午後から雨になるでしょう

2010年8月のブログ記事一覧

花火

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お招きいただいて、花火を見てきたよ。

友達夫婦の別荘は海が目の前! ゴージャス! ベランダで飲みながら花火だよ。

ことしは若者たち(正確にはそう若くない)も一緒で、呑み騒ぎながらも。

ゆく夏を惜しんで・・・

 

ってアツイ! アツイ! 夏の終わる感じがしねえよ。

 


吉永亜矢 (2010年8月31日 11:18)  カテゴリ:
カレー焼き鳥

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雑誌に載っていたレシピ。タンドリーチキンだよね。

ヨーグルトとカレー粉、調味料にマリネした鶏を焼くのだから。

でもフライパンで焼くので、タンドリーよりもジューシィーだということで。

ほんとうでした。

油は使わずに鶏から出た油で焼くのと、マリネ液には酢も使うからなのかな、見た目よりあっさりしていて、幾つでも食べられそうになる。これは絶対、また何度もつくる。

 

なんだかんだ公演後の残務でせわしなかったけど、ようやく片がついたようなきょうこの頃。

先日は、みな吉の赤ちゃんお誕生祝いに、遅ればせながらようやく行ってきた。

ちよちゃんはものすごく美人赤ちゃんで、にこにこしていて、もーめまいがするほど可愛い。

ママみなの作ってくれた美味しい料理をいただき、昼ワインを飲み、ぽうっとしてしまい、いかんっ忘れてた!! みなのお洒落な料理を写真に撮るのを!!

ああ、このブログの料理コーナーたのしみにしてくれてるひとたちよ、すまない...。

それはね、それはそれはハイクラスなので、このわたしのブログには載せられないの。っつーことで。

 

久しぶりに我らが美人女優みのりんにも会った。まずは深い感謝を一言、(すまぬ。御礼はおってたっぷりいたす!)、それから「もうね、どっか行きたいのよ」と言うと、「わかります」と答えてもらう、うれしさよ。

 

直島に一人旅に行くっていうひとの話を聞いて、なんか、わくわくーっとしちゃって。

大島さんはもうすぐドイツだし、ほかの方からはマルタ島に移住というお話も聞いて。

またも空を見あげるわたしなのだ。

 

ああ......「渡り鳥てえ!」 ワタリドリテエッテ・・・

しょうがないから「老人と海」を読みました。なぜ老人と海・・・

 


吉永亜矢 (2010年8月26日 11:21)  カテゴリ:
戻り鰹

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かつお、もう戻ってきたか! と思わず言う。

 

ずっと料理をマトモにしていなかったので、下手になってるんじゃとびくびくしつつ、でも料理する日をたのしみにしてた。

しかし......、暑すぎる。

料理する気もなくなるよねこれは。

買い物はなるべく日が落ちてからに...と弱腰で出かけてみると、スーパーがえらく混んでる、みんなおんなじなのだなあ。

 

それに、毎日飲んじゃって困るよね。...そんなことはない? あ、そお。

 


吉永亜矢 (2010年8月24日 11:26)  カテゴリ:
じゃーじゃーめん

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じゃーじゃーめん。へるしーアレンジ、タキ作。

この夏、我が家がはまったモノ。

じゃーじゃーめん! と必ずフユの言い方を真似して言い、続けて、

ぜんぜんちがう! とユメの言い方を真似して言う。

 

あと、なにかを食べて美味しいときは、「うまし!」と言うのも完全に定着している。

 

「ゴゴアメ#2」ゲネプロの写真はこちらから。

 


吉永亜矢 (2010年8月22日 16:24)  カテゴリ:
GP写真・10

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吉永亜矢 (2010年8月20日 11:19)  カテゴリ:
GP写真・9

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吉永亜矢 (2010年8月20日 11:16)  カテゴリ:
GP写真・8

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吉永亜矢 (2010年8月20日 11:12)  カテゴリ:
GP写真・7

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吉永亜矢 (2010年8月20日 11:09)  カテゴリ:
GP写真・6

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「午後から雨になるでしょう」プロデュースその2

「青くて赤くて三角で、東のほうにある」

短編#3「魔女のスープで泳ぐ」(藤岡豊・森海月 作)から。

 

 


吉永亜矢 (2010年8月20日 11:04)  カテゴリ:
GP写真・5

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「午後から雨になるでしょう」プロデュースその2

「青くて赤くて三角で、東のほうにある」

短編#2「ヤスミン小父さんの幽霊」(森海月・作)から。

 

「なくならない......ここにある。おれの不安も孤独も、おれのものだ、もうずうっと」

 

 


吉永亜矢 (2010年8月20日 10:53)  カテゴリ:
GP写真・4

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「それはね......青くて赤くて三角で、東のほうにある」

 

 

 


吉永亜矢 (2010年8月18日 11:31)  カテゴリ:
GP写真・3

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「クキクキークキクキー」

「(通訳)うえーん、うえーん、うえーん」

 

 

 


吉永亜矢 (2010年8月18日 11:21)  カテゴリ:
GP写真・2

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「ぎょい! ロンゴ、カホ!」

 

