろん良いのだが、お寺でお経をあげてもらうのだから、黒っぽい服で、ちゃんと見える格好で、というとこれが難しくって。そういうのまったく持ってない。
(というかすべてにおいて「ちゃんと」というのがない人生・・・)
困ったな、と思いつつ、そういえば喪服。と思考がずれていき。
急場で買ったことしかなくて、着られたらなんでもいいや、すてきなのは要らない、あまり気に入りたくないし、いまなにも考えたくないって泣き腫らした顔で試着して、「・・・・・・」
これはだめだろう! と思いつつ、これでいいです・・・、と買ったのしかない。
身長が高いと結構厄介なのだ。長めの丈を選んでも膝が微妙に出ちゃったり、ジャケットの袖丈は必ず短いし(冬場はそのちょっとがかなり寒い)、腕は上がらないし、見た目を気にする以前にキュウクツで、ともかくこれを脱ぎたい、ってことで頭がいっぱいになる。
しかし、なにもない時に、ゆっくり喪服を探そう、なんていう気持ちには、これまでどうしてもなれなかった。
喪服って見るだけで悲しいのだ。
それでも一度、見るだけでも見ないと、と。
「父ちゃん、きっかけをありがとう」と考えることにして、はじめて、トールサイズが置いてあるフォーマルコーナー(意外とないのだ)へ行った。
いやあ、試着してみてビックリ。身体に合うってだけでこんなにラクだとは。いままでがばかみたい。
うれしくはない買い物。でも、自分ひとりで実は困ってたってことって、小さなことでも、解決すると、ふへー、助かった、とちょっとほっとするものだな。