午後から雨になるでしょう

2012年2月のブログ記事一覧

くるくる

 

 

日々マジメにやっていたら、ちょっぴり、つまらなくなったので。

ああそうそう、ニュートリノが光よりも早い、というあの実験結果はマチガイだったかも、というニュースがあったね、つまらなくなりましたね。

それで、美容院に行ってパーマをかけました。くるくるに。

どのくらい、くるくるか、というと、そうね、西秋くんくらいには(プロデュース公演お疲れさまでした!)

え、言ってる意味わかんない? 何行目から? あ、一行目!

 

パーマなんて、何年ぶりか。もうかけないと思ってたよ。

出来心で。なめてた。巻いたら頭が重いし、全体にぼわっと痛いし、弱々のわたしには無理だったかと。「どこか痛いところはありませんか?」「......うん痛......い、けど、どこかっていうのはわかんないのね」「あーですよーねー......」って巻いてる美容師さんこそたいへんで。終わったときには、打ち上げしそうになった。

 

すごいです非日常効果。鏡見るたびに、おもしろいもの。

たぶんね、あたしだとわからないと思うわ。誰? って感じよ。

よく創作物に描かれがちな「退屈な日常」あれもうね、パーマかけてください。って話よね。

 

んでもたぶん、すぐに、ふつうにぼさぼさになるね。もうきょうにもね。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月28日 11:51)  カテゴリ:
さばの塩焼き

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なんだかんだやっぱりいちばん、な、サバ塩!

日本酒、酔鯨のいいのをみつけて思わず買ってしまった日の肴。

 

さて、パソコンにしがみつきうんうんうんうん唸っていた間に、少し暖かくなったり、戻って寒くなったり、寒くなったりしていたね。

戻らなくていいから......!

ほんとに大半パソコンにしがみついていたが、間にちょこちょこと来月の法事の準備など。今年、父の十三回忌だったのだね。

そんなに経ったのか、早いとも思うし、その間にあったことを思えばいろいろすごくたくさんで、どちらもうわーとなってしまう。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月27日 13:14)  カテゴリ:
いんげんのゴマ和え

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ゴマ和え、ちょっとだけ明日香味噌を入れてつくってみたら、おいしかった。

マグロは切り立てにつられてつい買ってしまったもの。ゴウカ!

 

先日、映画「アニマル・キングダム」を観てきた。

オーストラリアの監督デヴィッド・ミショッド長編デビュー作。

壊れかけの王国に放り込まれる少年。弱くてバカなガキが、自分の意思で動き出すまで(たとえなにも得られなかったとしても)。

どこか、長い小説のようなイメージがあるが、映画にしかできない語り口の映画。観終わると調子にのって映画どんどん観たくなった。でも今週はみっしり仕事なのだな・・・・・・

これ、あんまり入ってないんじゃないか? と思ったから書いとく。「おすすめ!」

けど、お話にしか興味持てなかったり、手際良く見せるものばっかりをいい作品だと思っているようなひとには、確かに向かないかもな。へんだよなあ、それ、と思うが。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月21日 13:15)  カテゴリ:
おやつ

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神戸のTOOTH TOOTHのマドレーヌ。

旅行に行ったのがだいぶ前になってしまった神戸。また行きたいなあ、なかなか行けないのよね。

 

雪が散らついた夜、ペンギンプルペイルパイルズの「ベルが鳴る前に」(下北沢本多劇場)を観てきた。(これチラシもすてき)

あまり情報をチェックしないわたしなのだが、前から気になっていたのだ、ペンギンプルペイルパイルズ、はじめて観た。よかった、また観たい。

すばらしい美術。不安定な夢の中にいるような舞台だった。

ただ前半、役者たちの芝居のテンポが上がらない気がしてしまって、読むともっと面白い戯曲じゃないのか、と思っていたら芝居が上がってきた感じがぐっとしてきて、ああ、こうだよね! ってはじめて観た客なのにそれどうなのか、ほんとのところはもちろん、わからない。

でも客だから好き勝手に、どうなってたかなー、と後から考えてみて幾つか、こうかな、ああかな、と思うところがあったけど、それも、わかったわけではない。

芝居って難しいなー、とちょっとうれしげにしみじみするばかりだ。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月19日 10:12)  カテゴリ:
ほたるいかとあさつきの酢味噌合え

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最後の寒さらしいけれども、さ、寒過ぎる・・・

食卓には春の兆し、ほたるいか、あさつき。あ、隣のは里芋サラダ、美人ママに教わった美人ママサラダね、これは既にうちの冬の定番。

 

少し前に、沼田まほかるの「九月が永遠に続けば」(新潮文庫)を読んだ。

沼田まほかるを読んでいなかった。って、読んでないのはいくらでもあるんだけど。

ホラーサスペンス。怖がりの癖に怖い本は、時々読みます。怖いけど。

女性の作家ってまた、怖いこと書くとほんっとうに怖いでしょう!!

女性とは・・・恐ろしいよ・・・ほんとうに・・・

だからもうビクビクしながら、本の端っこを持って(そんなことしても)、怖いところは薄目で(そこが面白いのに!)