「あれが? 気持ち悪くない?」

「なに言ってんだよ。姉ちゃん昔描いてくれたあかさかなにそっくりじゃないか」

 

 


吉永亜矢 (2010年8月18日 11:12)  カテゴリ:
GP写真・1

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「午後から雨になるでしょう」プロデュースその2

「青くて赤くて三角で、東のほうにある」

ゲネプロにて、美術の大島さんの個人カメラに撮っていただいた写真から。

GPなので、本番は少し照明が変わっていたり、ユメの髪型が変わっていたり(!)、芝居が変わっていたりなどなどします。

まずは短編#1「あかさかなアラワル」(藤岡豊・作)から。

 

 

「ゆゆゆゆゆ揺れてるよね?」

「ゆゆゆゆゆ揺れてるね」

 

 


吉永亜矢 (2010年8月18日 10:55)  カテゴリ:
お盆

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どうだ、おれの背中を見ろ! その2。

汗だくゴゴアメTシャツ。

すごいね「ゴゴアメ」ってお墓掃除もするの?!

はいっ、ゴゴアメお墓参り班一名が承っております、ご用命の方はまずはメールで。

 

嘘ですよ。

 

カナザー先輩、稽古+本番日記、ありがとうございました。

カナザー先輩は来年、いよいよご自分の作・演出作品を手がけられます!

ってここに書いておこ! ゴゴアメメンバー一同で応援しています!

ヨシナガも先輩の演出助手(遅刻付で)をつとめる日をたのしみに...身体鍛えておきます!

 

きのう、美術大島さんにお会いしてゲネの写真をいただいてきました。

あしたから少しずつ、こちらにアップしようかと思ってます。おたのしみに!

大島さんは来月からドイツ留学です。いってらっしゃいませ! ドイツレポートをいただく約束をしましたので、それもこちらのブログにて発表しますよ!

 

今週は「反省会」もやる予定。反省会はいつもわたし一人でしていますが、芝居終わると、やったねーお疲れー! ってだけになるのも、能がねーなと思い、各所、集まれるひとは集まって反省会をすることにしました。まずは企画班反省会、次は宣伝美術部反省会です。

って酒飲むんでしょ? って思ってるでしょ。ちゃんと反省しますよぷんぷん!

 


吉永亜矢 (2010年8月17日 13:27)  カテゴリ:
あかさかなは眠らない

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金(金沢)です。

あっという間に二週間が過ぎてしまい、劇場での日々を振り返るにはちと時間が経った。

その間、逗子や伊豆白浜の海へ行き、髪をバッサリ切って「変」と言われ、ぼくはすっかりリフレッシュを終えた。

夏休みも半ばを過ぎたあたりだと思うが、一体キミは何をしてるんだ駿斗、あの夏の始まりの出来事は、キミにとって単なる夏休みの思い出でしかないのか、そうじゃないだろう、だったらガンバレ、オレもガンバル、と近いようで遠くへの思いを馳せてみる。

きっと彼は今頃、「ちっ、毎日あちーぜ、ったく......」とか言いながらスイカを食っていることだろう。

 

最初に台本を読んだ時、わけのわからないさかなが出てきて縦横無尽に駆け巡るし、この世のものではないオカルティックな存在が出てくるし、舞台はチャンチャカ変わるしで、だいぶ混乱した。

でも、不思議なことに「無理、これはできないです」とはまったく思わなかった。

どういう風に形にしていくか、が想像できたし、それが楽しそうであると思えた。

可能性を秘めた子供たちと、それを牽引する大人たち。

うっかり駿斗地獄に陥ったりもしたけれど、良くも悪くも稽古場は当初の想像を超えた。

その結果が本番でした。

 

またいつかどこかでお会いしましょう。

あかさかなはただ眠ったふりをしているだけ。

ぎょいっ!

 


金弘哲 (2010年8月16日 01:42)  カテゴリ:
伊豆の朝ごはん

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公演終了後に行った伊豆にて。(夢の中だったけど)

こんな朝ごはんがうれしかった......。

おにぎりはふわっと握ってあるの。そして海苔すい。

 

ずっと料理してなかったから、リヨリができるのか不安になるくらいでしたが、

なんとかはじめています。

リヨリブログ、今週から再開するぞー。

 

募集は引き続きお待ちしてます!

 

さーお墓参りしてこようっと。暑そう・・・・・・

 


吉永亜矢 (2010年8月15日 12:36)  カテゴリ:
募集します!

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雨の江ノ島、吉永です!

きのう台風なのに江ノ島に行き、「曇天の海をみつめる吉永の背中」です。

どうだ、オレの背中を見ろ! サザエの刺身はうまかった!

 

江ノ島に素敵な居酒屋さんがあり。

夏休みなのできっと混むだろうと予約してしまっていたので、雨風に負けずそこへ行ったのよ。

そしたらビックリ。APOCシアターのオーナーさんお二人とすみれこちゃん(劇場で育つ赤ちゃん。たぶん将来はすごい女優かすごい演出家に)が!

