ケンタロウレシピで作った。炊き込みピラフ。チリパウダーと炊き込むんだけど、これが辛い! けどうま!
こないだ、一日の中であっちこっち移動してた。ものすごい湿気で汗だくになりながら。ひどいね、この湿度。みなさんヤラレてませんか、ヤラレますよね。
で、いろいろ焦りながら歩き携帯メールしてたら、向こうから来る、ものすごくアヤシイひとに、ぽんっと肩を叩かれたので、ガン飛ばしてみたところ、昔の仲間だった。なんだー、アヤシイひとかと思ったらただのアヤシイひとじゃん!
何億光年ぶりに話した、汗だくになりながら道端で。おもしろかった。
その後、夜は下北にいて。鵺的観たあとに飲んでたという、ミワちゃんやヨッパライになったテツタくんやミナキや、出演してたアライぴょんやサネチーがなんか、道端に溢れてた。よくわかんないけど、ヨッパライのテンションに負けないように、ひゃーひゃーわたしも適当に言いハグしたりした。どっかでお祭りでもやってるのか、みたいな感じだった。ま、本番なのだな、と思った。
とにかくそんな道端の一日だった。
息が止まりそうに忙しい。その前に湿気で息が止まりそうだけど。
きのうはユタくんと短編3本中の最後の#3の打ち合わせ。追い詰まり錯乱するユタくん(あ、金魚勝手に改名したな!)に、どうどう、とカレーを食わす。
これからユタくんの#1とわたし森海月の#2をコピーして発送準備だ! また汗だくだよ。
本番1ヶ月前になった。こんなスケジュールははじめてだオソロシイ。と思ったけど、昔はこんなもんだったかも。よおし。粘るよあたしは!
ってことで、詳細はこちらを。夏休み、みなさんいろいろご予定あるかと思いますが、ぜひ、千歳船橋まで。湿気を飛ばしに。来てね!
金魚のフジオカくんとフジオカちゃんのほうでは、家の主、フジオカユタカくんを、フジオカ、と呼んでいる。水槽の中から、パソコンの前に座ったところを、見ている。
フジオカちゃん「書けよ」
フジオカくん「書けよフジオカ!」
フジオカ「・・・・・・・・」
フジオカちゃん「あっ、あーまた!」
フジオカくん「サッカー観てる場合じゃないだろ、フジオカ」
フジオカ「・・・・おおっ・・・・うあっ、いけー!!」
フジオカちゃん「おまえがいけよ、フジオカ」
フジオカ「観た? いまの観た? すごいねっすごいねフジオカちゃん!」
フジオカくん「フ・ジ・オ・カー!」
フジオカ「やったーやったー!!」
フジオカちゃんとフジオカくんは念でパソコンのスイッチを点け、念でキーボードを打ち出す。いや、キーボードの上を跳ねる。家の主は夢の中、ゴールを決めている。やがて起きる家の主は、キーボードがなぜか水に濡れているのに気づくだろうか。
ところでわたし森海月のほうは、書けたのか? というお話で。
書いたよ。いつ書いたんだよ?! わっかんねーよ! キレんなよ! ごめーん。
水曜、「鵺的」は無事に幕開け(27日日曜まで)。初日を拝見した後、お客様と飲みに行く。疲れたところに飲んじゃったらだめね、きのうは完全に潰れ予定こなせず。ま、しょうがないわがんばるわ。ジブンの本ももう少し詰める。本日は美術さんと打ち合わせもあり。マナちゃんのガラス器展もきょうから開催だ。お時間ある方、ぜひ、代官山へ!
そうそうゴゴアメチケット、ホソノデザインにより、ちっさい可愛いのが。
こちらでご予約できます!
きのうよりチケット発売開始いたしました! パソコンならこちらからが便利です。
詳細は上のボタン「ゴゴアメ#2公演情報」から。ご予約、心よりお待ちしております!
