きのう、夕焼けと青空にピンクの雲がきれいで、カメラを持ち出す。
気持ちのいい夕方。
居酒屋の暖簾が風にまくられ、カウンターに座った友をみつけて、「なんだ早いな!」とからかう。
友は苦い顔で「呑まなきゃやってられない」と言う。「ははは、ようし、あたしも!」とどっかり隣りに座りこみ酒を頼んでから、はっと気づく。あたし、禁酒中だった・・・という夢を見て目が覚める。
そんな禁断症状な夢、見なくても。
あれだな、あれがいけないのだな。治ったら最初に行きたい居酒屋ランキング(その日の気分で変わる)を頭のなかで毎日やるのは、よそう。
いや、やはりよさない。たのしいから。
病院へ行く。きょうは残念なことにハンサムダンディ升先生の診察の日ではなく、だからなのかたまたまなのか、空いていた。
かわりに古田新太似の先生、嘘、これっぽっちも似てない、けど、古田先生と呼ぶことにする。
古田先生に陳情申し立て、もろもろ相談の結果、引き続き同じ薬を飲んでまた様子見となる。
「まだ」1週間ですからねと古田先生は言う。
「もう」1週間もあたちはお酒を呑んでいません。
いや、みなさんの言いたいことはわかる、「それ呑めば治るんでないの?」
そうだ呑んだって良いのだ、ただ、もしかしたら自分がカユクなるだけ。なのだ。
あと見た目がちょっとコワクなるだけ、か。ちぇのちぇのちぇだ。
薬局で2週間分の薬を、ぶーとした顔でもらう。
もたいまさこ似(真っ赤な嘘)の薬剤師さんにもあれこれ話を聞く。
励ましをありがとう、もたいさん!
コイツ、呑むな・・・と、思ったでしょう。呑みません、とりあえずいましばし。