午後から雨になるでしょう

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Ghosts

 

今月、白井晃演出でポール・オースターの小説「幽霊たち」を原作にした舞台がある。

ついにやるのかー! という感じでチケットは発売時にゲットしている。

 

そう! 「幽霊たち」をわたしも芝居にしたことがある。

2005年にシエラザード(ゴゴアメの前のプロデュース名)で、「探偵青.悪いお別れ」というタイトルでやったものだ。

イトウヒロキが鼻水を垂らしながら演じた!! 思い出深い作品である!!

(原作にある探偵ブルーが鼻水を垂らす重要なシーンの難しい演技である。嘘。信じないように。いや、鼻水垂らしていたのは真実。たくさん、垂らしました・・・)

で、ほんとは「幽霊たち」を芝居にしたのはそれがはじめてではなく、それよりさかのぼること10年程前にやっている。作品にするのはたいへんだった、が、おもしろがってくださったお客様たちも多く、ありがたかった。作家ブラックは、どちらもセイユウ・アライだった。

そのようにして長い時を経て、さまざまな思いのある「幽霊たち」なのだ。

 

それを! 大きな劇場で綿密な演出に圧倒されながら観るのなんてイーヤー!!

おもしろくってもおもしろくなくってもイヤ! だけど、しかし当然、気になるのです!

クラノスケ・ササキ+エージ・オクダならば、クラノスケがブルーで、オクダがブラックなのだろうな。ふふふ・・・と一人意味不明にほくそ笑んでいたら、情宣を読むと、オクダはホワイトとなっている。

っていうか、この書き方には苦労が見えるな。へーえ。なるほどねえ。

じゃあきっと、・・・なのか、・・・なのかな。

うふふ、たのしみ。(割と素直)(というか、いい客!)

 

「探偵青.」には「だいだい」というみのりん姫の役があったが、それはわたしのオリジナルでオレンジっていうのは原作にいないからね。

と思ったら今回、オレンジもいるらしい。ちぇっ!

行けばいいじゃない、PARCO劇場へみんな!

(宣伝までしてるし)

 

 


吉永亜矢 (2011年6月16日 11:22)  カテゴリ:
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