どうだろう、この写真は...。せっかく可愛いハガキを作っておきながらイメージを壊してはいないかしらん、だいじょうぶかしらん。
宣伝ポストカードのスーパーモデル、金魚のフジオカちゃんは撮影当日、ホソノくんがゲットしてきてくれました。が、事前に「撮影後の金魚ちゃんをどうするか」が問題となりました。
無駄エネルギー全快の我々ですが、言うても、こころやさしいヒトばかりでして。
「死んじゃったときに悲しいから、飼うのはいやだ」とホソノくんもユタくんも、眉を下げて言う。そんななか、「あたしはぜったいやだ。金魚ってなんか、怖! こーわ!」と、こころない発言をするあたし一名。同じ理由じゃ弱いですからね。
しかし解決ならないまま撮影当日になり。更に攻撃的手段。
「まーもう、名前つけちゃったからねー。フジオカちゃんと、フジオカくん」(金魚はもう一匹買ってきてもらっていたのです)と言うわたしとホソノ氏。むむ、となるユタくんだったが、水槽の中にフジオカちゃんを放つやいなや、「か・・・かわいい・・・」と目をまん丸くする。しめしめ、かかりおったな!!追い討ちをかけるように撮影中はずっと「フジオカちゃん、フジオカちゃん」と呼びかけ続ける。
とゆうわけで、無事、コンニチ、ユタくんはフジオカちゃんとフジオカくんと一緒に暮らしております。めでたし!
いまや崖っぷち、締め切りギリギリのギリであるなか、本書き中のユタくんに、水槽の中でバッシャバッシャやって檄を飛ばしてるらしいです。
タイトルの字は、前回と同じく(このブログの題字でもある)、arayaにお願いしまして、忙しい中、入魂の一作を仕上げてもらいました。
arayaから送ってもらうなり、「いいね、念が入ってるね」とホソノ氏。「念がね、念が」頷くわたし。
語彙の非常に少ない我々でございます。小さなハガキの中にいったいどれだけ念をこめるつもりでしょうか。
ところで、あす水曜から友、高木登くん主催の「鵺的」新作、「不滅」公演がはじまります。
劇場にて当日チラシには、ゴゴアメ・念がハガキも折り込んでいただいております。
ハガキはきっと、ぽすぽすと滑り落ちて少々ご迷惑をおかけするかも知れませんが、「鵺的」のお客様たちよ、もしも終演後に床に落ちている金魚ちゃんハガキをみつけましたら、どうか、なにとぞ拾ってやって......、暑中見舞いにお使いください☆
では、わたしもいまから、劇場へ。御用聞きにいってきまーす。
本日、チケット発売開始です!
詳細は上のボタン「ゴゴアメ#2公演情報」から、なにとぞよろしくお願いいたします!
じゃじゃん。写真は、前にブログに書いた、宣伝ポストカードの撮影準備中の、これが正体。
謎のモデルとはこの、金魚ちゃん(お名前はフジオカちゃん)だったんですね。
ホソノくん案の「空飛ぶ金魚」を実行すべく凄いミッションがあくまでちっちゃく、行われたのだった。
まずね、この水槽、特注・オリジナル。ふつうの水槽だと水が入れば重くなって、道端でかついだりできないため、平べったく軽いものをこれもホソノくん案・発注で作っていただいたのです。
で、この水槽を撮影助手ユタくんがかついで、ホソノくんが写真を撮る。千歳船橋という、高級住宅街で。千歳船橋とは今回の劇場のある街であり、作品自体の舞台にもなっていまして。ホソノくん曰く、住宅街ならどこで撮ってもいいんだけど、ま、千歳船橋で撮ることで、念がこもりますからね。
「念がね、念が」 この言葉はもはや我々の合言葉である。
当日は天気のいい日で、通りすがりのみなさんからたくさん、声をかけられました。
「なに撮ってるんですかー」「あら金魚を!」「金魚撮ってるのよあれ」「まあー金魚をねー」みたいな。
そのモデルの方がなにしろ自由で。気まぐれな女優さんで。たいがい、フジオカちゃん待ちですよ。
凄いでしょ。凄いでしょ、と言うのをバカでしょ、と言い換えたとしてももまああまり、さほど気にならないたぶんホソノくんも。というか同意義だよね!