後からいらっしゃって、わたしをみつけ声をかけてくださった。

やーーすごい偶然。なんか、めちゃめちゃうれしかったなあ。

そのまま一緒に飲んで後日打ち上げしたくなったくらいだけど、せっかくのご家族でのお休みをお邪魔してはいけない、と、そっと離れて飲みました。でもずっとニヤニヤしちゃった。

あ、そんで、「いやーお天気残念でしたねえ」とふつうに大人の挨拶を言い合ったけど、

後から思うとあちらのほうからしたら、

「・・・ゴゴアメか・・・ゴゴアメが来てたからか・・・」と非常に残念な気持ちになっていただろうな、と恐縮しました。

スミマセン、午後から雨でスミマセン、でもそういう念はかけてないんですほんとです。

 

さて、タイトルにつけた「募集します!」。今回、なにを募集するのかというと。

わたしは、あたらしい出会いとセッションの場を求めておりまして。

いっちょ、ここで、募集の声をかけてみようかしらんと思い立ちました。

どんなふうに出会ったりセッションしたりしようか、というご相談からはじめますので、なにか一緒にやってみたいな、という方にまず、メールをお送りいただきますよう、お願いいたします。

たぶん...あまり...そういった方はいらっしゃらないかな、と思われますが、勇気をふるってここに書きましたので、あなたもどうぞ勇気をふるって! メールください。

 

なお次回公演予定はまったく決まっておりませんので、直接、公演に結びつくものではありません、その分、お気軽にご応募ください。

来年春か夏に、自由度の高いゴゴアメワークショップを開催したいと思っています。

ご参加いただける、役者さん、またはスタッフさん、または演出家脚本家の方々、またはなんでもいいからなんか、一緒にやってみたいってひとを募集いたします。

プロ・アマチュア問いませんが、当然そうなりますがこのブログをご覧になっている方のみに限定させていただきます。

できればゴゴアメ公演の昨秋、またはこの夏、ご覧になった方でとしたいですが、もう、そうでない方もあれです、よかったら、どうぞ!

 gogo.ame@gmail.com まで。お待ちしております!

 


吉永亜矢 (2010年8月13日 13:51)  カテゴリ:
いい運動になったね...

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吉永です! きのう夜、センパイにちらっと会いました。とてもへんてこな髪型になっていました。

センパイ、一足お先に「振り返り記」わたしはあがらせていただきます!

 

大きな声で言いたくないのですが、あの曲は...フジファブリックの「若者のすべて」、でした。

劇場入りの日に、仕込みの合間にミホ・ハヤト・ユメ・フユが歌っているのを聞いて、おーなんかこの子らが歌ってるのを聞くとまた別の味わいが...とおもしろかった。

まさか、これほどの「若!」者たちが歌うとは思わなかったのじゃないかな、この歌をつくったひとも。

夏空の雲の合間から、聴いててくれるといいなと思った。

センチと言われるか?

でもわたし芝居やるときいつも、この世にもういなくなったひとにも来て! って思うよ。

来てくれてるよ。ひとりふたりは。

ありがとう! ありがとう、またね!

 

あ、そうだ、あの歌、わたしに公演終了後に歌ってくれるために練習してたんじゃないの?!

ぜんぜん、忘れてたじゃん!!

 

あーーほんっと疲れたね。疲れた夏だった。

いい運動になったね...、解散だ!(もうしてるけど)

熱っぽく、忘れっぽいフラチなわたしたちよ、残りの夏をブラブラ好きなほうへ行こう。

この公演をつくりだしてくれた、大人と子供、すべてに感謝。

わたしはあなたたち全員を、誇りに思っているよ。

 

さ、また海見てこようっと。...台風だけど。

 

サザエ食べたいな。

 


吉永亜矢 (2010年8月12日 10:22)  カテゴリ:
サワラとヤスミン

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吉永です! 写真はサワラとヤスミン、明日香とセイユー荒井靖雄です。

おっきなお子様とちっさな魔女、かわいらしーですね!

 

カナザー先輩も振り返り記を同時開催中! セーンパイ、センパイがステキになった将来には、わたしがお話してあげますよン♪

 

さてヨシナガきょうは、お客さんのことを書きたいと思います。

お客さんといっても...それはわたしの友達でもあるのですが、昨秋ゴゴアメのときにお客さんとして来てくれた、ぴかる&ももちゃんに、四篇の短編の中の、藤岡豊作「オドル」という作品を「絵本のようだ」と言ってもらったことが、今回の企画を考える大きなきっかけになりました。

またほかの方でアンケートに「客席に子供たちの笑い声が響くのを聞いて、作家にいつか、子供たちのために作品をつくってみたら、と思った」というようなことを書いてくれたひとがいて、企画は「大人と子供」両方にというものでしたが、背中を押してもらいました。

そんなふうに、作品を観てもらうことで作品にかえってくることが、芝居をつくる魅力のひとつだと思います。

 

今回はたくさんのお客さまたちに、アンケートやメールにて、いろいろと感じたこと、思ったことを書いていただき、そんなふうにたのしんでいただきたかったので、とてもうれしいし、またわたしも、いろいろとあらたに考えることがたくさん、ある日々です。