でもこれはね、怖いところやドロドロ厭ぁーなところ以外のところにも、いいところがたくさんあって、すっかりはまってしまった。

エンタメであるし、お話も人物像も既視感あるのが残念なのだが(ナマイキ言いました)、書き方で読ませる。それが、単に「うまい」と言ってしまえるようなものではない。

こんなふうに書けるって・・・どうなってるんだろう、とまた思う。

しかもこれがデビュー作、それも56歳のときだという。ほんとにどうなってるの!?

年齢だけじゃないと思うけど。「大人」の作品はいい。著者の歳など知らずに読んでる間から、人生のいろいろを知ってるひとじゃないと、こうは書けないよなぁとひしひしと感じていたもの。

知らなかったなんてもったいなかった。けど、いいのだ、これから沼田まほかるを読める。いいでしょう、なのだ。

 

 

 


吉永亜矢 (2012年2月17日 11:24)  カテゴリ:
鶏の赤ワイン煮

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きのうはバレンタインデーでしたね。だからなに、おばちゃんが。ですが。

シエラザード(ゴゴアメの前のプロデュース)の頃、バレンタインデーによく公演をやっていたから、この日が近づくと「お」となる。

そうでなくとも、この日用のかわいいチョコやケーキを見るのが好きだ(たいていは見るだけなんだけども)

デパ地下のすごいチョコレートたちにはさすがにもう近寄らないが(すご過ぎてわけわからないし)打ち合わせがあったから、帰りにデリを覗いて前菜をゲットして、あとはささーっと作れるゴチソウ「ふう」なものを、と考えて、フライパンで出来ちゃうワイン煮をつくってみた。

くたびれていても、台所に立つといいところがある。くたびれ過ぎてたら絶対イヤだけど。

わたしは何事ものろいし不器用で、料理もちゃっちゃとはできないんだけど、少しずつでもね、わたしなりにね、と。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月15日 12:14)  カテゴリ:
みな亭ランチ

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うーもうちょっといい色で撮るべきだったごめんー。

みなの手料理、すてき過ぎるランチ。パンも手作り。昼からシャンパンですよ。あらいいわね、でしょでしょ。しあわせな時間を過ごしました。ごちそうさま、ありがとう。

 

ゴゴアメの前のプロデュース、シエラザードからのブレーンである、我らがみな吉が、再び台湾へ行くことになり(ダンナサマの仕事の都合で)・・・なかなか会えなくなる前に、会っておこう! と、明日香とみのりんを誘っておうちへお邪魔。

みなの美娘、千代ちゃん(この春2歳に)も入れて女子会。女と子供、だからこの言葉はこれで正しい!

「千代はいいなぁ、美人で料理も上手なママで」とわたしがぼやくと、明日香が「千代ちゃんいいなぁ、美人で料理も上手で、時々すっごく怖いママ、って、だんだん増やすんでしょ?」ってにっとする。あーそれいいね。

「いいなぁ、美人で料理上手でセンスも良くてなんでもできて、時々、心臓が凍りつくほど怖く、元呑んだくれでいまもやさぐれのママ・・・」

 

千代ちゃんほんとに、アンパンマン! アンパンマン! って言ってたな・・・わたしここで仕事したほうがいいんじゃと思った。強制集中。イヤー!

けど・・・いいよなぁ、みながたまにかまってくれたら。紅茶淹れてくれたりなんかして。ウットリ。

いや、帰ります・・・現実に。地味に地味に。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月11日 12:35)  カテゴリ:
かきグラタン

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ルッコラのパスタと。かきと春菊のほろ苦い、大人グラタンにしてみた。

かきはかき飯なんかもやったりね。おいしい。

 

この前の日曜日は同窓会幹事の引き継ぎ会なんかあって。

お役目終了でいやーほっとした、ちょっとさみしくもありますが。

我々旧幹事8名+新幹事8名で16人も集まり、横長のテーブルに並んでイタリアンを食べた。なんかおかしかった。みんな並んでねー、なんて後から思い出してもおかしくなりそう。

隣りに相棒、助ちゃんがいて、急に言う。

「考えたらさー、日常のことをネットに書いちゃうのって・・・」

「そーよねー、けど意外と、書かないことは書かなかったりね」

と、急に言っても話が繋がる。

まあでもほんと、ハズカシイわよね、自分が食べたものの写真とかね。

前に書いたことがハズカシイから更新してるってとこあるわね、恥の上塗りってやつよね。

 

昨年中は、「助ちゃんマコちゃんへ」という書き出しのメールをしょっちゅう送ってた。その二人と同じクラスの幹事だったので。

同窓会で、なんでそんなに大量にメールをやりとりせねばならないのか、一体どんな案件があるのか? フシギだと思うけどやってたわたしもフシギ。

んで助ちゃんは飽きたり、それでわたしにキレられたり、キレられたりして、最後はもう漫才コンビのようになりました。が、これで解散だねぇ。よかったねぇ助ちゃん。

「同窓生ったって小学生の頃はほとんど喋ったこともないのに!」

って助ちゃん言ってたとおりで。よく知らない大人同士なのに、よくまあずけずけと・・・うひひ。

もうしないからもうしないから。たぶんー。うひひ。しないしない。

お疲れさまでした。ありがとう、みんな。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月 8日 12:46)  カテゴリ:
センター南にて

