なんとなく急にサンドイッチが作りたくなり。たまごにピクルスを刻んだのを入れるのが好き。
抜歯のあと、痛いのを気を紛らわすためになにか本を。と思って買ったのが、本屋大賞受賞でめちゃめちゃ売れているらしい「天地明察」沖方丁(角川書店)。
剣劇のない時代劇、新しい暦を作る話、というだけでおもしろそうだものねえ。
で、ほんとに気が紛れた。ふだんエンターテイメントをあまり読まないので、不慣れな読み方で、なのだけど、たのしく。しかしこんな爽やかなものを爽やかでないときにしか読まないって、どうなのかわたし。
エンタメといえばその少し前に、直木賞受賞の白石一文「ほかならぬ人へ」を読んだ。「オール讀物3月号」に掲載されたものをいまごろ、タキが読み、「いい小説だよ」と言うので。中編なのですぐに読める。ありそうな話なのだけど話だけ読んでいてはだめです。(えらそう)経験ある「大人」がみつめた、いい恋愛小説だと思った。大人たちにおすすめ。