白身魚と違って、ブリみたいな味が強めの魚をカルパッチョにするときは、コショウかマスタードなどで味付けにちょっとパンチをつけると似合う。思いついて、美人ママちゃんからいただいたケチャップを、オリーブオイルとワインビネガー、塩こしょうと共に合わせてみた。
お刺身にケチャップ?! というとげってなるかもだけど、トマトドレッシングだと思えばすんなりじゃないかな、美味しかったよー。
きのう大澤遊くんの芝居、「家の冷蔵庫」を観てきた。
今回はハッケの「エッセイ」を構成した作品で、童話よりたいへんだったと遊くんは言っていたが、構成力はさすがで、すてきな作品に仕上がっていた。
ある絵本作家の淡々とした日常、可笑しくて、少し変、な日々が積み重なっていく。
うんもう少しーというところと、わーすごいーというところの両方があったが、しかしそのどちらもあるのが小劇場で芝居を観るたのしみだとわたしは思う。
観終わると、とてもとてもワイン(しかも赤)が飲みたくなる芝居だった。
マチネで観たから夜のお店はまだ空いておらず、ピザ屋に行ってピザをつまみにワインを飲んだ。雨も上がっていい感じ。
と、ふらふらしているわけだが、12月の予定がいつの間にか埋まってしまったような状態で、ほんと困る! もっとふらふらしたいのだ!
今年はなんと、旅行にも行けなかった・・・いや毎年行けてないが、近場に一泊くらいはちょこちょこと行くのに・・・それもなし。どこか行きたい今月中に・・・無理か?!
本もなかなか読めなかった。
最近、取り返すべく読んでいる(なにを取り返したいのか、なにかを!)が、どうも自分がぐっとくるものに出会えていない。
だいぶ前になるが、「卵をめぐる祖父の戦争」(デイヴィッド・ベニオフ 田口俊樹訳 早川書房)はよかったな。
「このミス2011」で3位だった本。ミステリーじゃないんだけどねー。
意外と王道、というのがわたしの感想。そしてなにしろ、たくさんいいフレーズが出てくる。
そうだ遊くん、時間ができたらぜひ読んでみて。てな私信で。ふは!