 

作品そのもののことじゃなく、芝居のつくり方のことなんだけど、やはり友であるところのお客さんのひとりが、わたしたちがやってることってつまり、

「かなりの信頼関係と、認め合うチカラと、ユルしあうセンス、率直に自己を省みるチカラ、いろんな素養が要求されるんだなあと」思ったとメールをくれました。

引用許可(リンク許可付)をもらいましたので、ここにそのままの文章を。

ありがとう、さる、あったかくてロックでなおかつ頭のいい絵師さんよ

その絵師さんとは終演後にちょっと飲めまして、でもあまり長くは話せなかったのですがそれなのに、なんでこううまく言葉にできるかなあ。

わたしが稽古場でみんなに言ってたことってたぶん、こういうことだったよなあと思う。

かなりの信頼関係、認め合うチカラ、ユルしあうセンス、率直に自己を省みるチカラ。

うん、それがすべて、だね。

役者やスタッフとの信頼関係をつくることが演出のいちばんの仕事だし、それだけと言ってもいいくらいだといつも思う。そして共演者同士、演者とスタッフとの信頼関係も必要不可欠。だからみんなの力がいる。互いを認めるというのは、能力のひとつ。ほっといて自然に、認め合うことなんてできないとわたしは思ってる。そうして、ユルしあうのは、センス、だよね。センスもチカラも、鍛えていかないと、芝居はできない。で、ま、いちばんチカラがいるのは率直に自己を省みる、ってことだろうねえ。

わかっていても、何度もしくじって、けどそのたび思い出していくことで、鍛えられるんじゃないかなと、そのようにつまりわたしは「信じて」いる。

 

サワラとヤスミンのことを、きょうのさいごに。

あの二人のシーンは、大人のお客さんの中で、あそこで泣けた...とか、つよく感じとめてくださった方たちがいて、それはしみじみとうれしかった。

「みんな、ダメ男とつきあったことがあるんだなあ」と思ったり。

ま、照れくさいからふざけてしまうのですが、でも、別れと孤独はふつうの暮らしの中に、あるものですね。

作品全体を、ふつうに暮らしてるひとたちに届けたいと思いつくってきて、届いたのかなと思えたことが、なによりの、この作品のしあわせでした。

 

わたしなんかは自分のことを「ふつうです」とはあまり胸張って言えない、ロクに社会生活を営めないような人間ですが、それでも、ひとりの生活者ではあり、これからも、生活するひとたちに届くようなものを書きたい、と、そのことは、自分に厳しく追求していきたいと思わされました。

お、ちょっとハズカシイこと書きました、が、ほんとうの気持ちです。

 

すべての、ご来場いただいたお客さまたちに、改めて感謝を。

 

 


吉永亜矢 (2010年8月11日 11:19)  カテゴリ:
駿斗キャップ

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金(金沢)です。

公演を終えた後、APOCシアターの夜。

1Fがカフェーになっているので、そこで子供たちからスタッフ・共演者へのご挨拶がありました

アンティパスト、サラーダ、フライドポテートーなどが供され、お洒落な立食パーテー風。

ずっと浮かんでいたのは『イル・ポスティーノ』という映画の舞台、たぶんイタリアの漁村だと思うんだけれども、その村の感じを思い出しつつ、千歳船橋であることを忘れて。

 

7月の頭に稽古突入してから、なんでだろう、駿斗ばかり見ていたような気がする、うう。

ちゃんと全体を見渡そうとしていたはずなんだけれども。

稽古場での日々を振り返ろうとすると、駿斗、駿斗、駿斗。

それってもしかして、恋? んなアホな。

きっと、もう戻れない過去の自分(14歳)に重ねちゃったんだと。

前回ゴゴアメ#1に出演してくれたホリヒロキは、ごめん、そんなに見てなかった。

それは彼が少しだけ駿斗よりも大人だったってこともある。

 

今回の公演を観てくれた方の感想で、子供の頃を思い出したよ、というのがあって、そうやって自分と照らし合わせながら感情移入して観てもらうということは、一つの正しい観方なのであるが、作り手側の人間がおもっきり感情移入してちゃダメだろ、ん? そのほうがいいのか?

どっちがいいのか、少し考えたくらいではよくわからないがしかし。

駿斗がいい芝居をすれば「ヨシッ!」と自分のことのように喜び、駿斗がダメな時は「ううああ」とがっくし落ち込んだりもして、なかなかスリリングな稽古場でした。

 

連日の本番中は一番後ろから、やっぱり駿斗を中心に観てたの。

「ガンバレ! そこだ! よし行け!」なんて、こっそり手に汗握る応援したりなんかして。

なのにやっぱりダメな時もあって、本番中なのにうなだれてしまったり。

いったいぜんたい、オレはお前のなんなのだ、うがー。

運動会の応援に駆けつけた保護者かっつうの。

或いは勝馬投票券を握りしめた競馬場のおやじか。

さながらお前さんは4角回ったオグリキャップだ、オグリ! オグリーッ! あ、黙祷。

 