ま、なにかにつけ、無駄なエネルギーを全力で、使い切るまで出す我々です。
ホソノデザインが公演情報を更新してくれました。
上のボタン「ゴゴアメ#2公演情報」からどうぞ!
ホソノくん案の「空飛ぶ金魚」が宣伝用ポストカードでございます!
合成ではありません。実際、住宅街の空を金魚に飛んでいただき撮影したもの。
チケット発売はあさって、6月21日(月)から開始です。
おかゆ時代の写真。もう噛めます、たいがい。
月曜は宣伝用ハガキの入稿。チラシは本番二、三ヶ月前に出来上がるようにしているので、今回はほんとうにいやー、もうすぐなんだな! とオソロシイ。焦るけど焦らないようにします!
近日中、ホソノデザインが公演情報のコーナーにて詳細を更新してくれますが、チケットは来週月曜6月21日発売開始。
火曜はこどもたちとの「稽古前の稽古」最終日。計4回の稽古が終わり。もっとやりたかったとは思うけどこれも、時間がね。
なんかこないだ、ブログにこの稽古でなにやってるか書かないのが自分でふと、かっこつけてるみたいで、恥ずかしくなった。そうじゃないのよ、わたしもみんなも、一生懸命だったから、なんかちょっと簡単に書けなくてさ。でも簡単に言うと、台詞を日本語で言わない、というだけでして。日本語じゃなく、かえる語ね! げろげろげろげろ、言うてたわけです。主には、台詞を伝えるっていう作業は、言葉に頼ってしまったり、逆に言葉に振り回されてしまったりしてはいけないよ、ということをやりたくて。
けどなんかもう最後はかえる語がふつうで、私語までげろげろで喋れる気になる我々でした。
お笑いくださいませ。まだまだこれからのチームで御座います!
しかし、こどもたちには力をもらうことの多い稽古でした。
きのうは相棒ユタくんにうちに来てもらい、本打ち。3本の短編中、1本目の台本がようやく上がって。ここまで長いデコボコがたがたした道のりでした。
我々の珈琲館ほか喫茶店流浪の旅を終わらせ、うちで打ち合わせ。
やーいいね、家は。掃除したり料理したり(せっかく来てくれるのならごはん食べてほしい)するのがしんどいとは思ったけど、やっぱ、ぜんぜんいいです。声が大きいかと気にすることがないのがラク。こうで、こうでしょ? といきなり立ち上がって動き出すこともできるし。タキが淹れてくれる珈琲は美味しいし。一杯でねばるなと叱られることもない。
ユタくんとわたしは叱られたことがあるのだ、それを知っててタキが「一杯でねばんないでくださいねー」と冗談を言う。
喫茶店はお喋りするところじゃなく、珈琲を飲むところだ、なんて言われたもんなあ。
げろげー。
なんとなく急にサンドイッチが作りたくなり。たまごにピクルスを刻んだのを入れるのが好き。
抜歯のあと、痛いのを気を紛らわすためになにか本を。と思って買ったのが、本屋大賞受賞でめちゃめちゃ売れているらしい「天地明察」沖方丁(角川書店)。
剣劇のない時代劇、新しい暦を作る話、というだけでおもしろそうだものねえ。
で、ほんとに気が紛れた。ふだんエンターテイメントをあまり読まないので、不慣れな読み方で、なのだけど、たのしく。しかしこんな爽やかなものを爽やかでないときにしか読まないって、どうなのかわたし。
エンタメといえばその少し前に、直木賞受賞の白石一文「ほかならぬ人へ」を読んだ。「オール讀物3月号」に掲載されたものをいまごろ、タキが読み、「いい小説だよ」と言うので。中編なのですぐに読める。ありそうな話なのだけど話だけ読んでいてはだめです。(えらそう)経験ある「大人」がみつめた、いい恋愛小説だと思った。大人たちにおすすめ。
