先日、もぎたてのトマトをいただいてしまった。まずは生で食べてみる。そんな甘くないのだけど、みずみずしい、スーパーで買うのとはぜんぜん違った。トマトは甘いほうがというのは、違うね。びっくりした。お風呂上りにそのままがぶりと食べたいようなトマトだ。感謝感激、ほんっとありがたいー。その日すぐに、鮭の蒸し焼きと合わせてみた。火をとおしても美味。
土曜は昼間にゴゴアメ「稽古の前の稽古」こどもたちと。夜はお手伝いのため、鵺的の稽古場へという稽古のはしご。世界の差にめまいがするだろうなーと思いながら行く。だってわたしがこどもたちとやってることって・・・。いやでもおんなじことよ、おんなじ劇なのだもん。たぶんね、たぶん、と電車を乗り換え乗り換えする。あ、鵺的の役者さんたちに昼間やってたこと、やってみてほしいなー。うまい役者さんたちが揃っていますが、果たして、できますかな? など思いひとり心の中で噴き出す。はっは。
実際は、鵺的稽古場にて衣装合わせに追われ、芝居の稽古は見ずに、先に帰らせていただいた。親知らず抜いた後のいきなりハードなんで、なんかもうあからさまに「病み上がり」なわたしであった。みっともなくやつれてて、ごめんね。
日曜は足りない衣装を探しに。日曜なので街は混雑。一部の役者さんたちと演出高木氏、演助のカナザー先輩(先輩は鵺的の後にまたこちらの演助を続投)とぞろぞろ歩く、本番近いのにお疲れさまでございます。
で、稽古を見なかったのに、なぜか、役者それぞれのいまの気持ちというのかな、接しているとなんとなあく、伝わってくる気がして、不思議な感じがした。
もちろんそれらは、わたしの気のせい、かもしれないのですが。
でもなにか、わたしも話したくなる。なにかを。
しかし、そんな暇もなく。というか、わたしに話せることはないはずで。
「ともかく追い込みなのだなあ」とみなさんのお顔を見ながら、お別れするときに言った。
「じゃあ、元気にガンバッて、殺したり、殺されたり、しあってください!」
やーほんと、そんだけだわ、わたしなぞに言えるのは。
鵺的「不滅」は来週から本番です。ご興味のある方は、ぜひお早めにチケットのご予約を。