「詩人の直覚する超常識の宇宙だけが、真のメタフィジックの実在なのだ」
(萩原朔太郎「猫町」)
とってもすてきな本を買った。
萩原朔太郎の「猫町」を金井田英津子の版画絵にて、美しく、これぞ大人の絵本、となっているもの。(パロル舎。ここから買うこともできるよ! もー買っちゃって!)
この絵、文字組み、頁をめくりながら映像が浮かぶ、いや映像の中に入っていってしまう感じがする。
ふわーっとなる。
ふわーっとなり過ぎだろう、おまえは。ですが。
詩人の視た宇宙を視る。
詩人には詩人の中にあるのだろうな、宇宙が。
あ、生誕125年萩原朔太郎展が、今月8日(土)から12月4日(日)まで、こちらであるもよう。
さて日常。秋になるとよくつくるおかず。ラタトゥユを、秋冬は根菜でよくつくる。
里芋とかれんこんがトマト味によく合うのよ。今回はエリンギも入れてみた。あとはたまねぎ、パプリカ。鶏肉やベーコンを入れたりするけど、今回はパンチェッタにしてみた。ほんの少し、お醤油を入れて隠し味に。
ひじき煮は牛挽肉入りで、このままでもつまみになるし、ごはんに混ぜて小ネギを散らすと、たくさん食べてしまう。秋はごはんもおいしいよね。