バラシを終えたあかさかなのおぢさんが、ガッツポーズの絵。
どうも金(金沢)です。
巷ではあかさかな写真のリクエストがあったと伝え聞いたもので。
さて、子供たちがたくさん出演したゴゴアメ#2公演ですが、大人もちゃんと出演していました。
あかさかなおじさん役のユタさん、サワラおばさん役のアスカさん、ヤスミおじさん役の荒井さん。
子供と大人では何が違うって、そりゃ色々違いますけど、なによりもまず心構えが違います。
役者であるということ。
それを我々大人たちは一生懸命、子供たちに伝えようとしていたのでした。
写真のあかさかなのおじさんだって、ただカエルになったり自動販売機になったり麻婆豆腐になったりしていたわけではありません。
稽古の合間には、子供たちにもわかりやすいよう言葉を選びつつ役者論を説いたり。
演出家の厳しいダメ出しにも耐える強靭なハートを見せたり。
そういう大人たちの努力と、それに応えようとした子供たち。
それはそれは、なかなかに素敵な瞬間であったと思います。
フユさかなから貰ったメッセージに『このけいけんを次に生かします』とあった。
ユメさかなから貰ったメッセージに『また絶対一緒にぶ台を作りたいです』とあった。
ありきたりの言葉みたいだけれど、違う。
子供だから、大人の言ってることを全て理解しているわけじゃない。
それでもしょうがないかと思ってずっとやってきたけれど、意外にも「子供だってちゃんと考えているのよ」と。
見事なカウンターパンチ一閃だ。
なんか泣かされた。
「センパーイ、トイレ行ってきていいですか?」
ぼくは役者ではないのでトイレの是非を考えることくらいしかできないけれど、次は自身の生き様をみせてやる。
「よっしゃ、行ってこいや!!」
それが大人ってもんなのだ。