きっとそういう風に見られてるなんて本人は知らないだろうけど。

言ってないから。

将来、彼が素敵な役者になったら「実は、あの時なあ......」って昔話をするのだ。 

 


金弘哲 (2010年8月10日 14:16)  カテゴリ:
カホ、ロンゴ

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吉永です! 写真は主役のカホとロンゴ。板倉美穂と岡駿斗です。

 

カナザー先輩も振り返り記を同時開催中! わたしも毎回たのしみに読みます。

 

さてヨシナガ、きょうは劇場について書こうかなと思います。

千歳船橋のAPOCシアターさんは、去年できたばかりの劇場で、わたしも今回の公演で、はじめて使わせていただきました。

はじめてなので公演前に、何度もしつこく、通いました。スタッフとも行き。役者と共に稽古もして。

わらわらと各所みんなで質問攻めにして。

「このひとたちはなにをはじめる気なのかしらん」と劇場オーナーさんに呆れられていないか、申し訳なく思いながらも。ほんとうに、お世話になりました。

 

ご来場いただいた皆様にはおわかりになるとおり、台本の上でも、この劇場にあてて書いてあるところがあり(大きくは舞台上の階段ですね)、この劇場でやることが企画中身のひとつでした。

そもそもはミニ公演をやろうと劇場を探しはじめたのですが、APOCシアターさんには小劇場にはあまりない、変わったところがいろいろあって、わたしにはそこがすごく魅力的で。スペースは小さいですが、天井が吹き抜けで高く、照明がきくのも、美しい志村照明にはいいだろうなあ、と思ったのも大きかった。やー、音響Hideさんの拘りの仕事のおかげで、音も非常に美しかったですが。

いろんな使い方ができる劇場だと思います。もっとこういう個性のある劇場が増えるといいのだけどなあ・・・

あ、それとチトフナチトフナって、本の中で何度もすみませんでした、

ほんとはチトフナ、いい街です!!

 

さてこの劇場には窓があって。いちばん最初の下見にうかがったときから、つまり本もまだまったく書いていないうちに、芝居の最後にその窓を開けられないかな、と言い出していました。

わたしにとってそれは、「屋台崩し」みたいなことで、なにも崩れてませんが、芝居の虚構の世界に穴を開けるとか、現実の世界への扉を開くとか、お客さんたちのほうへ物語を流しだすとか、そのような意味をこめたものです。

台詞とか芝居で意味付けするものではなく、ただ役者が、ごそごそと窓を開くのでいい、と言ったのですが、わたしのそのイメージをすぐ理解してくれたのは志村さんだけだったかなと思う。

いま「屋台崩し」なんて言っても、わからない若い人のほうが多く、それにはちょっと困ったけど。

結果は窓の飾りをつくってくれた大島さんはじめ、スタッフ全員でつくったシーンになりました。

 

実は初日開けた後に居酒屋で、その窓開け問題でちょっとしたオールスタッフ会議になったんだよね。スタッフみんなからわたしにダメ出しだよ。で、わたしはぶうっとして。

悔しくて寝ないで新案を考えた。(嘘、寝ました)

どういう話だったか、というのはここでは省くけど、あの話し合いのおかげで、考えることができたし、おもしろい話だったと思う。

二日目に小屋入りして、その案を試すべく、舞監ウオズミくんにつきあってもらい、二人で真剣に窓を開けていたら、ちょうど下を、遅刻したカナザー先輩が焦りながら走ってきてるのが見えて、あれは可笑しかったなあ。

そんなわけで、初日はロンゴが一枚の窓を開けていたのですが、二日目からはカホとロンゴが二人で二枚の窓を開けることになりました。

 

小さな窓なので、ダイナミックに絵が変わる、というわけにはいかないのだけど、外の光は強く感じる。それから風や、風がなくても外気や、うっすらした外の音というのは、ちゃんと感じとれる。

外には別になにもなく、ふつうの道やふつうの街路樹、ふつうの街灯が見えるくらいなんだけど、それが良いとわたしは思って。

客席の座る場所によっても見えるものは違い、緑が目に飛び込むひとや、なんの変哲もない景色、というところもありましたが、それもそれで良いと思いました。

こういうのって、どうでもいいひとにはどうでもいいでしょうし、そうでないひとにも、凄いって思われなくていい、芝居の余韻として自然になにか感じとってもらうほうがいい。

でもま、わたしの友で、ひとりだけ、あれは良かったね、と特に一言触れてくれたひとがいて、それはそれでちょっとにんまりしたりはしましたよ、イチローくん。

 

昼と夜ではまた、大きくイメージが異なっていて、どっちも良かったな。

どっちも写真に撮っておきたかったけど、ま、しょうがない。

舞台写真はゲネにて美術の大島さんに撮ってもらったので、後日、受け取りましたらまた、こちらにて何枚か、載せていきたいと思っています。

 


吉永亜矢 (2010年8月 9日 12:46)  カテゴリ:
子供であること、大人であること

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バラシを終えたあかさかなのおぢさんが、ガッツポーズの絵。

