前にここに書いた、買うのにずっと迷っていてやっと、タキにプレゼントにしてもらったモノ、というのはこれ。セイロでした。ぷはは。でもせっかくなら、とヒノキにしたのだ! 蒸すといい香りです。そう強い香りじゃないのもよかった。
何年も前に中華街で、ぱっと買ったミニセイロがぼろぼろになり。大きいのがほしかったのだ(21センチ・2段にした)。これがあれば、忙しいときに良いよなーと、ついに決めたのだ。一気に二品つくることもできるしね。
で、まずは蒸し野菜で、バーニャカウダ。野菜は蒸すとほんとに、びっくりするくらい美味しい。
これからいろんなものを蒸しまくります!
やっとといえば、先日、めがねをつくってきた。近々出来上がりをとりに行く予定。
眼鏡屋は同じところに行っていて、いまは安い眼鏡屋もいくらでもあるのに、どうしてもそこへ行きたい。すごく丁寧にしてくれる。まあほかにも良くしてくれるところはあるだろうが。
何年ぶりかにその店に行き、店員さんといろいろ話したら、わたしがもー、わけわからない客で、というか、人としてわけわからんので、おかしなことばっかで、すっかりたのしくなってしまった。
担当してくれた店員さんはとてもきちんとした、眼鏡の似合う紳士であった。わたしがふだん、裸眼だということに「ほー、裸眼ですか」とまず軽く驚いていた。
更に、どんどこ視力落ちてる癖に、わたしは眼鏡の度を上げていない。上げると、なんかくらくらするから、眩しいし、というのがまた、わたしの独自ーなご理由で。
しかし店員さんはあくまで微笑みながら、どのくらい度を変えてないか、データ(残してくれている)を見てくれた。衝撃の回答をここに記す。
「......95年からずっと一緒ですね」
95年!!(その間さすがに何回か眼鏡を変えてるが、度はまんまってことね)
ヤバイですね、それ相当。
「うーん、この眼鏡で......、映画の字幕とか、読めますか」
読めますよ。(いきなり映画の字幕がたとえってなんかうれしい)
「一番前に座ってるとか......」
いえ、真ん中かちょい後ろくらいです。
「ほんとですか? あー、最近、映画館って小さいですからね」
ああそうですね! ふふ!
と、笑うわたしを見て、店員さんはあくまでクールに「検査してみましょうか」
します! ふふ!
検査をした。検査中も、何度か、かなり独自な答え方をして店員さんを驚かせたが。
「右の真ん中」とか。右なのか左なのか、真ん中なのに。
そのときは一瞬、自分を、フジクラミノリか? と疑った。このぼけ方には覚えがあるわ。
ともかく検査が終わった。衝撃の結果を記す。
「わかりました。......1.0の力を出せる目だということが」
店員さんはそのように独自な答え方をしてくれた。
ありがとう、一生、この店に来ます! お嫌でしょうけど。
しかしやるな、わたしの目。鍛えてるだけあるな。