映画「奇跡」(是枝裕和監督)を観てきた。
「奇跡と言われてもー」などと思いながら観に行ったんだけど。
これが。とってもよかった。
「まえだまえだ」ってよく知らないしー、けど、知らないのがいいかもな、とは思っていたら。
かわいいっ! かわい過ぎるよっ。
いい表情がいっぱい撮れていて・・・最初からもおやられてしまう。
兄クンもいいんだけど、弟旺志朗クンが・・・
目が笑ってる目で、喋るとき跳ねる感じが、かわいーー!
こんな子が大人になったら、絶対好きになってしまうじゃないか。オソロシイ。ぜってーふりまわされそーー。だから旺志朗クン、あたしに近づかないでっ。(・・・・・・)
ほかの子供らもみんなかわいい。んで、大人がみんなバカで、従ってなんともかわいく、そこも魅力だった。こういう大人像ってあんまり見なくて、いいのになあと思う。
バカなんだけどしっかり大人でもあって、大人らしい顔だけしてまるきり幼稚、という嘘大人じゃないところがいいのだ。
ささやかなシーンもいろいろと心憎く、参りましたほんとうに。
明るく切なく、観終わるとなぜかスッキリとしたような気持ちになってた。