 

 

きのう、明日香がダンスを教えている子供たち「キャンディキッズ」を、観てきたよ。

横浜市都筑区のイベントに出演するというので。

前から観たかったけど、なかなか都合がつかず、はじめて観た。

いつの間にこんなにすごいことに!! と思った。

最初は明日香が、幼稚園の子供たちに体操を教えるってとこからはじまったのじゃないかと思うのだけど、それはいつごろだっけ?

時々会う明日香は、どんどんキャンディキッズに一所懸命になっていた。

一途、というほどに。

 

ホールに着いたらちょうど、キラキラピンクの衣装を着たキャンディたちを引率した明日香に会えた。ロビーで集合写真を撮るところだった。

な、何人いるのこれは。50人、だって。うわあ、たいへんだ・・・

小さい子がほとんどだし・・・

わたしはぼやーっとそばについてたんだけど、それはもう「お、踊れるのか?」というくらいほやほやのキャンディたちなのだった。写真撮るのに並んで座り、ちょっと肩寄せただけでふらーっとドミノ倒しにみんな倒れてるし。

けど、かわいい。あーカメラ持って来ればよかった・・・と後悔。

 

客席に入り、ほかのグループのダンスを幾つか観る。

明日香から事前に、入場制限があって5時にドアが開く、キャンディキッズの出番が5時50分で、その前にフラダンスのグループが4組、とメールもらってた。

明日香軽く言うけど、わたしフラダンス・・・50分か・・・知り合いが出てるわけでもないのにそれ・・・かなりフシギな時間が流れない?!

とびびったけど、実際ややフシギな時間が流れた、でもけっこう退屈しなかったよ。

 

そしてキャンディキッズ登場。おお! と出るなり前のめりになった。

かわいいだけじゃない。カッコイイ。ほやほやたちが、見せるのだ。

いやま、やっぱりほやほやは、ほやほやなのだが。

また観たい。いろいろ思って、こそっと胸熱くなる帰りの電車だった。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月 5日 12:33)  カテゴリ:
映画館にて

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マリメッコのラテマグ、ウェディングローズ柄のこんどはブルーをみつけて買っちゃった。いかん!

 

先日、映画「監督失格」を観た。

劇場で予告を観たときに、これは観ようと決めていたのだ。

「そんなのは観たくない!」「けど、観る!」

どういうわけかこれは、と思ってしまったのだ。

遅くなったけど、映画館で観ることができて良かった。

冒頭から涙が出てしまった。またおまえは前倒しに......と自分で呆れた。

先に泣いたから後は大丈夫かと思ったら、まったく大丈夫でなかった。

映画を観て泣くのは、最近ではなにかいいことみたいになってるが、念のため書くとこの映画はそんな映画ではない。

それにわたしはどういう映画だろうと、できれば泣きたくないのだ。泣くと疲れるし。

泣きつ堪えつ苦労していたら、わたしの斜め後方でたぶん(声から推測)、それなりに歳をとっているだろう男性が盛大に泣いていた。泣くのはいいけども、「はあ!」「うう!」といちいち妙な嗚咽をあげるので、余裕なかったがあれば振り返って、一言注意したかった。

「おっさん、泣き過ぎだから!」

「あんたに言われたくないわ、おばはん」だろうけど。

ともかく小さな劇場の中で、それなりに歳をとったわたしが二位、おじさんが一位で泣いていた、と思う。みっともなく。

しかもおじさん、エンディングロールでひとり拍手をしたため、それには鼻水すすりながらも小さく噴き出してしまった。

というわけで、まったくもって邪魔くさかったがそれも含めて、映画館で観て良かったのだ。

 

わたしに書けるのはそんな一位のおじさんのことくらいだ。

この映画の魅力を言葉では現せない。

現せないのがいいところなのだ、とも思う。

由美香というある女を追ったドキュメント映画だ。

はじめからずっと、このカメラを握った平野勝之監督という男を、好きにはとうていなれそうになく、いらいらしたり呆れさせられてばかりだが(なんて困ったひとなんだろう!)、なのに最後にはなんというか、自分のことのようになってしまう。参った。

彼女のほうは......、若いときの彼女はとてもきれいだ。きれいに撮っていないのに、きれいだ。カメラと一緒になって、一心にみつめてしまう。

そうして確かにみつめあっていた、と知るのに、いつかすれ違っていくことも、知る。みつめあっていた頃から、すれ違っていってしまう。その隙間もちゃんと、カメラに映っているのだ。

かわいくって、かなしくって、おそろしいところはとてつもなくおそろしい、映画だった。

 

 


吉永亜矢 (2012年2月 3日 11:02)  カテゴリ:

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