5月の連休ってほんときれいな季節ですよね。
きのうある街を歩いていたら、こんなところになぜ? という感じで住宅街の真ん中に、花水木の小さな林になってるところがあって、白い花と緑が輝いており目をみはってしまった。カメラを持っていなかったのが悔しかった。
この連休中、どこにもお出かけできないひとも、窓の外の空や緑を、たまに見てみてくださいな。
タキと魚のおいしい居酒屋に行ったあと、バーに寄る。マスターが最近、自分の酔っぱらった話で、「歯ブラシがなかった」事件を話してくれる。
ソファで目が覚めて、歯を磨こうとしたら、なぜか歯ブラシがない。消えている。
仕方なくあたらしい歯ブラシをおろしたところで、口の中は既に歯磨き粉でいっぱいなことに気づく。歯ブラシはソファの隙間にみつかった・・・という話。
目が覚めて最初に口のなかの異変に気づかなかったことが可笑しいよね。
しかしこれ、「ヨッパライの話」としては、かなり「よくできた」話だと思う。さすが?
「なぜか靴がなかった」という話は聞いたことがある。
びっくりするよねこれは。どうやって帰ってきたんだろう、どきどきどき。
とそのひとも、どきどきしながら家の中を、順番に脱ぎ捨てられている自分の服(ふふふ)の跡を、辿っていったらしい。玄関まで着いた。やはりない。おそるおそるドアを開ける。ない。
これ、どういうオチだったろう。確かトイレの前にスリッパのように、きちんと脱ぎ揃えられていた、っていうオチだったような。かわいい話。
「鍵がなかった」ひとが最近いたな。これは笑えない。家に入れないのは悲惨。だし、危ない。そのひとの場合は後から、そもそも家に鍵を忘れてきていたことが判明。
家に誰かいるならまだいいけど・・・わたしはひとり暮らしのときに、鍵がなくなって、探し回ったことがある。どうしようどうしよう、とパニックになって、もう酔いも覚めて泣きそうだったんだけど、なぜか急激にそんなときにおなかが空いてたまらず、コンビニでお弁当を買い、コンビニの前にあった植え込みの影に座れるところをみつけ、座って食べた。
という世にも酷い話がある。明け方に。女がひとり外で。しかも、いいですか。
「とんかつ弁当」を。完食。
なにやってんだー!! と自分でも完食してから思い、あらためて鍵を探すと、持ってました・・・。
・・・図々しいやらなんやら、酔いが覚めてなんかちっともいないじゃん、だし。
いや、失礼しました。
どんなに酔っぱらって、憂さを忘れ、理性や節度や貞操、品格そのほかもろもろを失くしても、鍵とお財布はなくしちゃだめですよ、という・・・