ローストビーフはしょうが風味であっさり、少し和風。
ちらし寿司は、正月のためにつくったしいたけ煮の余りなどを切って入れる。煮物の残りをちらし寿司にって、やったことないひとはぜひお試しを。
年が明けてもまだ掃除中、ふはは。
年末年始の読書は最高にたのしかった。
このミス一位、ほか大好評らしく本屋でこれでもか! と積んであったので読んだ方も多いと思う。
「二流小説家」デイヴィット・ゴードン(青木千鶴訳・早川書房)
これが著者のデビュー作というまったくどうなってるのかね?! 恐るべし、な小説。
ペンネームを多数持つ男「二流小説家」、という主人公の設定だけでもう、うっへへへ、お客さんですよー、とよだれを垂らしながら財布を開いたが(気持ち悪いか)、本を開けば一言一行ずつ憎いばかりに、おもしろいのだ。
売れてるだけに大エンタメだけど、ほんとうはミステリー通、いや文学通による通のための、というものでもあるから、わたしのような読書量の少ないぼんくら読み手では読めてないって話なのだが、でも、そんな素人ちゃんにもすごいってことはわかる。それだけでなく、随所に沁みるよ。
けど、これが沁みるのはね・・・そう! 通でなくともダメ人間でさえあれば、読む資格あり! と勝手にのたまっておこう。
ああ今年はたくさん本読めますように、ぱんぱん。(神頼みか!)