買い物行かなかったから、ありあわせのごはん。(おとといの)
きのう居酒屋で。
ある脚本家の方が、わたしとタキの暮らしを、酔っぱらい夫婦のなにごとも起きないただただ飲むだけの日常として、書いてくれるって言ってたんだけど、書いてくれるのかなあ。
去年マリエンバートで。並のすごい映画らしいんだけど。
誰が観るんだよその映画・・・
っていうか、言ったこと覚えてないと思うけどさ。
タキとタキの友達と飲んだのですが。
ほんとおかしいのよ。
考えたら久しぶりに、酔っぱらいの先輩、大先輩と飲んだわ。
酔っぱらいとして先輩がたに囲まれすくすく育ってきたわたしですが、気づくと、酔っぱらい後輩どもに押されてばかりのコンニチで、たいへん新鮮にオソレオオクたのしかった。
わたしの劇を何度か観にいらしてくださってるのだが、終演後に飲みましょうと言ってもいつも逃げられるので、やっと一緒に飲めたのだよね。
05年の劇のことを、「あの、頭ん中で誰かがタップ踏んでるやつね」と先生が言えば。
その前の劇のことを、「あの、指からなにかが生まれるやつだよ」とタキ先生が言い。
まあ、そうなんですけどね。そういうふうにね、実際書きましたよ、はい。
けど、なんすかその劇たち、すごうくおもしろそうですね。観たいわ。
さすが、先生方にかかるとわたしの劇もそんなふうに。参りました。
これからは酔っぱらいとしてリアル先輩の存在を忘れず、日々精進飲みますです! 御酢!
すみません先輩、きのう言いませんでしたが早口でいま言います、ジブン若い頃頭悪いのにナマイキなガキっこちゃんでしたんで、好きな映画は去年マリエンバートでした。反省してます。ケド二十年ぶりぐらいにそのタイトル聞きました。
酔っぱらい先輩の背中を見送りながら、っていうか帰れんのかなあと思った。
ちっとも帰ろうとしていない背中だったな、あれは。