先日、もぎたてのトマトをいただいてしまった。まずは生で食べてみる。そんな甘くないのだけど、みずみずしい、スーパーで買うのとはぜんぜん違った。トマトは甘いほうがというのは、違うね。びっくりした。お風呂上りにそのままがぶりと食べたいようなトマトだ。感謝感激、ほんっとありがたいー。その日すぐに、鮭の蒸し焼きと合わせてみた。火をとおしても美味。
土曜は昼間にゴゴアメ「稽古の前の稽古」こどもたちと。夜はお手伝いのため、鵺的の稽古場へという稽古のはしご。世界の差にめまいがするだろうなーと思いながら行く。だってわたしがこどもたちとやってることって・・・。いやでもおんなじことよ、おんなじ劇なのだもん。たぶんね、たぶん、と電車を乗り換え乗り換えする。あ、鵺的の役者さんたちに昼間やってたこと、やってみてほしいなー。うまい役者さんたちが揃っていますが、果たして、できますかな? など思いひとり心の中で噴き出す。はっは。
実際は、鵺的稽古場にて衣装合わせに追われ、芝居の稽古は見ずに、先に帰らせていただいた。親知らず抜いた後のいきなりハードなんで、なんかもうあからさまに「病み上がり」なわたしであった。みっともなくやつれてて、ごめんね。
日曜は足りない衣装を探しに。日曜なので街は混雑。一部の役者さんたちと演出高木氏、演助のカナザー先輩(先輩は鵺的の後にまたこちらの演助を続投)とぞろぞろ歩く、本番近いのにお疲れさまでございます。
で、稽古を見なかったのに、なぜか、役者それぞれのいまの気持ちというのかな、接しているとなんとなあく、伝わってくる気がして、不思議な感じがした。
もちろんそれらは、わたしの気のせい、かもしれないのですが。
でもなにか、わたしも話したくなる。なにかを。
しかし、そんな暇もなく。というか、わたしに話せることはないはずで。
「ともかく追い込みなのだなあ」とみなさんのお顔を見ながら、お別れするときに言った。
「じゃあ、元気にガンバッて、殺したり、殺されたり、しあってください!」
やーほんと、そんだけだわ、わたしなぞに言えるのは。
鵺的「不滅」は来週から本番です。ご興味のある方は、ぜひお早めにチケットのご予約を。
アジの叩きと野菜スープ、というへんな献立だったんだね。
この野菜スープ、雑誌に載っていた土井先生レシピで、肉なし野菜のみ、コンソメなどの出汁も一切使わず作るというの、へーほんとにそれで美味しいのかな?! と驚いて、作ってみたものなのだ。わたしのはレシピと違って、トマト缶を入れてるのだけど(缶半分)
ほんとうにスッキリ美味しい。すごいこれは。
作ってる間に何度もコンソメを入れたくなる、ほんのちょっとだけ、って、それをガマンするのがたいへんだった。そりゃ野菜というのも出汁が出るとはわかっていたけど。
作り方は、なんでもあまり野菜をなるべく種類多く、すべて小さめに切って、オリーブオイルで炒め、塩だけで味つけ。そのかわりしっかりめに塩。(いい塩を使おう)
で、水を入れたら、強めの中火でけっこう、がんがん煮る。弱火でことこと、じゃないんだ。それにもびっくりした。
強めの火で沸騰させ攪拌することで、野菜の味が混じりあう、ということらしい。ふーむ。
溶けやすいじゃがいもは後から(これがとろみになる)。トマトも後から入れて更に10分ほど煮るとできあがり。
これは外食続きの後とかの一品にいいや。稽古はじまったらこれ、時々作ってしのごう。
親知らず抜いた後は、大事をとっていたおかげで、じょじょに回復中。よかった。
この二、三日はあまり喋らずすむように、打ち合わせを入れるのは避けて、かわりに、一日じゅうメールやりとり。
