きのこと牛肉のピラフってものが、たまに、食べたくなるんだよね。なぜか。
ステーキ用の黒毛和牛が大安売りだったので、ならばと。炊き込まず簡単に炒めご飯に。
牛肉はももの赤身のところ。ころころに切って、しょうゆとワイン、にんにくすりおろし少々で時間は少しだけ、漬けておく。炒めるのは別々に。まずにんにく、きのことたまねぎをオリーブオイルで炒めて皿にとる、次は漬け込んだ肉、そのあとはごはん、で、最後に合わせるときにバター少々、で、塩・胡椒で味を整える。刻んだ小ネギをかける、以上。
マチガイナイおいしいさ。
うちのごはんは玄米+雑穀入りなんだけど、それもなかなかよかった。
岸本佐知子編訳のアンソロジー「変愛小説集2」(講談社・刊)を読み終わった。
「1」を読んでないのに、「先に2を読むぞー」と意気込み読んだ(意味はまったくない)。
岸本佐知子だもん。おもしろくないわけがない、とわくわく読んだら、やー、むちゃくちゃおもしろい。参った。奇想、へんてこももちろん期待どおりいろいろ揃って御座い、なのだが、意外に痛い、切ないというのも多く、これがいいのだ。「変愛」が実のところ「恋愛小説」そのものというような。
ひとによる、人生による、でしょうが。
痛いひとには痛い。でも、普遍的な部分だとも思うんだけどなあ。
この本の帯に書かれたコピーがいいの。「世にヘンアイの種はつきまじ」
うんまったくだ!
まだ読んでないひと、深まる秋に良いよきっと。っていうかわたしが1を読め。
雨...雷...寒い。
あしたは長野なのです。寒いんだろうな......。