近所のお店の生パスタと手作りジェノベーゼソースを買ってみた。
パスタは少し平たいやつ、ソースはしつこくなくてぱくぱく食べちゃった。
ひとに教えていただいて、映画「アンジェラの灰」(監督アラン・パーカー)をDVDで観た。期待以上によかった!
まず映像が。そして子供たちが。か、かわいい・・・どうしてこんな表情が撮れるのだろう! みつめてしまう。ただただみつめていることがしあわせ、というのが映画だったよなあと久しぶりに思い出したような。
貧しく汚れた暮らし、常に雨が降り続ける暗い街、悲惨極める話があくまでも明るく、活きいきと描かれ、原作の小説も良いのでしょうね、いい台詞もたくさん。
何度も観たくなるなあこれは。
この映画のどうしようもないお父さんがまたたまらなく良く(演者はロバート・カーライル)、みつめていたら、どんどん自分の父が懐かしくなった。
いや、ウチのお父さんちゃんと長年毎日働いてたけども!
家族捨ててないし! 失礼もいいとこか!
映画のお父さんはどうしても職につけない、ヨッパライだから、生まれた場所のせいで差別されているから、そうでなく「人と同じようにふるまわない」からか、と家族に言われる。
奇矯な人なのではない。ただ・・・ただなんだろうね、お父さん(たち)。
はははは、はははは、はー、と涙をぬぐう映画。
笑ってるの泣いてるの、どっちもなの。