なに。一服もおちおちできないですよ、って。なるほど。
ふー。(あっ、なのに!)
先週末、長野へ行って来た。
新幹線が埼玉スーパーアリーナを過ぎるときに、大きな建物の窓辺に並んだ鞄が、目に飛び込んできて、胸いっぱいになってしまった。
長野へは、先月から入院している義父のお見舞いだった。
いつ行こうかとスケジュールを睨んでいたら地震があり、なにをどうしたらいいのかさっぱりわからなくなり、ようやく行けた。
日常を続けていられることに、いまは感謝するしかない。
けれど、日常とはなんて、いろいろなことに揺すぶられているものなのだろう。
一泊の短い時間、切なく、でもそんなときにもうれしかったりありがたかったりして、なんて複雑なのだとも思う・・・
ただ一瞬いっしゅんを受け止めていくだけでいいのだ、それだけで、と、自分に言い聞かす。
身近なひとの役にもたてないほど、わたしは力がない、それでも手を伸ばして。