どうも金(金沢)です。

巷ではあかさかな写真のリクエストがあったと伝え聞いたもので。

 

さて、子供たちがたくさん出演したゴゴアメ#2公演ですが、大人もちゃんと出演していました。

あかさかなおじさん役のユタさん、サワラおばさん役のアスカさん、ヤスミおじさん役の荒井さん。

子供と大人では何が違うって、そりゃ色々違いますけど、なによりもまず心構えが違います。

 

役者であるということ。

それを我々大人たちは一生懸命、子供たちに伝えようとしていたのでした。

写真のあかさかなのおじさんだって、ただカエルになったり自動販売機になったり麻婆豆腐になったりしていたわけではありません。

稽古の合間には、子供たちにもわかりやすいよう言葉を選びつつ役者論を説いたり。

演出家の厳しいダメ出しにも耐える強靭なハートを見せたり。

そういう大人たちの努力と、それに応えようとした子供たち。

それはそれは、なかなかに素敵な瞬間であったと思います。

 

フユさかなから貰ったメッセージに『このけいけんを次に生かします』とあった。

ユメさかなから貰ったメッセージに『また絶対一緒にぶ台を作りたいです』とあった。

ありきたりの言葉みたいだけれど、違う。

子供だから、大人の言ってることを全て理解しているわけじゃない。

それでもしょうがないかと思ってずっとやってきたけれど、意外にも「子供だってちゃんと考えているのよ」と。

見事なカウンターパンチ一閃だ。

なんか泣かされた。 

 

「センパーイ、トイレ行ってきていいですか?」

ぼくは役者ではないのでトイレの是非を考えることくらいしかできないけれど、次は自身の生き様をみせてやる。

「よっしゃ、行ってこいや!!」

それが大人ってもんなのだ。


金弘哲 (2010年8月 9日 00:13)  カテゴリ:
あかさかな

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吉永です、まだまだ眠いです!

「あかさかなにまた会いたいです」という声をいただいたので、写真で。

かわいいですねえ、おぢさんもいますけど。

 

さて公演振り返り記を、と予告してはみたのですが、今回は、当日チラシの原稿と、このブログで公演中に書いてきたことで、すべてわたしの言いたいことは書いてきたような感じがしていて、特にいま、これを書いておきたい、というのがないんですよね。

稽古中はそれはもう、おもしろいことがいろいろありましたが、それはその場に参加していたメンバー内だけのおもしろさ(涙もふくめて)だろうからな、とも思い。

いちど、稽古場で見せてもらったユメの手作りお弁当(えらいっ!)がモウレツに可愛くて、わたしとミホは特にハートをつかまれまして。(ま、実はちょっと遠巻きにしていたユタがいちばん感動していたのは知ってますけど、おいといてー)ここで写真を載せたいと思っていたのですが、ユメが恥ずかしがるかもしれないから、ヒミツにしておきます。あら残念! ですね!

 

劇場ロビーに飾ったarayaさんの書、「午後から雨になるでしょう」の掛け軸についていた、折り紙の金魚たちが、ユメ&フユがつくってくれたものだとはこのブログに書きました。

いま、あの金魚たちはわたしのウチにおります。

時々眺めると、なごむーのですが、それだけでなくなにか、びっと、前に向かっていこう、っていう気持ちになります。

前に向かって、掃除しよう・・・とか、そんなわたしなんですが。

 

劇場にて、公演前の舞台上のご挨拶(いわゆる前説ですね)をユメとフユに頼みましたが、あれも、ユメとフユが考え、つくってくれたものです。

少しだけわたしから言葉を足してもらったりしまたし、周りの大人たちのアドバイスもあったと思いますが、基本すべては二人が自分たちでつくりだしてくれました。

あれはほんとうに、かわいおもしろかったですね!

 

「みんなで一緒につくる」「ものづくりをする」、とわたしは言い続けてきて、子供たちにも理解できるようにといろいろと努めましたが、何回かここにも書いてきたように「子供だから」というのはその肝心なところについてはあんまり、関係なかったと思います。

しかし更に子供と大人が一緒に、というのは、まずは異文化交流でもあり、たいへんではありましたが、そのことがみんなの力にもなっていったと思います。

なんとなく頭でわかる、というのではやっていけず、常にこころもからだも使っていかなければならなかったので、みんなへとへとに疲れましたが。

でも芝居はきっと、ほんとは全部、同じです。

わたしはそれを要求してきた自分として、芝居に限らず、これからの人生を、なんとなくわかることをなるべく捨てていこうって思いました、すごく疲れるけど、でもそういう人生を歩きたい、あとちょっとだからね。

(ん? や、人生、たまにはなんとなくでいいか)

 

と、こんな調子で、やや気が抜けた感じでもう少し、振り返り記を続けます。

 


吉永亜矢 (2010年8月 8日 12:21)  カテゴリ:
伊豆にて

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吉永です、帰ってきました。とても静かなところで、ずうっと眠っていました。

まだ眠いですが、むりやり起きてます。

 

公演終了の翌日は、起きて、ソーメンを食べました。

ラク日に友がソーメンをぶら下げて来てくれ、「ほい」とくれたからです。

家には食材がまるでなく、たいへん助かりました。ありがとうタケバ!