主たるひとつは締め切り迫る宣伝用ポストカードの件で、ホソノ・arayaチームとやりとり。
もうひとつは本番が迫っている「鵺的」のお手伝いで、高木くんと。
ひとのお手伝いをしている場合ではないのだが、している。
高木くんはわたしの抜歯後に、見舞いの言葉をメールに書いてくれてうれしかったのだが、それが「痛みがおさまれば、かつてない爽快感が待っているので頑張ってください」って、どうだろうか。「かつてない爽快感」って。
そんなのまるでないぞ、いまのところ。どんな爽快感っぷりなのだ・・・
つきあいも長くなってきておるが、タカギノボルとはおかしな人である。まったく。
相棒ユタくんはもっか、腕が折れるまで本を執筆中。
すべて順調に遅れつつ、順調に奮闘中、の我が部隊である。が、なにかひとつ、忘れてないか。
わたしも本書くのだ。
3本の短編中、2本がユタくんで、わたしは1本、約20分の短編ではあるが、一文字も書いてない。嘘みたい。
これも数日前のごはん。いまはおかゆ生活(わたしだけだけど)。
こんないまいちな写真からご紹介するのはかなり気がひけるのですが。それでもお知らせしたくて。
このアジの叩きのお皿と小松菜煮の入った小鉢、それから、このブログにしょっちゅう登場するガラスの器、うちにあるガラスの器はほとんどといっていいのですが、北海道に暮らす、ガラス作家くまがいマナさんの作品です。わたしとタキ、そして友たちも、マナちゃん作品のファンで。
時々、このブログを見てくださる方々からも、「素敵な器だねー」と言われます。それでそんなみなさんにニュースが。
6月25日(金)?30日(水)まで。マナちゃんの個展が代官山の無垢里(むくり)というところで開かれます。
詳しくはこちらを。http://www.geocities.jp/mukuri_d/gallery-all.html
代官山だってー。行ったことないけどなんかもー素敵そうなギャラリーです。
ぜひみなさん、ふらりと寄ってみてください。
マナちゃんの作品は作品でありながら、日々の暮らしにがんがん使える器です。ガラスというと繊細そうですが、なかなか割れないよ。
これから季節は夏だし、お気に入りのひとつをあなたの家に連れて帰ってください。
「高いですか?」と良く聞かれるけど、それはね、100円ではないけど、長持ちするのに高くないですよ。まずは小ぶりのグラスをひとつ、がおすすめかな。
もちろん、買わなくて見てるだけでもたのしい。でも、「買うほうがたのしい」というのがわたしの意見。だって使うのが、いちばん、なのですよ、器って。
マナちゃんとは東京に個展があるとき、年に一度くらいしか会えず、今月会うことをたのしみにしている。会うとうれしくて、へへー! と笑ってばかりいるけど、マナちゃんはいつもその細い身体じゅうにパワーが漲っているので、ははー! とほんとはひれ伏したくなる。
マナちゃんからのお便りには日々ストイックになってる・・・と書いてあった。
自分のつくりたいものを、つくらなければ、意味がないのだと、どんどん思うようになってきて、と。
「あやさんもきっとそうなのだろうな」とマナちゃんは言ってくれるが。
やーマナちゃん、あたしゃねー、ちがうよ、ストイックとはだいぶ。かけ離れております。
つくりたいもんしか、つくれないだけだし。そんで、若干常に、ひがんでるし。背筋、伸びてない。
新作の写真を見ながら、マナちゃんの言うストイックさを確かに感じる。
突き詰めていく精神を感じる。でもそれでいて、器はどんどん、やさしくなるみたいに、わたしには思える。「あまりもののおかず、入れてください」と言ってる気がする。(ほんとはチガウかも?)
