駅からだいぶ歩くところにあるカフェの、手作りジャムがおいしくって、たまに、とことこ歩いて買ってくる。季節のものでつくっているから、そのときどきにあるものが違ってたのしみだが、同じものがほしくてももうない、のが少し残念なのだ。
今回買ったのは林檎と生姜ので、これが夢のようにおいしいー! レモンの皮もきいてる。
あんまりおいしいから、ウチには珍しくパンケーキなんかやってみた。ただのパンケーキミックスだけど。マスカルポーネチーズ(好き)と。あとからシナモンもかけてみた。
自分たちの親たちの身体の具合を心配しつつ、心細くなってしまう日々。
こういうときはしっかり者のわたしなのだが、なんかね・・・
ほんとうに、歳をとったなーと思う。
憂いごとがあっても毎日を暮らしていて。
若い頃はなにか気がかりなことあらば、そのことで頭いっぱいだった気がする。
自分のことだけだったからだろうなあ。
絶対面白いだろうな、と思う芝居を観てきた。絶対、面白かった。
「tsumazuki no ishi」という劇団の本公演とは別のプロデュース公演になる、「カゲロウの黒犬」という作品。作家と演出家のタッグが劇団の公演で年々、すばらしくなっていくと目を見張ってきたが本作ではそれが完成度高く、もお完璧な世界をつくり出していたと思えた。
ところで隣りの席にはノボル&キンキンがいた。
なんかアイスの棒に「当たり」が出たようにうれしかった。ノボルの顔を見たら酒がのみたくなったが、まだ日暮れ前、ノボルも忙しいしな、と思い、おとなしく帰る。
キンキン、ノボルをよろしく、とこっそり背中に手を合わせる。(勝手におがむな。はいはい・・・。あっ、またおがんだ!)
その前日はイーストウッド先生の新作映画を観てきた、しあわせでした。