 

その次の日から二泊で伊豆に行ってきたのですが、タキと二人、モウレツに寝てばかりいました。

ごはん食べては寝て、温泉から出てきたら倒れ寝て、一杯飲もうと乾杯したらいびきをかいており。

おかげで旅行にしては我が家にはこれまであり得ない、酒量の少なさでした。

はじめ温泉に入った後は、足がじんじんして痛く、いてもたってもいられなかったです。

演出してるとき、ずっと立ってたせいですね。「座れば。」...んーそーですよ、ねぇー。

 

劇場にては今回、知人のお客様たちからわたしに対しての、「痩せすぎ!」ダメ出しを多数受けましたので、これはと真摯に受け止めまして、食べて寝まくってみましたが。

痩せてるんじゃなくて、やつれてるんですよね。歳寄りだから。

顔が顔じゃなかったもんね、出かけるとき。公演終わって二日目になるというのに。

まぶたが腫れてるとか、目の下が三重にクマとか、全体に皺皺とか、いうレベルを越えており。

首から上になにかぐにゃぐにゃした形にならないものがあるんですよ。

で、まあ、お湯につけたり、乾かしたり、食べて膨らませたりなどなど鋭意努力いたしまして、あとは自分の両手を使って粘土をこねる具合に、顔的な形にしてみる日々でしたが、なかなか顔にならず。

帰る頃になってようやく、なんとか。現在、あまり見た目よろしくはありませんが、首の上に、顔がありますわたくし。うん、顔的なもの、でなく、顔ですよ、これは確かに。

なんせそこからですから、やつれ解消にはもうしばし、時間がかかりそうです、精進いたします。

 

何度眠ってもまだ芝居のダメ出しの夢を見てたし。っていうと役者たちが嫌がるだろうなあ、具体的な夢じゃあないよ。なんか、ああしたら、こうしたらって思ってる夢だよ。いつものことよ。

起きて見る夢は、夏空に浮かんだ、ぽわぽわしたおもしろい形の雲の上に、ミホやユメやフユやハヤトがのっかって、こっちに向かって、にこにこ手を振ってた。

それがけっこう早いスピードで流れてくんだよね、やっほー!

 

公演振りかえり記は、またあしたから!

 


吉永亜矢 (2010年8月 6日 19:28)  カテゴリ:
テーシャーツ

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金(金沢)です。

ゴゴアメ#2『青くて赤くて三角で、東のほうにある』、無事に全日程が終了しました。

劇場でのできごとを思い返しながら、あれやこれや劇場日記として残そうと思いました。

 

が。

 

メイキング(舞台裏)撮影係としてビデオカメラ片手にプラプラしていた......もとい、奔走していたため、写真のことを忘れがちになり、ロクな写真が残っていないのでありました。

 

さて、会場で、やたらと水色のテーシャーツを着ている関係者を見かけたかと思います。

そうです、それがゴゴアメオフィシャルのテーシャーツです。

演者さんたちやスタッフさんたちにそれぞれ一枚ずつ配られましたが、劇場で過ごす日々は実質五日間あります。

どのように工夫して着まわそうかと思案した結果、ぼくは初日(後、洗濯)と千秋楽に着ることにしました。

その二日間は、家を出る時から着ていたので、当然帰る時もこのテーシャーツ姿でした。

 

一方、出演の駿斗やユメフユは「毎日着ます」と言って、本当に劇場では毎日のように着ていたので、いったい洗濯のシステムはどうなってんのか、疑問でなりませんでした。

そんな折、アスカさんが「乾燥機がうんぬんかんぬん......」と言っていたので、あ、そうか、と。

でも、ウチにはそんなハイテク機器はありませんので、おてんとさんが頼りです。

頼むよ、おてんとさん、と思ったその次の日のこと。

 

午後から雨になりました。

 

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金弘哲 (2010年8月 5日 01:27)  カテゴリ:
おまけ

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吉永です、どうも! 現在ヒトの形をしてません、泥のようです、寝ても寝ても眠いです!

 

おまけの写真は、公演終了後の劇場1階「カフェー」にて。

美穂、駿斗、優芽、冬奈の4人から、スタッフ・キャスト全員へ、御礼のお手紙とプレゼント。

写真は舞台監督の、魚住くんでした!

 

魚住くんは昨秋、舞監フジモトにアシストとして連れてきてもらって、ことしはどっぷりと、つきあってもらいました。

フジモトに本番をつきあってもらってると、公演終わった次の日からのただの日常も、フジモトなしでやっていけるのかしらんとこころもとなくなる(ごはんは何時に食べたらいいかとかね)のですが、今回同じように、きょうからウオズミくんナシで生活できんのか? と思っちゃいました。あはは!

