「ゴゴアメ」#2、一同稽古場で駆け回っております。こちらから公演詳細を!
小さな劇場にての公演で、座席数が約50席と限られております、チケットのご予約はどうぞお早めに。息のかかりそうな距離で役者たちが飛び跳ねます。一緒になって飛び跳ねてください。いや、気持ちで。実際は座席から立ち上がらないでくださいよろしくお願いいたします。
46歳の若手、吉永です、どうも!
やーなんかもー常に怒ってるよ。常に。そして稽古場以外ではなんか常に謝ってもいるよ。常に。
友だちからの「たのしみにしてるよ」というメールがいまは支え。
子供たちが素舞台で裸で挑む芝居です。(実際はなにも脱ぐわけでなく衣装を着ています)
ムチャだムチャだってそらムチャなのですが、「あたしがやりたいからやる」「あたしはそれがおもしろいと信じてるから信じてることをやりますあきらめません」と涙目になっている自分がいて。珍しいことです、いつも世を拗ねて、「別に」「知るか」などと言いながら生きてきましたので。
形になった後のことは。おもしろいかおもしろくないかは、お客様ひとりずつにゆだねることで。
形にしていくまでは、役者スタッフがみんなひとつになって向かっていけるかどうかがいちばん、大事だから、稽古中は、話し合いもよくしてる。こっちが思うより、子供たちはみんな、話がちゃんとできる。こっちの理解力の問題だ。
子供子供言うても、高校生の美穂や中学生の駿斗はもう、見た目から子供って感じじゃない。「若手」ってことだよね。と、稽古場にて本人たちにも言いながら。
「こうでこうで」とがーがーとわたしが話してる間に、床に座った美穂が真剣に頷きながら、這っていたちっさな虫を手で潰し、つまんで、ちょっと自分から遠くに投げ(いまは動いちゃいけないということなのだろうが)、「だからこうで」とわたしが続けていると駿斗が真剣にその動きをやってから、自分の目の前にきたその虫の死骸をつまんでまたほんのちょっと、投げていた。
とりあえず投げんのは、よせ。しかもちょっとしか投げられてないし。
わたしはまだがーがー続けていたが、なにか噴出しそうになった。「子供か!」
ま、そのように時々大人はまずしないことをしたりはします。
でもま、ひととは、真剣になればなるほどやや滑稽なもんでもありますわよね。
さ、わたしの話は、もういいでしょうね。余裕がなくて、稽古場で写真が撮れてないのですが、かわいいみんなの写真、次からは載せていこうと思います。