つよくなる、ということは、やさしくなる、ということだ、と昔からわたしは思ってた。
そうなろうとしつづけたい、とは思ってきたけれど。
や、あまりもののおかず入れる派として、あまりものの味わいにだけは、うるさく生きていこうかしらん、とね。噛めない日々にそんなことを。
数日前のごはん。ある方に、生春巻きをごちそうになったことで、作るたびに思い出すだろうなあと。あんなに上手には一生、できないな。でも思い出したくて、作るだろうこれからも。
きのう、親知らずを抜きました。大事に大事に、飼っていたのです。
数年前に、腫らしてしまったときに、歯医者にも周りじゅうに「抜いたほうがいい」「抜いたほうがいい」と言われまくったのに、「いやです」と言って抜かなかった。
理由、怖いから。
なんでしょうねえ。若い頃はばかで、歯を抜くのもへっちゃらで、抜いた後も「酒で消毒」とか言って・・・言ってた言ってたよ! しかしそんなことはもはや無理。不可能。
年々、弱ちんになっていくようです。
実際、弱ちんだから、一箇所弱ると、なんでってくらいあちこちがたがくる。
で、大人しくしています。大人しくしてるから、たぶん、だいじょうぶ。
きょうになっても、なんか薬にやられるせいか、全身だるい。
必要以上に怖がりまくりましたが、医者には「スナオに生えてるからそんなにたいへんではないと思いますよ」と言われた。「スナオに」「スナオに」と歯科衛生士さんと二人に言われ、「そんなにもスナオなのに・・・」と言いそうになる。「でもねえ、スナオに見えて、根っこが曲がっていたりということも」と歯科衛生士さんが更に言うので、「見えるだけで根は曲がってると言うのですか!」と言いそうになる。
わたしのことじゃないですね、歯ですね。
抜いた歯を見せてもらった。それは確かにスナオな形だった、が、根元のほうが、ひょろんと、少しだけ曲がっていた。歯科衛生士さんはふふ、と笑った。
そんなもんだ、うん、あたしだ。
なんかもう、料理にも気持ちがいかない日々でした。
いかんですな。と、この数日にようやくなんとか。
台所に立つのは気持ちを静めるのにはいちばんいい、わたしには。
豆ごはん、好きなのに、グリーンピースが出回ってからやっと、作った。
前にちょっと書いた、台本の前の稽古の、最初の日に。
思いついて、小学校6年生の女の子二人におすすめの本を持ってきてもらった。
二人とも「本好き」と聞いて。
こんどやる芝居とは関係なく、なんでも、好きなものを、と頼みまして。
そのときボロボロだったわたし、ふとんの中でずっと過ごした日、なにもできなかったんだけど、二人から借りた本は読んだ。
何冊も持ってきてくれたのだけど、それぞれに新鮮で、ひきこまれました。
しかし自分で頼んでおいてなんだが、小学生に本を貸してもらえることがあるとは思わなかったよ、自分。
ひとつだけ、わたしが昔読んだ本があり懐かしかった、ロッタちゃんです。
ロッタちゃんだよ! おぼえてないの? リンドグレーンだよ。訳は山室静だよ。
絵は違うの、あたらしいの、けど、可愛いよ。
いやーなぐさめられたよ、ロッタちゃんには。思わず笑っちゃったもの。
先日のゲンバからもう一枚。これでもなにがなにやらワカラナイでしょう。
ポストカードが出来ましたら、一緒にゲンバのワカル写真もアップしようと。
おたのしみに!
撮影助手ユタくんの、真剣な表情にご注目!
本日は晴天狙いで、夏の公演のフライヤー(今回はチラシではなく、ポストカードなのだ。なんでもミニ。でもそこにかける力はでっかいよ)写真撮影をしてきた。
カメラマンはデザイナーのホソノ氏。撮影助手にユタ。モデルはさあ、どなたでしょう。
ホソノデザインのアイディアによる(どうやって思いつくのか感心)撮影だったが、これがほんとおかしなゲンバに。
とある街の公園にて、スタンバイ中の写真。
なにがなんだかわからないでしょう。カードの完成まで全貌はとっておこうと。
とにかくみつけた、ちっさな虹。
最近泣いてばっかいたからなあー。しみるよ。
足やら腕やら痛いけど、相棒ユタとはこれから「本打ち」再集合です。