これも数日前のごはん。いまはおかゆ生活(わたしだけだけど)。
こんないまいちな写真からご紹介するのはかなり気がひけるのですが。それでもお知らせしたくて。
このアジの叩きのお皿と小松菜煮の入った小鉢、それから、このブログにしょっちゅう登場するガラスの器、うちにあるガラスの器はほとんどといっていいのですが、北海道に暮らす、ガラス作家くまがいマナさんの作品です。わたしとタキ、そして友たちも、マナちゃん作品のファンで。
時々、このブログを見てくださる方々からも、「素敵な器だねー」と言われます。それでそんなみなさんにニュースが。
6月25日(金)?30日(水)まで。マナちゃんの個展が代官山の無垢里(むくり)というところで開かれます。
詳しくはこちらを。http://www.geocities.jp/mukuri_d/gallery-all.html
代官山だってー。行ったことないけどなんかもー素敵そうなギャラリーです。
ぜひみなさん、ふらりと寄ってみてください。
マナちゃんの作品は作品でありながら、日々の暮らしにがんがん使える器です。ガラスというと繊細そうですが、なかなか割れないよ。
これから季節は夏だし、お気に入りのひとつをあなたの家に連れて帰ってください。
「高いですか?」と良く聞かれるけど、それはね、100円ではないけど、長持ちするのに高くないですよ。まずは小ぶりのグラスをひとつ、がおすすめかな。
もちろん、買わなくて見てるだけでもたのしい。でも、「買うほうがたのしい」というのがわたしの意見。だって使うのが、いちばん、なのですよ、器って。
マナちゃんとは東京に個展があるとき、年に一度くらいしか会えず、今月会うことをたのしみにしている。会うとうれしくて、へへー! と笑ってばかりいるけど、マナちゃんはいつもその細い身体じゅうにパワーが漲っているので、ははー! とほんとはひれ伏したくなる。
マナちゃんからのお便りには日々ストイックになってる・・・と書いてあった。
自分のつくりたいものを、つくらなければ、意味がないのだと、どんどん思うようになってきて、と。
「あやさんもきっとそうなのだろうな」とマナちゃんは言ってくれるが。
やーマナちゃん、あたしゃねー、ちがうよ、ストイックとはだいぶ。かけ離れております。
つくりたいもんしか、つくれないだけだし。そんで、若干常に、ひがんでるし。背筋、伸びてない。
新作の写真を見ながら、マナちゃんの言うストイックさを確かに感じる。
突き詰めていく精神を感じる。でもそれでいて、器はどんどん、やさしくなるみたいに、わたしには思える。「あまりもののおかず、入れてください」と言ってる気がする。(ほんとはチガウかも?)
つよくなる、ということは、やさしくなる、ということだ、と昔からわたしは思ってた。
そうなろうとしつづけたい、とは思ってきたけれど。
や、あまりもののおかず入れる派として、あまりものの味わいにだけは、うるさく生きていこうかしらん、とね。噛めない日々にそんなことを。