どこよ......という感じでしょこれ軽井沢駅。知ってるひとなら、あーと思われるのでは。
霧の夜。
写真と関係ない話。おととい、新百合ヶ丘の「川崎市アートセンター」の劇場へ行ってきた。
劇団FICTIONの新作「ボノボ」を観に。
劇団のご案内に都心を離れた劇場を選んだ理由、意思が書かれていて、うーんと唸ったり頷いたりした。FICTIONが好きでよく観に行っていたのですが、この数回は見逃しており、久しぶりに行くぞ、と勢いこんで行って来た。これがすごかった。ほんとうにすごい。
絶対真似の出来ないすごさ。ずっと続けて、積み上げてきたチカラの為せるものだと。
戦ってるなあー! と思う。
簡単に「おもしろい」なんて言っちゃっていいのかと思うくらいだけど、でも、ただのお客さんであるわたしにもその与えてくれるチカラは大きい。
観られてよかった。観たひとにしかわからないのが芝居だと思うんだけど、(つまり、あらすじなんかじゃ説明できないということ)それを極めていると思う。
ものすごく格好良いんだけど、格好だけじゃなくて。作品が生きて、血が流れてる。
わたしがおもしろいと思うものは、みんなあまりおもしろがらないのよね、みんなおもしろいっていうのがわたしにはおもしろくないし。と世を拗ねるのはいまにはじまったことじゃないのだが、それでも作るひとたちが、自分がおもしろいと思うことを信じてつくっている、戦っているものにも、出会えている。
わたしもせめて、気をしっかりもとう。とつよくこころに誓う。
って、帰りは興奮してお酒を飲み、すぐにふらふらになってるよ、「気」。ぜんぜんだめか......。