テレビ買った。届くのが24日、くー、ぎりぎりだなあ!
しかし毎度のことながら電器屋に行くとぼうっとしてしまう。「わたしが見てるテレビはテレビではなかった!」と思ったくらい、いまは、ものすごいきれいな映像なのだな。指をくわえてぽつーんと突っ立ってたらねえなにあれ、テレビだけでなくパソコンの映像もすごいのね。
わたし、なーんかYou Tubeを観るという習慣が持てなくて。
パソコンで映像を観るのが、なんでか落ち着かないんだよね。
これはいくらきれいな映像が観られても変わらないような気がする。
おかしいんだけど、まあもうオバアチャンだからいっか、と思って。
なんでもオバアチャンだからですます。歳をとることは不具合ばかりなのだから、オバアチャンを勝手なことで活用してとり返すのだ。ってなにをとり返すのだか。
でも先日は、村上春樹の「カタルーニャ国際受賞」のスピーチを見たくて、パソコン検索して、見た。
ネット上には文書の形で全文掲載されているものもあったから、「読む」という方法もできたのだけど、見たらスピーチはやっぱり見たほうが伝わるものだな、と感心してしまった。
見ることができて、よかった。
村上春樹の読者たちには非常に村上春樹らしいスピーチと感じられるものではなかっただろうか。小説と結びついた作家の言葉だったと思う。