アジの叩きと野菜スープ、というへんな献立だったんだね。
この野菜スープ、雑誌に載っていた土井先生レシピで、肉なし野菜のみ、コンソメなどの出汁も一切使わず作るというの、へーほんとにそれで美味しいのかな?! と驚いて、作ってみたものなのだ。わたしのはレシピと違って、トマト缶を入れてるのだけど(缶半分)
ほんとうにスッキリ美味しい。すごいこれは。
作ってる間に何度もコンソメを入れたくなる、ほんのちょっとだけ、って、それをガマンするのがたいへんだった。そりゃ野菜というのも出汁が出るとはわかっていたけど。
作り方は、なんでもあまり野菜をなるべく種類多く、すべて小さめに切って、オリーブオイルで炒め、塩だけで味つけ。そのかわりしっかりめに塩。(いい塩を使おう)
で、水を入れたら、強めの中火でけっこう、がんがん煮る。弱火でことこと、じゃないんだ。それにもびっくりした。
強めの火で沸騰させ攪拌することで、野菜の味が混じりあう、ということらしい。ふーむ。
溶けやすいじゃがいもは後から(これがとろみになる)。トマトも後から入れて更に10分ほど煮るとできあがり。
これは外食続きの後とかの一品にいいや。稽古はじまったらこれ、時々作ってしのごう。
親知らず抜いた後は、大事をとっていたおかげで、じょじょに回復中。よかった。
この二、三日はあまり喋らずすむように、打ち合わせを入れるのは避けて、かわりに、一日じゅうメールやりとり。
主たるひとつは締め切り迫る宣伝用ポストカードの件で、ホソノ・arayaチームとやりとり。
もうひとつは本番が迫っている「鵺的」のお手伝いで、高木くんと。
ひとのお手伝いをしている場合ではないのだが、している。
高木くんはわたしの抜歯後に、見舞いの言葉をメールに書いてくれてうれしかったのだが、それが「痛みがおさまれば、かつてない爽快感が待っているので頑張ってください」って、どうだろうか。「かつてない爽快感」って。
そんなのまるでないぞ、いまのところ。どんな爽快感っぷりなのだ・・・
つきあいも長くなってきておるが、タカギノボルとはおかしな人である。まったく。
相棒ユタくんはもっか、腕が折れるまで本を執筆中。
すべて順調に遅れつつ、順調に奮闘中、の我が部隊である。が、なにかひとつ、忘れてないか。
わたしも本書くのだ。
3本の短編中、2本がユタくんで、わたしは1本、約20分の短編ではあるが、一文字も書いてない。嘘みたい。