引き続きテンパリ中、「なにをテンパッているのだ、どうでもいいけど気になるではないか」という方、そのうちどうかなったら、まとめて書きまーす。
リヨリをいまいちやる気ない日、缶詰のあさりと市販のルーを使って、簡単にクラムチャウダー。でもそういうときのテキトーなリヨリが実は、なんだかおいしかったりって、よくありませんか?
前に書いた「東と西 1」の短編で藤谷治がおもしろかったので、「またたび峠」(藤谷治・小学館刊)を読む。「いつか棺桶がやってくる」と同時に発売されていたもので(別の小説なのです)、こっちは読んでいなかったのだ。わたしは時代物ってあまり得意じゃないの。だけど、なにか自分の好みが変わったのかと思うくらい、おもしろかった。
冒険のところが長い、長いなあというひとがタブン多いかと思うのですが、文体、というか「語り」と言いたい、が心地よく、あたしゃずっと続けてくれて構わないよ、続けておくれな! って感じで読み終わりたくなかった。読み終わっちゃったよ。あー! すごいな!
日曜は愚弟A(血は繋がってない、第一、女性。じゃ、なんで。って知らんがな。本人が「アニキ」と呼ぶのだ。愚くらいつけたっていいだろう)の芝居を観る。テンパリ放題の愚弟の代わりにトシゾー・ネモト氏が我々を誘ってくれた。トシゾー・ネモトくんほんとうにありがとう。
大入りで満席、開演時間になっても何人ものお客さんが次々と並ぶ。ああ、後ろのほうにツブヤキ・ノボルの姿(きょう彼のブログを読み、一瞬「ツイッターに集中します」と読み間違えてしまったわたし。「近況は台本にてつぶやきます」そんなわけない)も見える。はっはっは。
席をひとつずつ作者自ら作り出すという、弟(偽)。これはテンパるな。でも拍手はぶあつい。
よかったな弟よ。
客席にて泣いたのをごまかし、弟にガン飛ばしにいくわたし。シャバイぜ!