 

すべてのスタッフにこころから感謝。

そしてスタッフでもキャストでもないのに、熱く支えてくれた仲間たちに、言葉にならない感謝を。

 

「青くて赤くて三角で、東のほうにある」公演を振りかえってのことごとはまた後日、

書いていこうと思っています。

残念ながらご覧になれなかった方たちにもどんな雰囲気だったか、たのしんで読んでいただけましたらうれしいです!

では、なんかもうどうもこうもならんので、オレ、海を見てきます!

公演残務もあるし、その前に友達にしみじみ御礼のメールなど書きたいのですが、まずはヒトの形をとり戻してきます。で、二、三日、このブログもおやすみします。

その間にきっと、演出助手・ダメ出し突撃隊の相方、隊員カナザー先輩が振り返り日記を更新してくれるだろう。と、ふっておきます。

 

んじゃ、

ぎょい!!

 


吉永亜矢 (2010年8月 3日 07:46)  カテゴリ:
公演終了いたしました

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吉永です、どうも! ...出演者の駿斗はきょうはふとんの中から出ない。

食べるのもテレビを観るのも全部ふとんの中でする。と言ってましたがわたしもそうします。

 

きのう無事、「青くて赤くて三角で、東のほうにある」千秋楽が終了いたしました。

4日間6ステージ、お忙しいなか、ご来場いただきましたお客様すべてに、こころより感謝いたします。ありがとうございました!

 

楽屋でアンケートを読んでいる役者たちの姿をちらりと見かけたら、なんだか、大事な手紙を読んでるみたいで、ほとんどアンケートを抱きしめそうになってるような感じで、可笑しく、そして芝居やってる役者がこんなにアンケートを大事そうに読んでるのなんて、はじめて見るような...とはっともしました。

ってわたしの友達には「出演者に激励を!」と強制的にアンケートを書かせたのですが。

書いてくださったみなみなさま、ほんとうにありがとうございました。

ちなみにFAXでも受け付けております(アンケート用紙に番号が記されています)ので、いまからでもどうぞ!

 

今回は演出としてはすごくシンプルな、素舞台で、場所やものを役者が表現していく、ということをやったわけですが、それはあたらしいことではなく、昔は小劇場の芝居というものは内容はまったく異なってもたいていはそういうものだったと思います。

いまではセットを組むのがふつうになっていますが、素舞台で表現できるのは、小劇場ならではの魅力の大きなひとつです。

作品を観ていただいて、うん、こういう芝居はおもしろい、と言っていただいた方々のおかげで、貫いてきてよかったと思えました。

ここまで来るのはたいへんなことで、わたしも、「いいもう。わたしがおもしろいと思うことをやる」と開き直るしかなかったのですが、おかげで少し、つよくなれたような気がします。

芝居を作るときにはあたりまえのことですが、演出意図を役者とスタッフに伝えること、理解してもらうことの大切さを実感して、なんか、こころからウロコが落ちたような気分です。

 

よく笑いよく泣き、へんてこで可笑しい夏の旅が終わりました。

でもみんなの夏休みはこれからです。

 

スープの中にはお客様たちの記憶の欠片も浮かんでいました。

出会って別れて、探してみつけて、なくして戻って、また出会いましょう。

ゴゴアメ一同から、愛と想像力をこめて。みなさまに素敵な夏になりますよう!

 


吉永亜矢 (2010年8月 2日 14:10)  カテゴリ:
本日、千秋楽です!

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吉永です、どうも! ...ん? なんですか? そうです、二日酔いです。

 

きのう無事、「青くて赤くて三角で、東のほうにある」三日目終了いたしました。

ご来場いただきましたお客様、まことにありがとうございました。

マチネは少し余裕がありましたが、それでもお尻を小さくして観ていただきました。

ソワレは、イトウヒロキくんにも立ち見してもらいました、応援ありがとう!

みなさまからたくさんの拍手をいただきましたこと、出演者たちにかわりまして、御礼申し上げます。

本日、いよいよ千秋楽になります。毎日、少しずつ前進できたことにほっとしていますが、

最後まで気を抜かずに本番に向かおうと思います。

ですが、きょうでダメ出し突撃隊は解散です。

 

写真の掛け軸、素敵でしょう。字を書いてくれたarayaさんからいただき、劇場1階カフェーに飾っております。

折り紙金魚の飾りは出演者の優芽と冬奈がつくってくれたもの。

色や形やすべて、二人でいろいろ考えてくれたのです。

飾ってから、二人で眺めて「...うまくいったね」と呟いているのがなんか、格好良かった。

演じるだけでなく、「ものづくり」をゼロから一緒にしていこうと、役者たちには言い続けてきましたが、ほんとうにみんなで一緒に、つくってきました。

 

本日も目を腫らしながらも元気に跳ねて、

役者、スタッフ一同、劇場にてみなさまにお会いできること、

こころよりお待ちしております。

 

APOCシアターへの歩き方は、こちら、カナザー先輩の「てきとー」な情報をご参考に、

嗅ぎ分けていらしてください。駅から徒歩2分です、それ以上歩きそうになったら、

劇場までお電話を!

 


吉永亜矢 (2010年8月 1日 10:16)  カテゴリ:

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